ふたりのねこ の商品レビュー
ねことニャンコは、いっときたしかに家族だったと思う。また再会できたらいいね… 子猫のねこは人から捨てられ人にいじめられ、人の残酷さをよく知ってる。ねこを引き取った人からたくさん愛情を受けて、悪い人ばかりじゃないかもな、って実感できたら、優しい世界を知れたらいいなあ。
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ヒグチユウコさんの絵はかわいい訳じゃないけど、味わい深く、「ふたりのねこ」が愛おしく感じる。お話は自分が思わないところにたどり着いた。切ないけれどあたたかい。
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公園で出会った二人の猫。 ヒグチユウコさんの精緻な絵で描かれる切ない愛のお話。 可愛らしい女の子猫の顔を繊細に描いたイラストだけでも見ごたえがありますが、黒いワンピースを着ている。 これが「ねこ」と名乗った本物の猫。 「ニャンコ」と名乗るのは、ぼっちゃんとはぐれてしまった、ぬい...
公園で出会った二人の猫。 ヒグチユウコさんの精緻な絵で描かれる切ない愛のお話。 可愛らしい女の子猫の顔を繊細に描いたイラストだけでも見ごたえがありますが、黒いワンピースを着ている。 これが「ねこ」と名乗った本物の猫。 「ニャンコ」と名乗るのは、ぼっちゃんとはぐれてしまった、ぬいぐるみ。 ぼっちゃんとはずっと一緒で、とても仲良しで、どうしてはぐれてしまったのかわからない 「ねこ」は人間なんて信用できないと思っているのだが、一緒に家を探してあげようとします。 「ねこ」のほうは捨てられてしまった子なのね。 ぬいぐるみのニャンコが、もしかしたら捨てられたのかもと思うのがかわいそうで、この絵だけに、胸をえぐられます。 「ねこ」との絆が出来ていきますが… 危機に直面して。 一応は、ハッピーエンド。希望はかなりあるけど、全てはっきりしたわけじゃない。 唐突な別れに、切ない思いをするニャンコ。 こちらも涙、涙… きっと、元気になったよね? 幸せだよね…?
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うわぁ~、なんて切ないラストなの……。 こねことニャンコは、確かに家族だった。たとえもう二度と会えないのだとしても。 こねこが幸せに暮らしているといいなあ。
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ニャンコが健気で可愛くて、やさしいねことの関係が温かい。 ぼっちゃんを探すニャンコ、実は、私もだめだろうなーと思ってた。 ねこと家族になるんだよねって。 だから、あのラストには、思わず切なくて涙がじんわり。 うううう。 ふたりとも、大好きだよ。
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circusにて。 部屋でひとりで読んでたら号泣してたと思う。 自分の中に嫌な感情がでてきたらこれを読もうと思ったほど、人を思う気持ちが詰まった絵本。
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ニャンコのぬいぐるみが欲しくなる。 だけれど、彼の主人はどこまでいっても「ぼっちゃん」一人なんだろう。 あからさまなグロテクスさに惹かれて手に取り始めたはずが、どんどん可愛さにはまっていってしまっている。早く続刊も読みたい。
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ヒグチユウコさんの絵本には 毎回ホロリとします( ・ ・̥ ) 野良のねこちゃん しあわせに暮らせているといいな、、
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はじめて絵本に苦しいほど心をぎゅっと締め付けられた。つらいときに寄り添ってくれるだれかのことを、人間でなく迷い猫とぬいぐるみを主人公にして、こんなに綺麗に描けることに、驚く。
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