天国の囚人 の商品レビュー
名探偵ヒマキュール・ポメロ登場!(ババーン) 謎解きの時間です ほほう、『風の影』四部作の三作目ですか…ズバリ!本当は三部作だったんじゃないですか? でも、明らかに二作目の『天使のゲーム』がそうでもなかったんで、一作目で大人気だったダニエル&フェルミンを主人公に戻して最終作を...
名探偵ヒマキュール・ポメロ登場!(ババーン) 謎解きの時間です ほほう、『風の影』四部作の三作目ですか…ズバリ!本当は三部作だったんじゃないですか? でも、明らかに二作目の『天使のゲーム』がそうでもなかったんで、一作目で大人気だったダニエル&フェルミンを主人公に戻して最終作を前に急遽一冊ねじ込んて人気を取り戻したかった! 違いますか?! うん、ぜんぜん違ーう!w(名探偵退場) いやいやいや、なんか色々明かされた! そうだったんか!っていう 一作目と二作目の謎が明かされあっちとこっちが繫がっていやそういうことなら話変わってくるやん! そういうことなら『天使のゲーム』★3じゃないやん! そしてまだ明かされていない謎、新たに加わった謎を抱えて最終作へ! なんかどえらいことになりそうな予感! 『天使のゲーム』で止まってるマコミさん!ちょっと早計かもよ!
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2022/10/2読了(再読) 『精霊たちの迷宮』を読んでいて、本作の内容をおさらいせねばと、再読。’14年の初読時は、いくつかの謎が謎のままで、消化不良な印象だったが、『精霊たちの迷宮』で伏線は回収されたようだ。
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忘られた本の墓場四部作の三作品め。これまでの作品よりも分量は半分くらいだけどスペイン内戦の閉塞的な時代を描いた部分の陰鬱さはなかなか辛い。一方で後半に日が差したような明るさもあり、ほっとさせるコントラストになっている。これまでの二作品を踏まえる部分が増えてきて、物語の複雑な構造に...
忘られた本の墓場四部作の三作品め。これまでの作品よりも分量は半分くらいだけどスペイン内戦の閉塞的な時代を描いた部分の陰鬱さはなかなか辛い。一方で後半に日が差したような明るさもあり、ほっとさせるコントラストになっている。これまでの二作品を踏まえる部分が増えてきて、物語の複雑な構造に感心するとともに過去の読書の記憶も問われてくる。
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フェルミンの過去、内戦直後を背景として、前作の『天使のゲーム』における主人公ダビッド・マルティンも深く絡むお話。 フェルミンの過去は想像以上に重たいだろうなと思い、第四作の『精霊たちの迷宮』の後に読んだ。感想としては、順番に読めば良かったと思った。たしかに、著者としては、どこ...
フェルミンの過去、内戦直後を背景として、前作の『天使のゲーム』における主人公ダビッド・マルティンも深く絡むお話。 フェルミンの過去は想像以上に重たいだろうなと思い、第四作の『精霊たちの迷宮』の後に読んだ。感想としては、順番に読めば良かったと思った。たしかに、著者としては、どこから読み始めても大丈夫なようにしているようだし、実際ドラマみたく順番に見ないと分からなくなるということはない。でも、順番に見て行った方が後々の作品へののめり込み度合いが違ってくる。たとえば、『精霊たちの迷宮』に出てくるマウリシオ・バルスも、『天国の囚人』を読んでからの方が「こいつ…!」って感じで感情移入しながら読める。私は『天国の囚人』を後回しにしたので、『精霊たちの迷宮』で彼がメインで出てくる章では「この人誰?」というふうに、少し退屈してしまった…。そこだけが唯一悔やまれる。
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フェルミンの過去、謎が解き明かされている。 フェルミンのために、ダニエルが奮闘するところがいい!! 第一部、二部と絶妙に絡み合っていて、全ての謎が解き明かされていく感じ。 続きは第四部へ、という感じで若干物足りなさもあるが、おもしろかった!
