まばたき の商品レビュー

穂村弘(著者),酒井駒子

2018/02/08

まばたきした瞬間のかけがえのない世界を描いている絵本かと思いきや、違った。半分当たっているようで半分外れていたみたい。角砂糖がとけ、時計がうごき、みつあみが、、、？

2017/07/10

本をめくる瞬間が瞬きしているようだった
「みつあみちゃん」は あっという間に年取っちゃうよーってことかな
一瞬一瞬を大切に生きねば

2016/03/11

さすが。このサイズで見る酒井駒子の絵は強かった。そんで、みんな怖いって言ってて、ん？怖い？ あー怖いよね。うん。ほんっと怖いの。でも素敵だった。

2016/01/16

酒井駒子さんの絵が美しい。蝶が飛び立つ瞬間、鳩時計が鳴り出す瞬間、猫が獲物に飛びかかる瞬間、角砂糖が紅茶に沈む瞬間、そして少女が変化する瞬間…。ほぼ同じ構図を２回続けることで静けさが増し、次のページで何が起こるのかという不安と期待が高められる。静と動との緊張感ある対比がいい。

2015/07/08

プレゼントで頂いた絵本。
酒井駒子さんの絵が好きなので、開けた瞬間テンションが上がったのだけど、読んでみてとても静かな気持ちに。
ほとんど文がない絵本で、深くて少し怖くて、とても味わい深い。

まばたきしている瞬間を切り取ってつなげたら、果たしてどんな映像が出来上がるのだろうと考えた。
一瞬のまばたきの間に「あれ？見逃した？」ということは実際たまにあって、取るに足らないように思えるほんの一瞬の隙に何かが動くこともあるのだと思う。

光陰矢のごとし。
ではないけれど、年月も振り返ってみたらほんの一瞬のことなのかもしれない。
折に触れて開きたい絵本。

2015/05/10

一生分の長さをヨウカンに見立てたとして。

（一日分だけ切り分けて。）
と、言われたら
一体どれくらい切ればいいのだろう。

時間の尺度の無いこの世界で
ヨウカン一本渡され
途方に暮れてしまいそうな絵本だ。

2015/02/15

図書館の新着棚で目にしたとき、表紙がこわくて、子どもは手にとらないだろうなぁ、と思った。
いつかの新聞で、瞬間をとらえた新刊だと紹介されていて気になり、借りた。

蝶がひらめく、鳩時計の鳩が顔を出す、猫がねずみを捕らえる、角砂糖がとける……一瞬をとらえた絵本。

たったいま、この一瞬がかけがえのないものだなぁ、と、じんわり感じたころの、あの最期。
一瞬が積み重なってたしかに時を刻んでいくこと、恐怖と不思議。
子どもが絵本架で何となく手にとったら、こわいでしょう。
YA以上対象の絵本なのではなかろうか。

2015/01/05

オチがすごい。
だけどそれは必要だったのかな。
私はこのまま静かに終わってもよかった気がする。

読み聞かせする本としては…。
とても静かにすすみます。セリフもありません。
じっと見てもらう本なのです。
最後のインパクトは強いので、わあってなるかもしれないですが、そこまで耐えられるかどうか。

2015/01/03

穂村弘けっこう好きだし駒子さんすきだから
手に取るに決まってる絵本

でもこれはひどい＞＜
びっくりした
これはひどい（笑）

2015/01/05

穂村弘×酒井駒子ならではの、快い丁々発止。
大人が読めばどきっとさせられあるいははっとさせられ、いろいろと感じ入る作品。
こどもがみても「訳わかんない」か「キモい」「こわい」でトラウマ絵本の棚に直行だと思うけど。