サンドリーヌ裁判 の商品レビュー
図書館の本 どくよう 内容(「BOOK」データベースより) 大学教授の夫が大学教授の妻を殺害?殺されたとされる史学教授のサンドリーヌ、彼女はその誠実さで誰からも慕われていた。一方、夫の英米文学教授サミュエルは、自身の知識をひけらかし周囲をいつもみくだしていた。彼は無実を訴え、...
図書館の本 どくよう 内容(「BOOK」データベースより) 大学教授の夫が大学教授の妻を殺害?殺されたとされる史学教授のサンドリーヌ、彼女はその誠実さで誰からも慕われていた。一方、夫の英米文学教授サミュエルは、自身の知識をひけらかし周囲をいつもみくだしていた。彼は無実を訴え、証拠も状況証拠にすぎなかった。しかし町の人々の何気ない証言が、彼を不利な状況へと追い込んでゆく。やがて、公判で明らかになるサンドリーヌの「遺書」。書かれていたのはあまりに不可解な文章で…妻と夫の間に横たわる深く不可避な溝を、ミステリアスに描き出したサスペンス。 久しぶりのトマスHクック、安定の面白さ。 自殺か他殺か?という線ではない追い込み方が斬新なのかもしれません。 それにしてもサンドリーヌってそばにいたらいやな女かも。 でも男性にはもてるんだろうなぁと思うのね。 キャロラインもアレクサンドリアもなんかなぁ。 魅力的な女性が少ないのが残念でした。 Sandrine's case by Thomas H Cook
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退屈だった。ラストでなにかひっくり返るのかと期待してみたが、肩透かしに終わっただけ。 リアルタイムで進む公判の合間合間を、数多くの回想シーンが埋めていく。夫婦の物語がメインなのだろうが、この家族には共感も魅力も何も感じなかった。敢えて言えば不快感だろうか。そんなわけで、夫婦のド...
退屈だった。ラストでなにかひっくり返るのかと期待してみたが、肩透かしに終わっただけ。 リアルタイムで進む公判の合間合間を、数多くの回想シーンが埋めていく。夫婦の物語がメインなのだろうが、この家族には共感も魅力も何も感じなかった。敢えて言えば不快感だろうか。そんなわけで、夫婦のドラマも特に面白いと思えるわけもなく、歪んだ感情の行く末を見届けるために、かなりの忍耐を強いられたような。 ポケミスのクック作品は今まで面白かっただけに、この読後感はなにげにショックでした。
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