いちばん近くて遠い の商品レビュー
ままならない男と女。 正直に生きれば生きるほど、堕ちていく。 帯の紹介は、こんな感じ。 多少、ねちっこいと思うところはあるけれど、先が気になって優先的にに読んでしまう、昼メロ的中毒性がありますね。 三組のカップル+一人のバリキャリ50代美貌起業家女性が、絡み合う恋心と身体。 一組...
ままならない男と女。 正直に生きれば生きるほど、堕ちていく。 帯の紹介は、こんな感じ。 多少、ねちっこいと思うところはあるけれど、先が気になって優先的にに読んでしまう、昼メロ的中毒性がありますね。 三組のカップル+一人のバリキャリ50代美貌起業家女性が、絡み合う恋心と身体。 一組目は、長い交際の末にようやく婚約にたどり着いた若いカップル。女性は、真面目で仕事も頑張るんだけど、なぜか彼以外の優しさを必要としてしまう。 次は、結婚8年、子供はまだいない。ご主人は奥様大好き、妻は不安定な夫婦。ご主人に充分愛されても、若い頃の元彼の奔放さに振り回される妻。 そして、バリバリの不動産マンから子供の交通事故死から離婚となった、たぶんまだ愛が残る二人。 若いカップルの男の子にバリキャリが手を出して、二人の女子が不動産屋の男子が気になって、 等々。 フィアンセがありながら、歳上の男に恋する女。 優しい夫に守られながら、昔の男を切れない女。 仕事を餌に、好きな男の息子を堕とす女。 なかなかの冒険作。雑誌THE21文蔵というビジネスウーマン向の連載小説だったようです。 ラストは、このままだと女性起業家一人勝ちに近い感じ。でも、まだ、この絡みとビジネスは続きますよ〜。どうなるでしょうねと、お洒落に煽る。
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幸せな結婚、幸せな人生を送るためには「ささやかな出来事のひとつ、ひとつに、大きく喜ぶことのできる才能を育むこと」218 お花はね、誰かのためではなくて、まず自分のために咲くのよ。
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終わり方なんだこれってなった…。 気になってた作家だったけど、予想外にご年配でびっくりした。 登場人物は、恋人が居るのに、すぐ人を好きになって関係を持ちたいと思ったりと理解できない人ばかり。人物同士がつながってる意味もあまりなかったし。
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2016/05/27読了 「彼と同じ未来を見ていたはずなのに。彼女には僕の知らない別の顔がある」 連作短編集。ままならぬ想いを抱いている人たちのお話。登場人物多いのにみんながみんな似たり寄ったりアレでアレだからもうアレ。この作品の核はどれ?小手鞠さん初めて読んだけど再読はないと思...
2016/05/27読了 「彼と同じ未来を見ていたはずなのに。彼女には僕の知らない別の顔がある」 連作短編集。ままならぬ想いを抱いている人たちのお話。登場人物多いのにみんながみんな似たり寄ったりアレでアレだからもうアレ。この作品の核はどれ?小手鞠さん初めて読んだけど再読はないと思われる。
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文章が綺麗で読みやすかった。 日常の合間に、長文の「」が入るのが新鮮だった。面白い。 幸平が過去に舞子と浮気しているような気がした(文章にはなかったけど何となく) 面白かっただけに、ラストが急展開で吃驚した。
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なんだかダークな気分になった。埋められない空白を補填しなければならない人間はどこまでも行けるしどこへも行けないんだろうなと思った。
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求め、拒み、奪い、じらされ、謀り、惑う。 複雑に絡み合う複数の男女それぞれの視線。 すごく面白かったけど最後がとっちらかった印象。 全ての糸を操るのは絹代?と思ったけど そこをぼやかしたままなのがモヤモヤ。 【図書館・初読・2/12読了】
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複雑に絡み合った登場人物の関係。男だけではなくて女も同時に複数の人を愛することができるし、利用することもできる。 まあ、そうなんだろうけど。 こんな世界に自分も属してるかと思うと怖いと思うけど、逆にドップリと浸ってみたい気もする。 利用される側よりは利用してやる!
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