「のび太」という生きかた ポケット版 の商品レビュー
のび太は何をやってもダメなヤツというイメージしかなかったけれど、この本を読むと自分ものび太を見習おうと思えた。のび太は「いいな」と思うと、とりあえず行動する。行動してうまくいかないことはあっても、何もせずに諦めることは絶対にない。考えてから行動するのも決して悪いことではないけれど...
のび太は何をやってもダメなヤツというイメージしかなかったけれど、この本を読むと自分ものび太を見習おうと思えた。のび太は「いいな」と思うと、とりあえず行動する。行動してうまくいかないことはあっても、何もせずに諦めることは絶対にない。考えてから行動するのも決して悪いことではないけれど、少し考えたのならまずトライしてみるようにする。
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息子がADHDでかなりいつものんびりで、勉強もできません。 このまま息子は自立できないんじゃないかと不安になることがよくあります。 ただのび太と同じように前向きでやさしいところもあるので、心配しすぎなくてもいいのかもなーとこの本を読んで少し思いました。 バリバリと成果を出す...
息子がADHDでかなりいつものんびりで、勉強もできません。 このまま息子は自立できないんじゃないかと不安になることがよくあります。 ただのび太と同じように前向きでやさしいところもあるので、心配しすぎなくてもいいのかもなーとこの本を読んで少し思いました。 バリバリと成果を出すような生き方だけが正解ではないというのを、息子ではなく自分が理解する必要がありますね。
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★夢や冒険に憧れ続ける心を持ち続けて人生を楽しもう! ドラえもんの主人公「のび太」にスポットを当てた本書。 のび太のイメージは「何をやらせてもダメな男」ですが、じっくり観察すると逆にすごい男というのがわかるように解説しています。 ●のび太メソッド →のび太はひみつ道具に頼らず...
★夢や冒険に憧れ続ける心を持ち続けて人生を楽しもう! ドラえもんの主人公「のび太」にスポットを当てた本書。 のび太のイメージは「何をやらせてもダメな男」ですが、じっくり観察すると逆にすごい男というのがわかるように解説しています。 ●のび太メソッド →のび太はひみつ道具に頼らず自力で問題解決をした方がいいのを実は知っている ・うつつまくら →夢と現実の間にはギャップが必ずある ギャップを一歩一歩埋めて夢へ階段を登っていくことこそが人生の営みなのである ・のび太ののび太 →失敗しても失敗した結果を元に改善してまた挑戦していく気概が大切 ・のび太の模型鉄道 →苦労して作ったモノは喜びも大きい ・四次元たてましブロック →無計画でもあえて行動する、心配しすぎて行動しない方がもったいないと考える ・のび太と雲の王国 →夢を描くことができなければチャレンジすらできない まずは夢(目標)を自己宣言してみよう。
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ドラえもんはよく見てたけど、のび太が好きではなかった。 ドラえもんにすぐ頼って、自分では何もしない。可哀想な自分を演じてドラえもんの気を引こうとしたり。 映画になると仲間を引っ張ったり、敵に向かっていったり、優しさをすごく感じたりと良い所も分かるけど、気に入らないことの方が目立って悪い印象が勝っちゃう。 この本は、エピソードを解釈しながらのび太の行動や言動を分析して、個人的に気にも止めていなかった部分がクローズアップされ、のび太メソッドとして教えてくれる。 言われてみれば、切り替えはすごく速いし、行動と失敗を沢山している。 そういう所は見習いたいと思った。 それに人をもっとよく観察しようと思ったし、ドラえもんをもう一度観たくなった。
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辻村深月の「凍りのくじら」を読んで、ドラえもんを思い出し、気になったので読んでみた。 ドラえもんを大人な見方をするとここまでしっかり分析する人がいるんだなぁと。これまで楽しいアニメとしてしか見ていなかったから、なるほどと思った。 懐かしい話が出てきたり、他にもこんな話もあって面...
辻村深月の「凍りのくじら」を読んで、ドラえもんを思い出し、気になったので読んでみた。 ドラえもんを大人な見方をするとここまでしっかり分析する人がいるんだなぁと。これまで楽しいアニメとしてしか見ていなかったから、なるほどと思った。 懐かしい話が出てきたり、他にもこんな話もあって面白かったなと色々思い出して、ゆっくりまた見てみたくなった。 色んなことをアニメからも伝えられるし、教えてもらっていたんだなぁ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
長年ドラえもん学を研究している横山先生の書。 ドラえもんのストーリーから学ぶのび太の素晴らしさを伝えている。 のび太はジャイアンとスネ夫にいじめられても、テストで毎0点を取っても、運動ができなくても、なぜ最終的にはクラスのマドンナしずかちゃんと結婚ができたのか? 不登校にならずに学校に通えているのか? それはのび太の心、意志にあった。 ・のび太は人間にも自然にも動物にも優しい心を持っている ・上手くいかなくても決して諦めない ・悔しいことがあれば「僕だって」と何かしらの行動に出る ・夢を具体的に口にすることが出来る ・自分のやりたいことに向かって自分で考えて行動することが出来る ・行動することでたくさんの失敗をする、その事によって新たな気づきが生まれて前に進むことが出来る このように一見ドラえもんに頼って何も出来ないのび太に見られがちだが、のび太にはたくさんの魅力がある。 ストーリーを見ていくとドラえもんも無闇矢鱈にのび太くんに秘密道具を与えているわけではなく、様子を見てどうしても道具が必要だと思った時に手を貸す。 のび太が夢を叶えていくのは自分の行動のおかげだであり、秘密道具は夢を叶えるための手助けになっていたのだ。
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のび太の性格の良さが憎めなくて、人を引き付ける、ということをしみじみと感じた。 このダメさ加減も安心感や共感を生むのだろう。 読みやすかった。
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<どんな本?一言で紹介> 「泣き虫」「ぐうたら」「運動が苦手」「テストはいつも0点」。 ドジで泣き虫といわれ続けたのび太は、将来しずかちゃんと結婚する。 そんな「のび太」の生きかたにスポットをあて、人生訓を導き出した一冊。 <どんな人におすすめ?> 『ドラえもん』が好きな人人。...
