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異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 の商品レビュー

3.7

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    19

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2024/04/15

2冊目。 絵のことは全然分かりません。 千景と透磨が少しずつ近づいている様子を楽しみに読みます。

Posted byブクログ

2023/11/18

本編は、やはり挿絵がないのでイメージがしづらく、ふーんという感じで読んでしまうが、千景と透磨の関係が気になるので読んでしまう。祖父との約束で不本意に元カノと別れるはめになったから透磨は自分には冷たいのだと思う千景と、優しくしたら千景に辛い記憶を思い出させてしまうからと優しく接する...

本編は、やはり挿絵がないのでイメージがしづらく、ふーんという感じで読んでしまうが、千景と透磨の関係が気になるので読んでしまう。祖父との約束で不本意に元カノと別れるはめになったから透磨は自分には冷たいのだと思う千景と、優しくしたら千景に辛い記憶を思い出させてしまうからと優しく接することができない(と言いつつ冷たいとは自覚してない)透磨という、なんとなくお互いの思いが見えてきて、ちょっとスッキリ。目の毒の言葉の意味を覚えた。

Posted byブクログ

2023/09/05

今回は贋作師との対決。といっても、実際に相対する訳ではないけれでども。西ノ宮画廊さん以外にも同業者が出てきて、なんだか緊張感が走る。。千景の過去のことも少しずつ分かってきた。贋作を生業としている人がいる?望月先生のホームズシリーズに出てくる円生を思い出した。 今後、千景と透磨がど...

今回は贋作師との対決。といっても、実際に相対する訳ではないけれでども。西ノ宮画廊さん以外にも同業者が出てきて、なんだか緊張感が走る。。千景の過去のことも少しずつ分かってきた。贋作を生業としている人がいる?望月先生のホームズシリーズに出てくる円生を思い出した。 今後、千景と透磨がどうなっていくのか、気になる。

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2023/05/15

危険な絵の図像を読み解き,贋作事件を解決する。千景と透磨の屈折した関係と微妙な距離感。二人が肝心な所で協力しないため,危険な目にあうのが残念だ。

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2022/08/21

一作目ほどグイグイではなかったのですが、こちらも面白かったです。 こう言う作品もあるんだ、という発見やら、主人公たちの不器用の一言では片付け難い関係性もいいスパイスで。 主人公が卑屈すぎじゃない?と思えなくもないけどそれなりの過去を持ってるだけにその設定もすんなり入る。 2...

一作目ほどグイグイではなかったのですが、こちらも面白かったです。 こう言う作品もあるんだ、という発見やら、主人公たちの不器用の一言では片付け難い関係性もいいスパイスで。 主人公が卑屈すぎじゃない?と思えなくもないけどそれなりの過去を持ってるだけにその設定もすんなり入る。 2022.8.14 114

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2020/08/15

シリーズ二作目。絵画にまつわる謎と並行して、千景ちゃんと透磨の過去も少しずつ明らかになりつつ、距離感も変わっていく様子。ますます続きが気になる。間を開けると集中力がきれそうなので、すぐに予約した。 (…けど、現状コロナの影響で完全閉館中なので、続きはいつ読めることやら…) 千景...

シリーズ二作目。絵画にまつわる謎と並行して、千景ちゃんと透磨の過去も少しずつ明らかになりつつ、距離感も変わっていく様子。ますます続きが気になる。間を開けると集中力がきれそうなので、すぐに予約した。 (…けど、現状コロナの影響で完全閉館中なので、続きはいつ読めることやら…) 千景ちゃん目線で話が進んでいくのに、主軸の絵画ミステリについては読んでても全然繋がらない。(読解力の問題?) 書いていることはわかるんやけど、千景ちゃんや透磨が謎を切り崩している過程がさっぱりわからんのだ。笑 今回もわからんなりに読み進めて、結局は 「透磨が『まぼろしのブロンズィーノ』(と思われる作品)を隠し持っていたことが何故そこまで千景をかたくなにさせるの?」 と、いう一番肝心なところが見えなかったんやけど、217ページで透磨自身が解説してくれて 「ああ、そういう!」 と、やっと理解できた。 とにかく、ラストの透磨の 「どうして統治郎の頼みを引き受けたのか」 と、いう、千景と透磨の関係性の一番のキモ部分について告白するシーンは 「二作目でそこクリアにするん!? ええけど!」 と、思って読み進めたら 「そ、そっちに行くの~~~」 などと肩を落とすオチになった。がっくり。笑 この二人がイチャイチャすればいいわけではまったくないけど(最早想像もできひん)、いくらなんでもひねくれすぎやしませんかね。これも過去が明らかになったらまた変わってくるの? ふたりのキャラがあんまりにもややこしくて、そこだけが馴染めないんやけど、今回ちょこちょこ千景ちゃんの心境をモノローグで読ませてもらえると 「ああ…。こう、不器用やねんな…」 と、思えるところもある。なので、それなりに、続きが気になるねんな…。 透磨も彰としゃべってるときはわりとわかりやすいねんけどなー…。 今回は千景ちゃんのスタンドプレイが目立ったので、キューブとしての活動は控えめやったけど、それでもやっぱり面白かった。 伏線の張り方が丁寧やねんな~。ほんまに、それぞれがそれぞれの思惑で行動するところとか、cocのシナリオみたい。 図像という、目に見えない(見えてるんやけど)悪魔と対峙するというところも、cocぽいのよね。 そういえば、日本画に図像はないのかしら…? ■■■■ ■カルトン 画用紙や木炭紙を固定するための土台に使用される画板 ■コンテンポラリー 現代の,今日的なという意味で,パーマネント (permanent=永久の) に対することば。芸術の分野で使われていた表現で,ファッションでは現代的な衣服の総称。たとえば,上着丈が短く,細身で丸みのある肩線のスタイルや,一つボタンのジャケットなど。専門的な職業をもって経済的に自立し,ファッション感覚の優れた都会的な女性が身に着ける服装をさす。 ■曳航(えいこう) 船が、他の船をひいて航行すること。

