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猿の部長 の商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

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2024/02/24

ある有名企業の店長や管理監督者が集まる研修で実施したアンケートで、半数以上の方がこの本を読んだ感想を書いていたので、タイトルの不思議さもあり、気になったので読んでみました。 マーケティングの考え方が具体例を用いて書かれていて、とても勉強になりました。とはいっても小難しい話ばかりで...

ある有名企業の店長や管理監督者が集まる研修で実施したアンケートで、半数以上の方がこの本を読んだ感想を書いていたので、タイトルの不思議さもあり、気になったので読んでみました。 マーケティングの考え方が具体例を用いて書かれていて、とても勉強になりました。とはいっても小難しい話ばかりではなく、ストーリー展開もきちんとあるので、おもしろくて一気に読み進められました。続編あったりするのかなぁ(笑)

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2023/08/16

『様々な視点のマーケティング』 ・市場規模、ニッチ市場を見定めて競合脱却 ・実行に移すまでのスピードをあげてチャンスを逃さない ・トライアンドエラーを繰り返す サルが社会を牛耳る世界へワープ?した主人公が、マーケティングを武器にサル社会で活躍する意外なストーリー。だが勉強にはなる

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2023/02/09

ある日、猿ヶ島で行われた祭礼を機に異世界へ。 そこでは、部長職以上は全て猿という世界。 それ以外は普段と変わらない。 そんな世界に送り込まれた主人公の任務はある企業を1年以内に10億円の利益を生み出すこと。 様々なマーケティング手法を用いて、各事業部の問題点を洗い出し、...

ある日、猿ヶ島で行われた祭礼を機に異世界へ。 そこでは、部長職以上は全て猿という世界。 それ以外は普段と変わらない。 そんな世界に送り込まれた主人公の任務はある企業を1年以内に10億円の利益を生み出すこと。 様々なマーケティング手法を用いて、各事業部の問題点を洗い出し、改善してゆく。 マーケティングはあくまでも手法であり、それを使うのは人間で、組織を作るのも人間。 マーケティングを効果的に発揮させるために最も重要なことは... 仰る通りな内容でした。 作中で風刺される前時代的な日本企業の在り方が痛々しい。

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2021/05/20

冒頭からの奇天烈な設定に半信半疑で読み進めたが、想定外の展開で小説としても楽しめた。 マーケティングについては素人のため、色々な業界をケーススタディによく知られる分析手法を確認できたため手軽なビジネス書としてもお得感のある一冊だった。

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2023/10/27

物語形式のビジネス書と見せかけて、SFとしてめちゃめちゃ面白い - 竹内 謙礼 青木 寿幸「猿の部長 マーケティング戦略で世界を征服せよ!」 ★★★★☆ 小説形式のビジネス書ってありますよね。映像でいうと、免許更新の時にみる事故の物語のことね。 本作は、根本的にはマーケティング...

物語形式のビジネス書と見せかけて、SFとしてめちゃめちゃ面白い - 竹内 謙礼 青木 寿幸「猿の部長 マーケティング戦略で世界を征服せよ!」 ★★★★☆ 小説形式のビジネス書ってありますよね。映像でいうと、免許更新の時にみる事故の物語のことね。 本作は、根本的にはマーケティングを物語形式で説明するビジネス書です。しかし、面白い!SFとして面白い!マーケティングの部分をやんわりに改編すれば映画化もできるんじゃないかくらい面白い。 ビジネス書としてもマーケティングの面白さが存分にわかる内容となっており、マーケティング部に配属された新人さんとか、就活中の大学生がみると楽しさが感じられて良いと思います。 題名からわかるように、「猿の惑星」から作られたお話になります。「猿の惑星」をオマージュしているので自由の女神的なアレもあります。いやまぢでヤられたわ。ここだけなら「このミス」にもだせるぞ!(まぁ「猿の惑星」感が強すぎて出せないけどね)

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2018/05/05

文庫本サイズのビジネス書は、通勤時間に読めるので良い。まず、部長以上はすべて猿。異次元に迷いこんで、利益10億を達成し、元の世界に戻れるかという設定が面白い。

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2017/11/28

名SF映画「猿の惑星」をオマージュした、一見マーケティング入門書の作品。 しかし、自社と顧客たる他者を冷徹に分析し、組織を効率的に方向づけし、最短距離で成果を得るマーケティングという重要なビジネススキルを学ばせてくれる。 教科書的なビジネス本も否定しないが、マンガ風にも関わらず...

名SF映画「猿の惑星」をオマージュした、一見マーケティング入門書の作品。 しかし、自社と顧客たる他者を冷徹に分析し、組織を効率的に方向づけし、最短距離で成果を得るマーケティングという重要なビジネススキルを学ばせてくれる。 教科書的なビジネス本も否定しないが、マンガ風にも関わらず、実は著者の実体験に裏付けされた本作品もいいと思う。 マーケティングのスタートは、先ず、自社(自分)の得手・不得手を見極める事が重要であると言うことを改めて学ばせてくれる。

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2017/08/30

マーケティング戦略で世界を征服せよ! 部長以上が猿というフィクションの世界で、アメリカでMBAを取得したコンサルタントが企業がかかえる課題をマーケティング手法を活用して解決していく。 3C分析、SWOT分析、ポジショニングなど、様々フレームワークは普段活用している手法であるが...

