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エンジェルフライト の商品レビュー

4.1

140件のお客様レビュー

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    47

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2025/02/03

アマプラでドラマを見かけて気になっていた作品。 死はすぐ隣にあるもの。 中々普段実感することはないけれども、誰しも明日生きている保証なんてどこにもないのは確か。 もし自分や大切な人が亡くなった時、遺体をひとりの人間として接してくれる人に最後をお願いしたいと改めて思った。

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2025/02/02

20250202 母のおすすめで読んだ一冊。 国外で死亡した邦人の遺体がどうやって日本に戻ってくるのか、なんて考えたこともなかった。 エンバーミングは、ライセンスや資格がなくともやれてしまうため、業者によって技術格差があるというのも初耳だった。 宗教的にも遺体の処置方法が違った...

20250202 母のおすすめで読んだ一冊。 国外で死亡した邦人の遺体がどうやって日本に戻ってくるのか、なんて考えたこともなかった。 エンバーミングは、ライセンスや資格がなくともやれてしまうため、業者によって技術格差があるというのも初耳だった。 宗教的にも遺体の処置方法が違ったり、単に未知により正しい処置がされないことがあるというのも、新たな学びだった。 自分も海外旅行や出張によく行くし、これから駐在の可能性もある。もし海外で死ぬようなことがあったら、エアハース・インターナショナルにお願いしたい。

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2025/01/31

国際霊柩送還という、国家間の遺体運送を生業とする会社への取材ルポ。 いろんな仕事、業種のノンフィクションを読むのが好きなのだけれど、世の中には本当にたくさんの人生、仕事、価値観があるなと思う。 特に、一般的には非日常と捉えられがちな、死に関する仕事は興味深い。 ビジネスとしてスケ...

国際霊柩送還という、国家間の遺体運送を生業とする会社への取材ルポ。 いろんな仕事、業種のノンフィクションを読むのが好きなのだけれど、世の中には本当にたくさんの人生、仕事、価値観があるなと思う。 特に、一般的には非日常と捉えられがちな、死に関する仕事は興味深い。 ビジネスとしてスケールする可能性を持っている、とか、そういう考え方とは一線を画す世界だと思う。

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2025/01/23

亡くなったのだからもうどこにもいない、と簡単に割り切れるほど、人は人をあきらめきれないのだ。(本文より) 遺族にとって、最も辛い瞬間にそばに寄り添ってくれる頼れる存在であり、だからこそ、忘れ去られることが喜ばれる職業。 そんな仕事があるとは想像すらしなかった。「おくりびと」とい...

亡くなったのだからもうどこにもいない、と簡単に割り切れるほど、人は人をあきらめきれないのだ。(本文より) 遺族にとって、最も辛い瞬間にそばに寄り添ってくれる頼れる存在であり、だからこそ、忘れ去られることが喜ばれる職業。 そんな仕事があるとは想像すらしなかった。「おくりびと」という映画とは比べものにならないほどの壮絶なご遺体の状態と日々向き合う姿には頭が下がります。

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2024/12/05

エアハース・インターナショナル 親を失うと過去を失う。 配偶者を失うと現在を失う。 子を失うと未来を失う。

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2024/12/13

N049 第10回開高健ノンフィクション賞受賞作! 今年お亡くなりになった作家のお一人。佐々涼子さんは、ある研修会で直接お話を伺ったことがあり、教養とユーモアのあるとても魅力的な方でした。「国際霊柩送還士」という職業があることを、この本で初めて知りました。

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2024/10/24

普段読まないタイプの小説(ノンフィクションドキュメンタリー)でしたが興味深く読めました。 個人的には知り合の遺体は怖いと感じるのですが、他人ならば仕事ならばどうだろうか?

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2024/10/09

筆者は言う「国際霊柩送還の仕事とは、遺族がきちんと亡くなった人に向き合って存分に泣くことができるように、最後にたった一度の 「さよなら」を言うための機会を用意することなのだ。」本書は遺体の搬送会社エアハースとその社員の方々の活動を通して、国際霊柩送還とはどういった仕事なのかを追っ...

筆者は言う「国際霊柩送還の仕事とは、遺族がきちんと亡くなった人に向き合って存分に泣くことができるように、最後にたった一度の 「さよなら」を言うための機会を用意することなのだ。」本書は遺体の搬送会社エアハースとその社員の方々の活動を通して、国際霊柩送還とはどういった仕事なのかを追っている。付け加えると、遺体とともに運んでいる形のないを何かを。感動作という言うにはあまりにも重いテーマのように感じるが、作中の随所で泣いてしまった。こんなノンフィクションは初めてだ。

Posted byブクログ

2024/10/09

ドラマが良かったので読んでみたところ、まさかのノンフィクションでした。エアハースは実在する会社で、登場人物も実在するよう。 エンバーミングは知っていたが、まさかここまでご遺体を大切に扱い遺族に返してくれていたとは。彼らの活動に頭が下がります。読んで良かった本。

Posted byブクログ

2024/09/24

日頃、海外で亡くなられた方が搬送されることが報道されているが、エンジェルフライトこ方々のきめ細かいご対応がいることを初めて知った。 日本人の死者に対する気持ちに寄り添う対応は、素晴らしいと思った。

Posted byブクログ