人間の顔は食べづらい の商品レビュー
大晦日にの夜に高名な政治家がビジネスホテルのバルコニーから飛び降りる。 物語が始まる。コロナウイルスが家畜を襲い、鶏や牛、豚肉全てが汚染され食肉できない羽目に、そこで、食用にヒトクローンが生産され、一部の裕福層が食す用に。 そのヒトクローン施設を巡り、様々な事件が勃発する。人とし...
大晦日にの夜に高名な政治家がビジネスホテルのバルコニーから飛び降りる。 物語が始まる。コロナウイルスが家畜を襲い、鶏や牛、豚肉全てが汚染され食肉できない羽目に、そこで、食用にヒトクローンが生産され、一部の裕福層が食す用に。 そのヒトクローン施設を巡り、様々な事件が勃発する。人としてのモラルや野望がうずめき、まさかのストリーが最後に、待っていた。クローンと言う存在を考えさせられた。
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デビュー作だそうで。これはまたおどろおどろしいのが出てきたなと思って読んでみた。 最初の設定が凄く猟奇的で、何度も跳ね返されそうになりながら必死に食らい付いて読み進めたら、いやいや、これは結構まともな推理小説だよ。きちんとしてる。 こういう設定を考え付くのも凄いと思うけど、それを...
デビュー作だそうで。これはまたおどろおどろしいのが出てきたなと思って読んでみた。 最初の設定が凄く猟奇的で、何度も跳ね返されそうになりながら必死に食らい付いて読み進めたら、いやいや、これは結構まともな推理小説だよ。きちんとしてる。 こういう設定を考え付くのも凄いと思うけど、それをこんなきちんとした推理小説にまとめあげるのも凄いと思います。
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白井智之作品を網羅してみようということで。デビュー作である今作から人を食ったような設定を堂々とかましていて最高(2014年の時点で新型コロナウイルスに起因するディストピア的世界観を提示していてギョッとする)。しかしながら、読後感は思いの外鮮やか。
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白井智之の作品を読むのは二度目だが、やはりこの独特な世界観とグロさはクセになる。 入れ替わりトリックは在り来りだが、 それでも最後まで楽しめた。 彼らにはこれからも《革命》を起こしていってもらいたい。
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しっかり想像しながら読むと結構気持ち悪いけど、そこまで頑張らずに読めば、読みやすく、勢いよく読み終えることができました。 あまり読んだことのないテーマで、ありえないだろ!と思いつつも、いやいやいつかは起こりうるのか?とも思えてしまういいラインでした。 ただ、なんか、うまく説明...
しっかり想像しながら読むと結構気持ち悪いけど、そこまで頑張らずに読めば、読みやすく、勢いよく読み終えることができました。 あまり読んだことのないテーマで、ありえないだろ!と思いつつも、いやいやいつかは起こりうるのか?とも思えてしまういいラインでした。 ただ、なんか、うまく説明できないんですが、ドヤって感じがひしひし伝わってきて、星3です。 なんでしょう、すみません。うまく説明できませんが。
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新型コロナウイルスにびっくり。奥付を確認しちゃった。 話がどこに向かっていくのかさっぱり分からず、中盤ちょっと眠くなる。でも読み終わると、この奇抜な世界観をまた味わいたいとも思う。不思議。ラストも謎の爽やかさがあるんよな…
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2014年。これで大賞とれなかったのは残念だな。でも出版されて良かった。 コロナがはやり、肉が危険で食べられなくなった世界。クローン研究者が政権を握り、お金を出せば自分のクローンを食用にすることができる。動物性たんぱくは必要なので。 という特異な世界。多少グロいが、意外とミステリー。読みながら、あれ前の記述と合わないな?と思う何か所か、これが伏線なのだね。なるほどー これ、ハッピーエンドなのかな。
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本物と入れ替わるって展開たまにあるけど、面白かったです。中盤推理合戦が展開されていくあたりから一気読みでした!上手くクローン設定活かしてる。 最後、結局犯人は誰なんだって気持ちでページめくってたからやっとスッキリした。 捉えるべき事柄は多くないのに、こんがらがってメモ取りながらじゃなきゃ読みきれなかった(^_^;) クローンの冨士山もレイ(チャー坊)も最後いい奴なんじゃと錯覚するくらいには、垢抜けて口調も仲良さげでいいキャラしてた!でも和志に片目炙られちゃってるから、見た目は怖いよ… 素っていうのも変だけど、最後に見せた一人の人間らしい仕草もちゃんと持ち合わせてて安心した。 えっち気持ちいいもんな〜クローンの冨士山が勧めて同じ女とヤるのは癖みも感じた。二人とも筆下ろしがあの子だったから、最後の砕けた感じでいくのかと思うとお互い見る目あるな?!! 由島はスクーターで駆けつけて、最初現場を見た時からどこまでわかっていたんだろ。好奇心で仕事ほっぽっちゃうんだから、前職とか続かなそう。。だからといってプラセンでは働きたくない!!!
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既視感のある構成で大きなトリックは読めてしまったのだけれど、この設定を考えついただけで勝ちだなあ。 多少のグロ耐性がないとキツイので、これから読む人はご注意を。
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何が1番驚かされたって、由島です。 彼は刑事でも探偵でも裁判官でも科捜研でも執事でもない、「事件を解決する野次馬」という新ジャンルの人なんだ!って思ってたのに! まさかあんなにあっさり……「え?」って声でた。 私としては1番の山場はここで、あとはあんまり… 入れ替わりは途中から想像ついていたし、ゐのりに関しては肝心の最後の場面、よくわかんないしちょっとズルいんじゃないかとも思う。 グロさはタイトルから想像するほどの描写はない、とはいえ、クローン人間を手に入れて「焼肉いっぱい食えるぞぅ!」みたいな1文があって、私はそれで夕食のお肉が食べられなかった…。
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