幕が上がる の商品レビュー
高校生が部活に全力で打ち込む青春小説。とても良かった。地方の地区大会で負け続ける演劇部が、全国大会を目指して奮闘する。口語体で語られるト書きが新鮮で、よく雰囲気を出している。彼女たちの興奮に巻き込まれて、一気に読んでしまった。
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高校演劇経験してたからなんかこうキラキラしかなくてほんまにそんなんで全国行けるの?ってなってしまった。 弱小高校のゆる〜い雰囲気がでてて、いややなーってなったり、逆に強豪校が詰めて詰めてがんばるって姿もなくて、ただ単に演劇が好きってだけで全国行けるの? 絶対演劇やっててめっちゃ嫌...
高校演劇経験してたからなんかこうキラキラしかなくてほんまにそんなんで全国行けるの?ってなってしまった。 弱小高校のゆる〜い雰囲気がでてて、いややなーってなったり、逆に強豪校が詰めて詰めてがんばるって姿もなくて、ただ単に演劇が好きってだけで全国行けるの? 絶対演劇やっててめっちゃ嫌いになるときあると思うけどそれはないの?ってなっちゃった。 こういうキラキラした高校演劇生活経験してないから憧れも入ってるかもやけど、若い子向けの話だな〜ってなった。
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定年間近のこの歳になっても、青春を描いた本を読むのは楽しいです。 もしかしたらこの本は学校の演劇部員にとってはバイブル的なものかな?著者もそこは意識して書いたのではないでしょうか。所々に「ここはこうした方がいいよ」とか「ここにも注意した方がいいね」とか、読者に丁寧にアドバイス...
定年間近のこの歳になっても、青春を描いた本を読むのは楽しいです。 もしかしたらこの本は学校の演劇部員にとってはバイブル的なものかな?著者もそこは意識して書いたのではないでしょうか。所々に「ここはこうした方がいいよ」とか「ここにも注意した方がいいね」とか、読者に丁寧にアドバイスしてくれているような場面が数多く散りばめられているのは演劇に疎い私でも感じました。 以前に読んだ、佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」が中高の陸上部員の間で広く読まれた(たぶん)のと同じように、プロ・アマ問わず演劇の世界で頑張ろうと考えている中高生にとってはうってつけの一冊だと思います。 もちろん、演劇に興味がない人にとっても珠玉の青春小説であることに変わりはありません。 ※追記:読み終えてから平田オリザさんのことを調べてみたら、女性作家さんとばかり思い描いてましたが、なんと男性でした。そしてやはり本職?は劇作家、演出家となってました。こちらは納得!です。
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演劇部に入っている身からして、本当にリアルに書かれたお話だとは思うのですが、やっぱり優秀な顧問の先生が来ないと始まらないと思わされました。(そこもリアルではあるけれど) けれど、全国目指して頑張る演劇部のみんなは、とてもキラキラしていて、やっぱり高校演劇って青春!! 藤ヶ丘高校演...
演劇部に入っている身からして、本当にリアルに書かれたお話だとは思うのですが、やっぱり優秀な顧問の先生が来ないと始まらないと思わされました。(そこもリアルではあるけれど) けれど、全国目指して頑張る演劇部のみんなは、とてもキラキラしていて、やっぱり高校演劇って青春!! 藤ヶ丘高校演劇部のみんな、国立行けたらいいな…。
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とても良かった…!良い青春小説はいつまでも読んでいたく、読み終わってしまうのが寂しいですね 高校演劇がテーマの本作は、分かりやすく熱い!だとか心揺さぶられる!といった要素はどちらかというと薄く、 どちらかというと淡々とした雰囲気で進む作品でしたが、 劇中で公演を作っていく中で、現...
とても良かった…!良い青春小説はいつまでも読んでいたく、読み終わってしまうのが寂しいですね 高校演劇がテーマの本作は、分かりやすく熱い!だとか心揺さぶられる!といった要素はどちらかというと薄く、 どちらかというと淡々とした雰囲気で進む作品でしたが、 劇中で公演を作っていく中で、現在の自分たちに、分からないなりに向き合っていく様子が眩しい 周りから少しずつ大きな影響を受けて完成した演目が上演されるシーンは 自分でもよく分からない涙が溢れた
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読み終わった後、爽快感を感じた。学生だからこそできること、逆に学生のときにしかできないことがある。「演劇は楽しいけれど、でも、それを突き詰めていくと周りの人を不幸にすることがたくさんある」「なにかに一生懸命になったりとか、好きな人とかができると、他のことにも優しくなれるってことじ...
読み終わった後、爽快感を感じた。学生だからこそできること、逆に学生のときにしかできないことがある。「演劇は楽しいけれど、でも、それを突き詰めていくと周りの人を不幸にすることがたくさんある」「なにかに一生懸命になったりとか、好きな人とかができると、他のことにも優しくなれるってことじゃないかな」の台詞が刺さった。演劇を通して、様々な人と出会いながら、成長していくヒロインにも感動した。
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高校生たちの演劇にのめり込む日々。友達や進路に悩みつつも。演劇っておもしろい。演劇ものもおもしろい。
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演劇に多少なりとも感じるものがある人には、いい作品なんだと思う。微細なところにまで気を張って、そうやって作り上げるというのは尊敬。でも、演劇わからないから、かなりのところで取り残されてしまった。
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随分長く読了に費やしたので細かい描写は忘れてしまっているが、全体を通して主人公の目線から描写されている。メインテーマは学生時代の演劇だが、道中の人の感情だったり行動だったりが細かく描かれていた。そして私は、つながっていてもいつも一人だ。でも、宇宙から見ればみんな一緒だ。この一言が刺さった。
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演劇部の高校生を題材にしたお話。大した成績を出せなかった高校の演劇部が大きく生まれ変わっていく。県大会を突破する際の舞台の描写、演じる高校生たちの描写が鳥肌ものだ。大きく変わる瞬間を見事に描写している。 主人公の一人称の語りが今一つ興ざめだったので、星一つ減。
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