マーケティング戦略で世界を征服せよ! 部長以上が猿というフィクションの世界で、アメリカでMBAを取得したコンサルタントが企業がかかえる課題をマーケティング手法を活用して解決していく。 3C分析、SWOT分析、ポジショニングなど、様々フレームワークは普段活用している手法であるが、小説の中で実践的に活用していく方法は、参考になる。 競争戦略を考えていく上で必要な事であるが、忘れがちであるので、改めマーケティング理論を勉強する良い機会となった。 市場に適した戦略スタイル 市場の予測 難 市場小 商品とサービスの組み合わせを試してうる 易 小 儲かるポジショニングを探して差別化する。 難 大 他の会社と協業して新規事業を立ち上げる 易 大 コストリーダーで業界の1位を目指す

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2016/11/13

シリーズ第三作 徐々に小説としての質が上がってきています。 というより、マーケティング事例は小説にしやすいのかもしれません。 マーケティング戦略と同時に組織戦略(組織風土)にも言及しているのがいいです。 マーケティング戦略 SWOT分析、3C分析、セグメント分析、ターゲット選...

シリーズ第三作 徐々に小説としての質が上がってきています。 というより、マーケティング事例は小説にしやすいのかもしれません。 マーケティング戦略と同時に組織戦略(組織風土)にも言及しているのがいいです。 マーケティング戦略 SWOT分析、3C分析、セグメント分析、ターゲット選定、ポジショニング、4P計画 組織戦略と組織風土 持続的な実行力と検証力 が有機的に結び付いてはじめて効果的に作用します。ビジネスが競争である以上、まわりがまだ手ぬるい内に勝負をしなければなりません。 猿ヶ島の猿がこちらの世界に来るまでにね(笑)

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2016/09/14

パラレルワールド。 猿の惑星に行ったのではなく、どういうわけか 経済的な知能を持った猿が、大きな企業では部長以上になっている。 そこに、紛れ込んでしまったマーケティングのプロフェッショナル滝川。 ちょっと、ホストクラブ風で、昭和っぽい。 シャツのボタンを外して、金のネックレス。 ...

パラレルワールド。 猿の惑星に行ったのではなく、どういうわけか 経済的な知能を持った猿が、大きな企業では部長以上になっている。 そこに、紛れ込んでしまったマーケティングのプロフェッショナル滝川。 ちょっと、ホストクラブ風で、昭和っぽい。 シャツのボタンを外して、金のネックレス。 しかし、凄腕のマーケッターというふれこみ。 五つの事業を立て直す。 不動産業、美容室チェーン、マットレス、キッチン雑貨、 そして スイーツ。目標利益は 10億とする。 マーケティング理論の基本を徹底して確認していく。 これが、私にとっては、大変 ためになった。 猿でもわかる マーケティング理論。 めずらしい理論ではなく、言い古されたマーケティング理論を、 組み合わせて、事業を再生する。 問題は ニンゲンのモチベーションが低いことで、 猿が、リーダーシップを発揮する。 不思議なことに、各事業部の 猿の部長は存在するが、 ニンゲンは 滝川と社長秘書の黒河だけというシンプルさ。 市場のセグメンテーション、ポジショニング。 コストリーダー、差別化、集中化。 価格競争して 勝てるか?という質問が重要なんですね。 キリンのクビが なぜ長いか?『クビが長いって、ギャグでしょ』 クチコミは、運任せではだめで、戦略がいる。 美容室のアプローチは、組織変革と モノではなくコトに焦点をすえる。 選ばれた人しかこないようにする。『スイッチングコスト』がポイント。 店の回転率をあげることが 美容室の利益を上げる。 ふーむ。『子供の髪を切る』教室ねぇ。 機能よりも、かわいいキッチン雑貨。 SWOT分析とTOWS分析。→自分の都合のいいようにマトリックス。 日ごろ、なぜか、SWOT分析が好きじゃなかった。 現状知るにはいいけど、戦略ならないと思っていたが、すっきりした。 ふーむ。100円ショップでも売ってそうな感じだが。 『料理教室』との連携。商品とサービスの結合。 料理は 好きでやっている人は少ない。 マットレスの猿部長は 意外と手強い。 マットレスはなんのためにうるのか? 眠りのコンサルティングができないだろうかと発展させる。 目に見えない付加価値を。 体験しなければ、理解出来ない。 マーケティングは手段であって、答ではない。(納得!) 買ってくれるお客を捜すこと。 お客様の発見。お客様実証。お客開拓。そして、組織構築。 『昭和っぽい』というのが 琴線ですね。 ゴルファー猿なんかが でてきちゃう。 コアコンピタンス とは コアラのコンビダンス。 『売れるものは、何やっても売れる。』 でも、そういう商品は 少なくなったのだ。 パラレルワールドがなぜできたのか? というのは、ウイルス、そして、それの効果。 『あまり深く考えない』ニンゲンがなぜできたのか? ふーむ。中国を想起させる。 猿が部長の方が、ニンゲンのバカさ加減を証明出来る。 でも、日本みたいに 400メートルリレーで、ちゃんとアメリカに勝てるのだから 協力する能力はあるかもしれない。 イヤー。おもしろかった。 しかし、お客様は猿ではなく ニンゲン。 猿が リーダーシップとって 果たして ニンゲンに売ることができるのか? まぁ。猿のリーダーシップで できちゃう物語だから、 リーダーがわかれば、なんでも解決出来るという 観念論に落込んでいる。

Posted byブクログ