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獺祭 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2024/06/27

(2015/1/11) ここにきてこよなく愛するようになった日本酒の、今のブームをけん引している獺祭についての本。 旭酒造社長の本なども読み、また別の本を、、、と検索したら、この本にあたった。 著者は勝谷 誠彦。え?意外。「官報複合体」などの造語を作り、現代を厳しく斬るジャーナリ...

(2015/1/11) ここにきてこよなく愛するようになった日本酒の、今のブームをけん引している獺祭についての本。 旭酒造社長の本なども読み、また別の本を、、、と検索したら、この本にあたった。 著者は勝谷 誠彦。え?意外。「官報複合体」などの造語を作り、現代を厳しく斬るジャーナリストだ。 私の官僚に対する考え方は、大前研一氏のガラガラポンが原点ではあるが、それに具体的な肉付けをしたのは 勝谷氏の影響が案外大きい。 4,5年前ののTBSラジオ「ストリーム」のコラムニスト。今のたまむすびの前のキラキラの前の看板番組。 podcast聞き始めだった。小西勝也と松本ともこがMC。いい番組だった。私のpodcastを聞く基準はいまだにここにある。 ストリームに出ていた人の番組は、聴く。ちなみに勝谷さんはニッポン放送そこまで言う課の月曜レギュラーで、 必聴だ。 http://www.1242.com/program/voice/ 話がそれた。 なんでその勝谷さんが日本酒のドキュメントなど書くのよ、という思いで読み始めたが、、、、 これは勝谷さんでなければ書けない本だった! 旭酒造社長櫻井さんの本で酒造りの苦労は既に頭にあったので、勝谷さんから改めて知らされる必要はない。 勝谷さんの主張は、 旭酒造は、既得権益に胡坐をかいてサボっているくせに主張ばかるする連中を駆逐して獺祭は生まれた ということにあった。 半守旧派、反既得権益の勝谷さんならではの文章だ。 その守旧派とは杜氏であり、酒問屋であり、農協であり、官僚だ。 実は酒造りを対して知りもしない癖にあれはできないこれはできないと駄々をこね、そのくせ高い金を持っていく杜氏。 酒蔵と杜氏の関係って、微妙だったのだ。櫻井社長はだったら自分で作ろうと、 杜氏を外してマニュアルをもとに社員と酒造りを始め、これが結果的にコスト削減もでき、納得のいく品質の酒造りになった。 末端のお客様の声のほんの一部しか聴かずに「ポスターを作ったほうがいい」などと提案してきて、 無駄なコストをかけさせる問屋。こんなものもいらないと、お客様を直接つなぐクール宅急便が大活躍。 そして原材料の山田錦。農協が卸さない。官僚は相も変わらず減反を迫る。 美味しい酒を造るのに美味しい酒は必須で、いくらあっても足りないのに、なぜか減反。 昨年の安倍首相の減反中止の背景には、首相の出身地の獺祭の材料のことがあったという。 へえ。 だとしたら安倍さんきわめてまっとう。 まあ、だからこそ勝谷さんは安倍さんを支持しているのだろうが。 そう。要するに、何も考えず、今までの仕組みに胡坐をかいている連中が、新しい動きを妨げている。 日本酒の出荷量は2010年を底に、徐々に回復してきているという。 それに弾みをつけたいことろがなかなかすんなり行かない、邪魔しているのがこの既得権益軍団というわけだ。 さて私になにができるか。 そう。 美味しい日本酒を探して飲むことだ。 飲むことで、一所懸命酒を作ってる酒蔵、酒造会社を、そしてその日本酒の原料である酒米を作っている農家を応援することが できる。 ついでにヤマトなど郵政に立ち向かって戦って物流を変えた宅配業者を応援することにもなる。 頑張る人を応援するのは最後は我々市井の人間の経済活動なのだ。 地方のマラソンに行って、走った後に酒蔵に行って試飲して買って帰る。 これに地方でトップリーグが開催されて観戦も出来れば完璧だが、まあそこまではうまくいくまい。 マラソンにラグビーに日本酒。三大趣味としよう。勇気をくれた一冊だった。 序 再訪 第一章 日本酒との縁 第二章 夜明け前 出会い 山奥の小さな蔵で 旭酒造を継ぐ 杜氏の交代 第三章 「獺祭」誕生 東京進出 地ビールへの展開と失敗 苦境からの脱出 杜氏抜きの酒造り 四季醸造への転換 第四章 酒造りの現場 日々の造り 酒造りのマニュアル 幻の酒にはしない 第五章 さらなる挑戦 最上の酒米を求めて 直営店「獺祭 Bar23」 第六章 加速 獺祭 磨 その先へ 第七章 未来に向かって 安部首相に酒米不足を訴える あとがき

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2024/02/12

日本酒呑みたい ってな事で、勝谷誠彦の『獺祭 天翔ける日の本の酒』 獺祭の桜井会長が旭富士を造ってる時代からの付き合いの有る勝谷誠彦が獺祭愛と桜井会長の奮闘記を語る伝書 潰れそうな蔵を世界に羽ばたく蔵へと再生した桜井会長は凄いね♪ 工業製品とか何だかんだと言う人居るけど造...

