1,800円以上の注文で送料無料

酒場詩人の流儀 の商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/30

酒と旅と俳句に彩られたエッセイ。酒とは似つかわしくない、登山のエピソードも多い。この人のテレビ番組は見たことはないが、名前と「酒呑みの人」ということは知っている。 酒好きでも、強いわけではなさそうだ。エッセイの中では酩酊してしまった経験や、怪我をしたり救急で運ばれたエピソードな...

酒と旅と俳句に彩られたエッセイ。酒とは似つかわしくない、登山のエピソードも多い。この人のテレビ番組は見たことはないが、名前と「酒呑みの人」ということは知っている。 酒好きでも、強いわけではなさそうだ。エッセイの中では酩酊してしまった経験や、怪我をしたり救急で運ばれたエピソードなどもある。 俳句の話題を始め文学者の名前や文化人たちとの交流などもあり、酒を愛する作家、といった感じだ。人との出会いがありながらもマイペースで楽しんでいる様子が伝わってくる。好きを仕事にできている羨ましい人生だ。

Posted byブクログ

2021/10/30

近年特に時代の流れに乗った酒場詩人。言葉の選び方が凡百の作家と異なる魅力を醸し出す。 酒と登山、自然保護と愛猫。新聞に連載されたエッセイをまとめたもの。抑制の効いた語り口と俳句。

Posted byブクログ

2016/03/27

エッセイは、書き手の人となりがよくわかるものが多く、時に小説よりも驚かされることもある。 紀行エッセイとある。日本全国を駆け巡る著者が酒が結んだ縁を大事にする姿が浮かぶ。 楽しめた一冊。

Posted byブクログ

2015/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もちろん酒にまつわる話が主となるエッセイ集なのだが、 旅先での文化や出会った人のエピソード、果ては社会に対して思うところまで綴られており大変興味深い内容だった。

Posted byブクログ

2015/04/14

自称「現代の松尾芭蕉」 本当にうらやましい生き方です。トークショーに行ったときに購入。サイン入りです! いいだろー

Posted byブクログ

2015/03/14

吉田さんの文章は初めて読んだ。独特で読みづらいような、しかしあの酔いどれが滔々と語るその語り口が蘇ってくるようで、良い文章だと思った。自分もつい一句ひねりたくなる。

Posted byブクログ

2015/02/14

下町の大衆居酒屋でモツ煮を肴にホッピーとか焼酎を飲んでいるただの酔っ払いと思っていたが、顔に似合わず花鳥風月を愛でるさすらいの俳人。夜中の徘徊だけと思いきや、昼間は山登りの好きなアウトドア派だったのか。思わず納得の川柳を発見。「知らぬ地で 俺も今宵は 吉田類」

Posted byブクログ

2015/02/07

『新潟日報』や『北海道新聞』に掲載されたものをまとめた本。 類さんのBS-TBS『吉田類の酒場放浪記』は大好きで見ているが、こうしてエッセイを拝読するのは初めてだった。 いつもの酒場放浪記での飄々とした姿とは別の顔を見られて嬉しい。 類さんが山登りや俳句で出会った人々のつながりを...

『新潟日報』や『北海道新聞』に掲載されたものをまとめた本。 類さんのBS-TBS『吉田類の酒場放浪記』は大好きで見ているが、こうしてエッセイを拝読するのは初めてだった。 いつもの酒場放浪記での飄々とした姿とは別の顔を見られて嬉しい。 類さんが山登りや俳句で出会った人々のつながりを見せてもらった気がする。 たんなる酒飲みおやじではない。 細やかな感性と観察力、表現力も備わっている人。 近頃、私も短歌から俳句に興味が移り、下手な句を詠んでいる。 じわじわと類さんに感化されたかな? もちろん、日本酒が大好きです。

Posted byブクログ

2015/02/05

この方の番組は拝見したことが無いのですが、それでも、お酒と旅のテーマとした内容は理解しやすいです。 本書の内容は、新聞に掲載された内容を纏めた一冊です。 各地を回って、お酒とその土地に纏わる話。歴史話から身の上話まで、その内容は多岐にわたって読む人を飽きさせないのでは無いかと...

この方の番組は拝見したことが無いのですが、それでも、お酒と旅のテーマとした内容は理解しやすいです。 本書の内容は、新聞に掲載された内容を纏めた一冊です。 各地を回って、お酒とその土地に纏わる話。歴史話から身の上話まで、その内容は多岐にわたって読む人を飽きさせないのでは無いかと思います。

Posted byブクログ

2015/01/03

ひたすらに居酒屋を紹介するテレビ番組でおなじみの、吉田類氏による紀行エッセイ集。 おもに仕事で訪れる北海道や北陸、そして吉田氏の生まれ故郷である四国が舞台である。意外な事に渓流釣りや山歩きが趣味とのことで、釣行や山行の様子を描いたエッセイも掲載されている。 新聞連載の書籍化ら...

ひたすらに居酒屋を紹介するテレビ番組でおなじみの、吉田類氏による紀行エッセイ集。 おもに仕事で訪れる北海道や北陸、そして吉田氏の生まれ故郷である四国が舞台である。意外な事に渓流釣りや山歩きが趣味とのことで、釣行や山行の様子を描いたエッセイも掲載されている。 新聞連載の書籍化らしく、短めの文章が多く手軽で読みやすかった。今度はぜひ長編の紀行文にも挑戦していただきたい。

Posted byブクログ