<どんな本?一言で紹介> 「泣き虫」「ぐうたら」「運動が苦手」「テストはいつも0点」。 ドジで泣き虫といわれ続けたのび太は、将来しずかちゃんと結婚する。 そんな「のび太」の生きかたにスポットをあて、人生訓を導き出した一冊。 <どんな人におすすめ?> 『ドラえもん』が好きな人人。 漫画から「生き方」を知ってみたくなった人。 <読んだら、どんなことが分かるの?> 6年間に渡り、年平均2000時間継続して『ドラえもん』を研究した大学教授が書いた、どんなにダメでも夢が叶う魔法のような「のび太メソッド」の世界。 ・ひみつ道具がのび太の長所を引き出した ・ドラえもんは現代社会の縮図 ・成功体験で苦手克服 ・思い立ったらすぐ行動 ・妬みをプラスに転換する ・欲望丸出しの夢は叶わない ・ひみつ道具がなくても夢は叶う <日々の生活、仕事などに活かせるポイント> 1.幸せな未来をつくる「優しさ」 のび太は友達だけでなく、敵対するような相手にも優しい。 ある日、のび太のパパは風邪をひいてしまう。のび太はドラえもんにひみつ道具「カゼをうつす機械」を出してもらい、パパの風邪を引き受ける。するとパパはすっかり元気になったが、のび太はひどい風邪に見舞われてしまう。そこでのび太は、憎いスネ夫にうつそうとするが、スネ夫のパパが心配しているのを見て、反省し、再び風邪を引き受けてしまった。それからジャイアンに会ったが、珍しくのび太のことを気遣ってくれる。結局、風邪をうつさずに通りすぎるのであった。(『ドラえもん(2)』、「このかぜ うつします」より) のび太はどんな相手に対しても、心底憎んだり、存在そのものを否定したりはしない。 また、のび太はよくジャイアンやスネ夫にいじめられるが、野球や何かの遊びのときには、いつも誘われる。優しさを持って人に接することで、協力者や理解者を得ることができる。そしてそれが、幸せな未来の実現につながることを、のび太が体現している。 2.ひみつ道具から「成功体験」をもらって、ひみつ道具を使わず夢に挑む 『ドラえもん』に必ずといっていいほど登場する「ひみつ道具」。物語のはじめのうちは、ひみつ道具がうまく機能し、問題を解決して、のび太達に期待を抱かせる。しかし最後には、ひみつ道具では根本的な問題解決にならず、のび太は自分たちで試行錯誤しながら問題に取り組んでいる。 3.のび太は失敗の数が桁違い のび太君はとにかく行動あるのみ。挑戦できる環境や条件をドラえもんに整えてもらっているが、思いついたらすぐに行動に移す能力は、のび太君自身のもの。成功を疑わず、常に今やっていることに全力を尽くしている。 <感想> 中学生の読書感想文の課題図書として、よいかもしれない。正直「ひみつ道具、要はドラえもんありきだな」って思ってしまった。ちょっとモヤったので、勝手な独断で、のび太の名言を紹介する。 「社会なんて知れば知るほど、デタラメなのかも。」「勉強して発明するんだ。勉強しなくても頭のよくなる機械を。」「ぼくは宿題をやるために生まれてきたんじゃない。」「一番いけないのは、自分なんかダメだと思い込むことだよ。」
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何度でもつまづく、、でもそのたびに立ち直る強さを身につける 藤子先生の自画像 とてもいい感じ ドラえもんプラス5 私も手元に置いておきたくなりました。
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○大人になってから見る「ドラえもん」 子どもの頃、「のび太のすぐ泣きつき、ものに頼る姿勢がよろしくない」と聞かされてきたが、 時代の変化なのか、多様な見方が増えたのか、 のび太を評価する姿勢が増えてきたように思う。 確かに言われてみれば挫けない姿や積極性は大人になってから見る...
○大人になってから見る「ドラえもん」 子どもの頃、「のび太のすぐ泣きつき、ものに頼る姿勢がよろしくない」と聞かされてきたが、 時代の変化なのか、多様な見方が増えたのか、 のび太を評価する姿勢が増えてきたように思う。 確かに言われてみれば挫けない姿や積極性は大人になってから見るとわかる気がする。 子ども目線のドタバタや道具への憧れではなく、大人目線で見る「ドラえもん」の楽しさかも。 案外大人になってから見ると見方が変わる作品は他にもあるかも。
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