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2020/02/09

「死神のアトリエビュート」 一つだけコンセプトから外れた。 死に対する絵画は多いのかもしれないが、直接的な表現をしないからこそ目利きの者に確かめてもらうしか方法がないのだろうな。 「遺された絵と遺されなかった絵」 燃え残った絵画だった物と自死。 無名でも簡単に稼ぐ方法というのは...

「死神のアトリエビュート」 一つだけコンセプトから外れた。 死に対する絵画は多いのかもしれないが、直接的な表現をしないからこそ目利きの者に確かめてもらうしか方法がないのだろうな。 「遺された絵と遺されなかった絵」 燃え残った絵画だった物と自死。 無名でも簡単に稼ぐ方法というのは、やはり過去の画家が書いた有名な作品たちを真似し売る事なのだろうが自分自身が絵を描く者ならばプライド的にどうなのだろう。 「脅迫者」 人通りの多い道で痛みを覚えた。 普通の人ならば傷や被害の大小関係なく警察に連絡するか近くの交番に駆け込むだろうが、彼女は自分が狙われる理由が分かるからこそ放置したのだろうか。 「ダンス・マカブルの饗宴」 彼女の描いた贋作を出品したら。 彼は師でありながら他にも関係があったのは確かだが、占いの際に語った事が本当であれば彼が絵を傷付けた訳では無いが関わりはありそうだな。 「欺瞞の構図」 赤を剥がし終えた後に見えた絵。 彼女はいつから容疑者の一人として疑っていたのか分からないが、女性だからこそ塗料で無いものが塗り付けられたと分かったのかもしれないな。 「贋作師と真実の絵」 彼女が一人知っていた真実とは。 画家として一生を捧げる覚悟をしていた彼女は、知らぬ間に贋作を描いていたと知った時のショックは色々な意味で大きく悲しいものだったろうな。

Posted byブクログ

2019/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2冊目も主人公カップルが一向に進展せず、ムズキュンでした。 けど、“透磨の元カノ”なる人物が現れて、二人の間をいろいろかき回し、結果彼女が真犯人(と言っていいのかわからないけど)だったとは。 1冊目でも思ったけど、問題となる絵には図解がほしい。 美術や美術史には疎いので、「ブロンズィーノの愛の寓意」と聞いてもパッと思い浮かばず。 ググったらあー!と思ったけど、写真でもあれば良いのに。 今回の話のキーになっている「死の舞踏らしき絵」も、文章から絵の造形を想像するのはなかなかに難しいので、挿絵がほしいところ。 しかし、その絵の凄みを読者に伝えられる実力のあるイラストレーターはそう簡単には見つからないだろうし、難しいかな。 そして二人の仲の進展を妨げている”誘拐事件の真相”も気になる。 どこかの巻でその辺の話が大きく進むような気もするけど。 とりあえず3冊目も借りてきたので早速読もう。

Posted byブクログ

2018/10/12

絵に関わる謎解きも面白かったが、千景と幼馴染みの透磨の関係が少しずつ変わっていくのがなんとも好ましい。次回作が楽しみ。

Posted byブクログ

2018/10/12

しっかり考察されている本なんだろうなとは思ったのですが、なにはともあれ、シリーズ2作目だったw もちろん、前提の説明は巻頭の登場人物紹介だけでなく、話中でも行われているのですが、やっぱりね…登場人物に感情移入しづらくて。 結局飛ばし読みしてしまいました。 残念。

Posted byブクログ