朝露通信 の商品レビュー
「あとがき」を読み終えて次のページを捲ると、そこに「装幀 平野敬子」が目に飛び込んできました。『まず間違いなくあの敬ちゃんだよな』、と意外ところでの出会い に懐かしさを憶え、一気に高校生の自分に戻ったのでした。後に知ったのですが、彼女は二卵性双生児の妹の方で、他校から彼女の姿を見...
「あとがき」を読み終えて次のページを捲ると、そこに「装幀 平野敬子」が目に飛び込んできました。『まず間違いなくあの敬ちゃんだよな』、と意外ところでの出会い に懐かしさを憶え、一気に高校生の自分に戻ったのでした。後に知ったのですが、彼女は二卵性双生児の妹の方で、他校から彼女の姿を見に来るほどの可愛い女性でしたが、そのときの私はそのことに気づきませんでした。その彼女に初めてジャズ喫茶に連れて行かれ、それから入り浸るようになりました。保坂氏のこの著作によって”僕が経てきた時間と光景”がいま蘇りました。
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