きみは知らないほうがいい の商品レビュー
これは物語で創作物なのに、ここには嘘が無いなあと思ってしまった。 岩瀬さんの書く言葉は本当にすごい。
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重たい。読んでいて子供を小学校に通わせるのが怖くなりました。 軽い気持ちで発せられる、からかいや悪口、クスクス笑い、などなど。する側から見れば大したことないと思えるようなことでも、当事者にとっては逃げ場のない教室の中で攻撃されるようなもの。子供には学校に行かないと他に行ける所がな...
重たい。読んでいて子供を小学校に通わせるのが怖くなりました。 軽い気持ちで発せられる、からかいや悪口、クスクス笑い、などなど。する側から見れば大したことないと思えるようなことでも、当事者にとっては逃げ場のない教室の中で攻撃されるようなもの。子供には学校に行かないと他に行ける所がない、というおばあちゃんの台詞に納得。学校怖い。
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いじめ、学校、思春期の始まりについて書いた本は山ほどあるけど、この本は…なんというか、すごい。 絵もタイトルも、そして気持ちの描写が、え?これ、あり?って思いながら読んだ。
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どっしりと重たい内容 6年生米利ちゃんは同じクラスの転校生昼間くんと路上にいるクニさんと交流する。 同級生とうまくいかず、5年生のときは学校を休んでいた米利ちゃん 6年生では、昼間くんも米利ちゃんも男子にからかわれたり。 小学生の頃のなんとも逃げ場のない日々を思い出した。学校...
どっしりと重たい内容 6年生米利ちゃんは同じクラスの転校生昼間くんと路上にいるクニさんと交流する。 同級生とうまくいかず、5年生のときは学校を休んでいた米利ちゃん 6年生では、昼間くんも米利ちゃんも男子にからかわれたり。 小学生の頃のなんとも逃げ場のない日々を思い出した。学校やクラスっていうのがすべてな感じにどうしてもなってしまう。でも、それぞれ家ではそことは違う世界もあって。 そして、そのなんとも言えない、言葉ではうまく表すのは難しい感じや感情が文章になっていた。
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思春期の子どもたちの心の中のモヤモヤが繊細に深く書かれていた。いじめている方もいじめられている方も立場は違っても抱えているという事実は同じ。それとどう付き合っていくか、どう消化していかは人それぞれだが。この年頃の子どもたちはそういうことと戦っているんだということを肝に銘じておきた...
思春期の子どもたちの心の中のモヤモヤが繊細に深く書かれていた。いじめている方もいじめられている方も立場は違っても抱えているという事実は同じ。それとどう付き合っていくか、どう消化していかは人それぞれだが。この年頃の子どもたちはそういうことと戦っているんだということを肝に銘じておきたい。
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ひさしぶりに息苦しくなるような本を読んだ気がする。読んでいるうちに自分の小学校、中学校時代の嫌なことばかり思い出す本。自分が加害者だった時間の記憶もあるので、えらそうなことは言えないが、やっぱり日本の学校って救いようがないほど病んでいると思う。そこで死なずにすんで、生き残った自分...
ひさしぶりに息苦しくなるような本を読んだ気がする。読んでいるうちに自分の小学校、中学校時代の嫌なことばかり思い出す本。自分が加害者だった時間の記憶もあるので、えらそうなことは言えないが、やっぱり日本の学校って救いようがないほど病んでいると思う。そこで死なずにすんで、生き残った自分を恥じないといけないくらい、仕組みとしての問題は大きい。栗原彬さんがどこかで書いていたように「受験戦争」というのはメタファーでなくて、実態そのものである。人がつぎつぎに倒れ、殺される。ともあれ、良い本でした。安易な解決も示してないところもまじめで良いと思った。
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子どもって、人ってそうだよなあと思う。表からとか裏からとか、ことによるとひっくり返してみれば、いろんな側面がある。そして、ほんのささいなことがきっかけで、いいことも悪いことも起こる可能性があって、そんなことがすとんとくる話だった。
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学図研の読書会課題図書。 小学校高学年の微妙な心の動きや、集団心理などが描かれている。直接的でないいじめの描写がすごく巧み。話全体に漂う空気感は子供達にこそ共感されるのではないだろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学校で浮きがちな小学校年生の米利。バス停で会った同級生の昼間くんのことが気になって駅に行ったら、彼は駅の地下道で自由人(ホームレス?)のクニさんと一緒に座っていた……。 些細なことがきっかけになって起こる人間関係の摩擦(いじめ?)に対する思春期の葛藤と成長を描く??? 正直言って抽象的なゆらいだ心理描写が多くてとてもわかりにくかった。 これを高学年の子は共感しながら読めるのだろうか?
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思春期独特の学校生活のつらさ、生きづらさを思い出しました。 誰もが少なからず経験した気持ちかと思います。 主人公と同年代の小学校高学年の子どもがいますが、実態とはだいぶ隔たりがあるような気もします。(メールや行動力など) 中学生くらいのほうがしっくりくるかも。 盛り上がりも特...
思春期独特の学校生活のつらさ、生きづらさを思い出しました。 誰もが少なからず経験した気持ちかと思います。 主人公と同年代の小学校高学年の子どもがいますが、実態とはだいぶ隔たりがあるような気もします。(メールや行動力など) 中学生くらいのほうがしっくりくるかも。 盛り上がりも特になく、締めくくりも淡々としているので、私にとっては読後感があまり良くありませんでした。
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