私はなぜ書くのか の商品レビュー
書かないとき、人びとはなにをしているのだろうか? 書かない人たちを密かに称賛しています。どうして書かずにいられるのか、まさにそれがわからないのよ。
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これほんとうにインタビュー?と言いたくなるような込み入った話で、デュラスってどういう人だったんだろうという素朴な疑問から、彼女の作品にあまりあかるくない自分のような読者が本書を手に取ると、耳慣れない固有名詞に面食らうことしきりでした。
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「母親とは、絶対的な意味で、ひとりの人間が出会うもっとも見知らぬ人間、もっとも予測不可能でとらえられない人物です。」 「忘れるという行為そのものが絶対的に必要なのです。もしわたしたちの身に降りかかることの八0パーセントが押しこめられていなければ、生きるのは耐えがたくなるでしょう。...
「母親とは、絶対的な意味で、ひとりの人間が出会うもっとも見知らぬ人間、もっとも予測不可能でとらえられない人物です。」 「忘れるという行為そのものが絶対的に必要なのです。もしわたしたちの身に降りかかることの八0パーセントが押しこめられていなければ、生きるのは耐えがたくなるでしょう。真の記憶とは忘却、空虚です。」
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1987年のインタビュー集。デュラスが自らの生涯と作品をほぼ網羅する形で率直に語り、作家の作家自身による解説書ともいえる貴重な一冊。創作秘話や交友関係のエピソードなども満載。
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【購入】イタリア人ジャーナリストによるデュラスのインタビュー集。時期はおそらく1988年頃、デュラス74歳。インドシナの幼年時代からヤン・アンドレアの出会いまでに言及されている貴重な内容。 ブランショの『明かしえぬ共同体』にデュラスの『死の病い』についての言及があるがそれデュラス...
【購入】イタリア人ジャーナリストによるデュラスのインタビュー集。時期はおそらく1988年頃、デュラス74歳。インドシナの幼年時代からヤン・アンドレアの出会いまでに言及されている貴重な内容。 ブランショの『明かしえぬ共同体』にデュラスの『死の病い』についての言及があるがそれデュラス本人も読んでいたということがインタビューからも分かる。 ちょっとこれ、吃驚することが書いてありますよ…!
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