言葉屋 の商品レビュー
「言葉屋工房入門」 こっそり入り込もうとした。 大切な友達に贈りたいものだったのならば、尚更嘘をつくことなくお願いし見せてもらうべきだったろ。 「「お世話になります」のつめ合わせ」 何を買うのかは貴方次第で。 どれだけ自分の言葉に影響力があると豪語していても、発信していいものと...
「言葉屋工房入門」 こっそり入り込もうとした。 大切な友達に贈りたいものだったのならば、尚更嘘をつくことなくお願いし見せてもらうべきだったろ。 「「お世話になります」のつめ合わせ」 何を買うのかは貴方次第で。 どれだけ自分の言葉に影響力があると豪語していても、発信していいものと区別つかなければダメだな。 「オシャレ戦争」 毎日違う服を着てくるけど。 楽しいことの一環としてするならばいいが、それが原因でクラスの雰囲気が悪くなるのは避けたいだろ。 「一言惚れにご用心」 手紙の差出人は一体どちら。 限られた場所で話すのも二人だけの秘密の世界でいいかもしれないが、せっかくならば言葉にしたいな。
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小学生の知り合いに勧めてもらって読みました。 言箱と言珠について、言葉屋という不思議な職業。 引き込まれました。 須崎くんと桐谷くん、どうなるのかな、と思っていたら、須崎くんにお礼を伝え、桐谷くんにも直接話してみるというのも素敵でした。 これからの2人との関係も気になります。 個人的には字の綺麗な人、とっても素敵だと思います。
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大好きな本になりました。 気になっている本としてブクログに登録していたら、kindle unlimitedで見つけて一気に10冊読破! 1日一冊ちょっとの勢いで読み進めて、主人公を通して、たくさんの幼馴染ができた気持ちに。 言葉について、優しさについて、たくさんのことを考え...
大好きな本になりました。 気になっている本としてブクログに登録していたら、kindle unlimitedで見つけて一気に10冊読破! 1日一冊ちょっとの勢いで読み進めて、主人公を通して、たくさんの幼馴染ができた気持ちに。 言葉について、優しさについて、たくさんのことを考えさせられたから子どもの頃に出会いたかったけれど、読んでいて初恋の人からオススメの本を借りていた10代の時のことを思い出したり、知的好奇心の塊だった子どもの頃の気持ちに戻れて、大人にもオススメしたい良い本だった。 宮崎駿がアニメ化したがりそうな題材とも思ったし、国境を越えて、Amazonプライムでドラマ化してほしいとも思った。(アメリカAmazon独自企画で、ブロードウェイの子役が、主人公の子ども向けファンタジードラマで大好きなのがあるので、つい…。) 定期的に読み返したいし、色んな人にオススメとして貸したいから、文庫本で出してほしい! この世界観が好きな大人をたくさん知っているよー! そして、直近でハマった青山美智子さんの本が好きな層にオススメしたい!
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言葉を口に出すのも出さないのもどちらも勇気がいること おばあちゃんの副業でしている言葉屋の弟子になった女の子のお話
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言葉屋を営むおばあちゃんの元で修行をする詠子のお話。言葉屋は、言う勇気を司る言珠と言わない勇気を司る言箱を扱うお店であり、言葉を心をつなぐ橋にしていくために存在する。言珠作りに励む詠子が、学校生活の中で「言葉」や「伝えること」について考えていくところに深みがあって面白かった。 ...
言葉屋を営むおばあちゃんの元で修行をする詠子のお話。言葉屋は、言う勇気を司る言珠と言わない勇気を司る言箱を扱うお店であり、言葉を心をつなぐ橋にしていくために存在する。言珠作りに励む詠子が、学校生活の中で「言葉」や「伝えること」について考えていくところに深みがあって面白かった。 言珠と言箱という耳慣れない言葉がポンと出てきて、それらが一体何なのか詠子のように惹かれながら物語に入り込んでいくことができる。 おばあちゃんが語るグーテンベルクの話や言葉屋の起源の話、読おじさんが語るファッションや言葉の始まりやそれらの役割についての話は、大人が読んでも発見がある。読おじさんの話にヒントを得た詠子がクラスの雰囲気を変える場面はワクワクした。 読んでいる中で抱いた「違和感」に対して、後に必ずちゃんと説明があったところもよかった。「言珠と事箱の部屋に鍵がかかってなかったのはなんで?」「明かりがつけっぱなしだったのもおかしいと思う」「クラスみんなが網ひもをつけるという詠子の解決策は、新たな問題を生むのでは?」こうした違和感に、ちゃんとした理由や、納得のいく議論がしっかり用意されていて、気持ちがすとんと着地した。 桐谷くんとの恋の行方も気になるところ。恋を描く中で、言葉選びの難しさや、伝えることのドキドキがよく伝わってくるところもいい。 4〜6年生の、特に女の子におすすめしたい作品。
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小学5年生の詠子のおばあちゃんは、坂の上にある小さな雑貨屋さんを営んでいる。言葉を発する前に色々と考えを巡らしがちな詠子とは正反対に、いつもハキハキして元気で活発なお友達のしぃちゃんは、そのお店を知っていて、かわいいレターセットが気になっていると教えてくれた。 学校帰りにお店に寄...
小学5年生の詠子のおばあちゃんは、坂の上にある小さな雑貨屋さんを営んでいる。言葉を発する前に色々と考えを巡らしがちな詠子とは正反対に、いつもハキハキして元気で活発なお友達のしぃちゃんは、そのお店を知っていて、かわいいレターセットが気になっていると教えてくれた。 学校帰りにお店に寄ると、常連さんがなにやら不思議な小箱をおばあちゃんに渡している。それは、コトバコと呼ばれるもので、おばあちゃんにコトダマにしてもらって、誰かのお役に立ててもらうのだそうだ。 言葉や人との関係性をとても丁寧に扱ったお話でした。 章ごとの短編でお話が一旦終わるので、とても読みやすく分かりやすかったです。 小学校高学年くらいの年の子だと、クラスの中の自分の立ち位置やクラスメイトとの関係、そして男の子を意識するようにもなる、そういう身近な、実際にもありそうな出来事を不思議に繋げて素敵なお話に仕上げられています。 続きを読むのが楽しみです。
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言葉をめぐるかわいいお話達。 詠子ちゃんを取り巻く“おばあちゃん”をはじめとする家族の人たちの存在温かさといったら! 全ての子どもたちがこんな大人に囲まれてて欲しいと願うばかりです。
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最初は、ちょっと装飾が多い文章でもったいぶってて読みにくいな…と思ってたんだけど、 最後の章「一言惚れにご用心」が面白くて、一気に引き込まれた。 相手への伝え方をとても大事に書いている話だった。
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性格が真反対の2人が仲良くなるのは珍しいなあと思ってよんだ。 クラスでファッションの話題が出ていたのは、私のクラスと違うなあと思った。
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表紙の絵に惹かれて読みました。 言葉がテーマというのが素敵だと思います。 改めて言葉の大切さを知るいい機会になりました。 いい本に出会えたと思える本でした。
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