ブラックアジア インドネシア辺境編 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インドネシア編となっているが実態はシンガポール編でもある。女を買いに来る客の大半はシンガポーリアンである。シンガポールからフェリーで2時間以内の島にその村はある。インドネシアはイスラムの国であり、性を売る女は排除され普通の村には住めない。しかし、金持ちのシンガポールから性を買う男がやってくる。島はその金で潤ってもいる。経済の矛盾がこのような村を作っているのだ。鈴木傾城の本を何冊か読んだがセックスワーカーに対する目線は優しい。彼は書いている、この世界に溺れる男もまた孤独の世界に溺れている。
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