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CL 2022.10.4-2022.10.5 「風の影」の続編。 ダビッド•マルティンからフェルミンへ、フェルミンからダニエルへ。 さまざまなことが繋がっていく。 そして4部作ラストの「精霊たちの迷宮」へ。 やっぱりフェルミンとダニエルの友情が好き
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『風の影』『天国の囚人』に続く第三部。 第一部から二年後、主人公だった少年は家庭をもち、父親と古書店を経営している。 ともに働く友人のつらい過去が話の中心となるのだが、その過去において関わっていたのが第二部の主人公である作家で、彼の書いた書物のタイトルが『天国の囚人』だったとい...
『風の影』『天国の囚人』に続く第三部。 第一部から二年後、主人公だった少年は家庭をもち、父親と古書店を経営している。 ともに働く友人のつらい過去が話の中心となるのだが、その過去において関わっていたのが第二部の主人公である作家で、彼の書いた書物のタイトルが『天国の囚人』だったという。 第二部の内容があちらこちらに散りばめられていて、これがこうつながってくるのか、と身震いする。 同時に、今回の不穏なエピローグが、まだ解き明かされていない謎とどう絡んでくるのか、最終章を読むのが楽しみだ。 ところで、作者は亡くなっているし、これまでも続編が翻訳されるのに何年もかかっているし、果たしていつ読めるのかと調べたところ、なんと読了したその日に第四部が発売という情報が。この信じがたい偶然には震えた。 ダビッド・マルティンに手招きされているようなので、早速明日にでも書店に行こう。
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1957年、バルセロナ。父の書店で働く青年ダニエルは、結婚間近の親友フェルミンの様子がおかしい事に気づく。彼宛に不可解なメッセージを残す謎の男の来店もあり、友人を問い詰めると、フェルミンは自らの過去を語り始めた…。18年前、監獄に収容された事。そこで出会った作家マルティンの事、彼...
1957年、バルセロナ。父の書店で働く青年ダニエルは、結婚間近の親友フェルミンの様子がおかしい事に気づく。彼宛に不可解なメッセージを残す謎の男の来店もあり、友人を問い詰めると、フェルミンは自らの過去を語り始めた…。18年前、監獄に収容された事。そこで出会った作家マルティンの事、彼と交わした約束の事―『風の影』『天使のゲーム』をつなぐ、「忘れられた本の墓場」シリーズ第3弾!
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シリーズ3作目で 比較的短いので 読みやすかった。 前作は随分前に読んだので 登場人物の名前がさて誰が誰? ってな具合で混乱
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なかなかおもしろかった、はず。なのに、あまりおぼえてないんですよね。シリーズものなんですが、間が空いてるのでどうしても記憶が薄れがち、ということでしょうか。 第1弾の『風の影』の翻訳が出たのが2006年。記録をみると、私は遅ればせながら2012年に読了。そして、天使のゲーム、この...
なかなかおもしろかった、はず。なのに、あまりおぼえてないんですよね。シリーズものなんですが、間が空いてるのでどうしても記憶が薄れがち、ということでしょうか。 第1弾の『風の影』の翻訳が出たのが2006年。記録をみると、私は遅ればせながら2012年に読了。そして、天使のゲーム、この天国の囚人と続く。これを2015年1月31日に読了。あれ。そんなに間が空いてない。おかしいなあ。 ちなみに、完結編となる小説は、原著が2016年11月に出版されたそうです。翻訳はいつ出るのかな。ネットで調べてみると、風の影では、原著が2001年なので5年空いてる! 天国の囚人でも、原著は2011年で翻訳が2014年・・・。ということは、完結編は早くても2019年ということになるのでしょうか。ずいぶん先の話ですね。 そのときは、最初から読み直して、完結編まで読み進めていったほうが、きっと、深く楽しめるんでしょうね。再読したときは、この天国の囚人もきっともっと楽しめるはず。はず。
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