言葉屋 の商品レビュー
言葉屋という、責任の重い仕事を担うおばあちゃんがいて、5年生ながら、修行をする決意をする詠子ちゃん。 言葉をテーマにした物語を紡ぐことは、作者の言葉への責任のようなものまで感じられて、美しい言葉の選び方にうっとりしながら、清々しい気持ちで読み進めました。
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Kindleで読み放題対象だったので読んでみたが、割と面白かった。こんな小学生時代あったなあ…とか、こんな子いたなあ…と思いながら読んだ。 言葉を伝える、声に出す、ということの大切さと尊さをベースに、ちょっと不思議な言葉屋を経営しているおばあさんのノウハウと、それらを元に主人公が...
Kindleで読み放題対象だったので読んでみたが、割と面白かった。こんな小学生時代あったなあ…とか、こんな子いたなあ…と思いながら読んだ。 言葉を伝える、声に出す、ということの大切さと尊さをベースに、ちょっと不思議な言葉屋を経営しているおばあさんのノウハウと、それらを元に主人公が日々成長していくところが、甘酸っぱく、かわいい。 イラストも素敵だった。
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イラスト同様、とんでもない事件は起こらないけど、小さくて丁寧でかわいいお話。 小学生くらいの女子が見つけられれば、きっとお気に入りの本になるのでは?という気がする。 うん、好きだな。
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主人公詠子のおばあちゃんの営む言葉屋は、言葉を口に勇気(言珠)と口にしない勇気(言箱)を扱うお店。 小学5年生の詠子の透明感のある素直な想いや行いを読んで、優しい気持ちになれる素敵な本。 桐谷くんとの貸本文通がとてもよかった。 これからの2人はどうなっていくのかな。 2巻も読...
主人公詠子のおばあちゃんの営む言葉屋は、言葉を口に勇気(言珠)と口にしない勇気(言箱)を扱うお店。 小学5年生の詠子の透明感のある素直な想いや行いを読んで、優しい気持ちになれる素敵な本。 桐谷くんとの貸本文通がとてもよかった。 これからの2人はどうなっていくのかな。 2巻も読みたい。
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気持ちの描写がとても丁寧。 「オシャレ戦争」と「一言惚れにご用心」のストーリーが 特に好きでした。 読おじさんの優しい口調にときめいた。 挿絵も女の子が好きそうな感じ。
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・ある一人の日常を書いた、楽しくて、でもどこかさみしい本です。もし自分がその子だったらどうするか、考えながら読めます。
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5年生の古都村詠子(ことむらえいこ)は、大人しくて、本好きな女の子。クラスでは元気な女の子しぃちゃん(椎名)と一緒にいる。一見、全く違う2人だけど、快活で、男子にも誰にも何でも言えちゃう様に見えるしぃちゃんにも、言えない悩みがある。 詠子のおばあちゃんは、小さな雑貨屋さんをやっ...
5年生の古都村詠子(ことむらえいこ)は、大人しくて、本好きな女の子。クラスでは元気な女の子しぃちゃん(椎名)と一緒にいる。一見、全く違う2人だけど、快活で、男子にも誰にも何でも言えちゃう様に見えるしぃちゃんにも、言えない悩みがある。 詠子のおばあちゃんは、小さな雑貨屋さんをやっている。でも雑貨屋だけではなく、本当は「言葉屋」さんでもある。 小さい頃から、言葉屋の仕事については、何となく聞いてはいけない雰囲気だから、詠子はおばあちゃんにどんな仕事かは聞けなかった。 けれど、友達のしぃちゃんのが、言えない気持ちを抱え込んでいるのを感じて、おばあちゃんの言葉屋の仕事でしぃちゃんを助けられないかと思う。
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2016.12.3市立図書館 小学校5年生の詠子が主人公。「言葉屋(兼雑貨屋)」を営む祖母の薫陶を受け、心に思うことが必ず伝えられるおまじないのような「言珠」づくりの修行をしつつ、雑貨店へのお客さんやおじ、級友たちとの交流を通して、言葉を口にする勇気、口にしない勇気について考えて...
2016.12.3市立図書館 小学校5年生の詠子が主人公。「言葉屋(兼雑貨屋)」を営む祖母の薫陶を受け、心に思うことが必ず伝えられるおまじないのような「言珠」づくりの修行をしつつ、雑貨店へのお客さんやおじ、級友たちとの交流を通して、言葉を口にする勇気、口にしない勇気について考えていく、あたたかく味わいのある物語。もとは小学生新聞に連載された作品だけあって、こどもにとって身近な話題、いまどきのこどもらしい言葉遣いで読みやすい。でも、ちょっと引っ込み思案でういういしい主人公のキャラにふさわしく文体も描写もていねいで、謎解きの要素もあり、4つのエピソードのどれもわくわくしながら楽しく読みつつ、思慮深い主人公とともにあれこれ考え、応援したくなる。 中学生の長女はあっというまに読み終えておもしろかったといってくれた。長女も主人公に似たタイプだからさもありなん。できれば小6の次女に今読んでほしい。続刊も気になる。 →4巻新刊を機に4冊大人買い。
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私が小学生だったなら、きっとそのまま信じたはず。言葉のチョイスとエピソードの選出に幼さを感じましたが、お話の筋は面白いと思います。
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詠子の祖母は言葉屋を営んでいる。言葉屋が扱うのは、言葉を口にする勇気(言珠)と、口にしない勇気(言箱)。ファンタジーっぽさはなく、小学生の詠子が、言葉を大切に使いながら、クラスの友だちとの関係を深めていく、暖かく優しい物語でした。
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