日本酒呑みたい ってな事で、勝谷誠彦の『獺祭 天翔ける日の本の酒』 獺祭の桜井会長が旭富士を造ってる時代からの付き合いの有る勝谷誠彦が獺祭愛と桜井会長の奮闘記を語る伝書 潰れそうな蔵を世界に羽ばたく蔵へと再生した桜井会長は凄いね♪ 工業製品とか何だかんだと言う人居るけど造りの全行程を実際に見て言ってるのかな? その他の酒米問題とか何やかんやw ちゃんと美味しい日本酒造ってると思うけどなぁ。 わしは獺祭美味いと思うし、好きな日本酒です 只、やっぱりちょっと高いので自分から進んでは頼みませんがw これ読むと獺祭呑みたくなるね 2018年20冊目

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2019/09/27

勝谷誠彦さん、逝去 コラムニスト、写真家として活躍され、 何より酒を愛していた勝谷さんのご冥福をお祈りします。

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2018/11/23

獺祭の成功の理由と歴史 桜井博志が1984年に父の急逝で旭酒造を継いだが当時は前時代的な杜氏・蔵人制度や問屋の酒販などがはびこっていた。獺祭とその他の地酒が変えたことは ・蔵元が酒造りに参加し、時には杜氏を兼ねることも増えた ・桜井は違うが一般的に農大醸造学科卒の世襲蔵元兼杜氏が...

獺祭の成功の理由と歴史 桜井博志が1984年に父の急逝で旭酒造を継いだが当時は前時代的な杜氏・蔵人制度や問屋の酒販などがはびこっていた。獺祭とその他の地酒が変えたことは ・蔵元が酒造りに参加し、時には杜氏を兼ねることも増えた ・桜井は違うが一般的に農大醸造学科卒の世襲蔵元兼杜氏が多い ・勘に頼っていた部分のデータの精密化が行われた ・合理的な範囲で機械化が行われた ・東京の酒屋への直販やネットでの直販が増えた ・酒米に関しても直販や直接の交渉が出来るようになった 特に獺祭に関しては ・桜井が杜氏となり蔵人のかわりに旭酒造の正社員が酒造りをする ・大吟醸にこだわるおかげで設備に無駄がない ・積極的に設備投資をし生産能力を上げている ・品質を安定させる為全てに火入れをする ・直販店で消費者の動向を常に確認する ・海外でも日本の味をそのまま飲んでもらうための販路拡大を目指す ・冷却設備により通年で酒造りが出来、経験の蓄積も早い ・データの重要性を認識しマニュアルを作り改良していく ・人間の方が上手く出来る洗米などは絶対に機械化せず手間をかける 日本酒業界の歴史としても、物語としても読みやすく面白かった

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2018/01/28

山口県の山奥の小さな酒蔵の戦いを描いたドキュメンタリー …ということで読み始めたのだけど、この文章、めちゃ読みにくい! 著者の勝谷さんの自慢とか政治の話と個人の思いとかかが入り混じっててホントうんざり。 獺祭も好きだし、旭酒造の桜井さんの風雲児としての活躍にも感銘を受けてたの...

山口県の山奥の小さな酒蔵の戦いを描いたドキュメンタリー …ということで読み始めたのだけど、この文章、めちゃ読みにくい! 著者の勝谷さんの自慢とか政治の話と個人の思いとかかが入り混じっててホントうんざり。 獺祭も好きだし、旭酒造の桜井さんの風雲児としての活躍にも感銘を受けてたのでこの本を読もうと思ったですが…。 純粋に旭酒造の桜井博志さんの日本酒造りと日本酒革命を読みたかった私には合わない本でした。

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2017/05/27

時の流れとともに変化しながら家業を継ぐ難しさ。波に乗るか呑まれるか。今を生き、本気で取り組めば、後につながる。立ち止まれば、別の動きに頼らざるを得ない。とにかく前へ(^o^)

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2016/02/14

[2016.12]大好きな日本酒の一つ「獺祭」 ただ、これほどに苦難の末に出来上がった酒だとは知らなかった。 問屋と縁を切ったこと、杜氏や蔵人がいなくなったこと、酒米の山田錦が足りないことなど、その一つ一つの壁を壊していく。 前例にとらわれない姿勢が今の、そしてこれからの獺祭を作...

[2016.12]大好きな日本酒の一つ「獺祭」 ただ、これほどに苦難の末に出来上がった酒だとは知らなかった。 問屋と縁を切ったこと、杜氏や蔵人がいなくなったこと、酒米の山田錦が足りないことなど、その一つ一つの壁を壊していく。 前例にとらわれない姿勢が今の、そしてこれからの獺祭を作っていくのだろう。 獺祭の焼酎も飲んでみたい。

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2015/06/22

獺祭が飲みたくなった(笑) ここまでの改革を起こした蔵元に尊敬。恐らくどんな業種でも上手くいったであろう優秀なビジネスパーソンだと思います。そんな蔵元が「日本酒」というビジネスを選択(せざるを得なかったが…)し、日本酒の存在を再び蘇らせたということに、日本人として何とも言えない嬉...

獺祭が飲みたくなった(笑) ここまでの改革を起こした蔵元に尊敬。恐らくどんな業種でも上手くいったであろう優秀なビジネスパーソンだと思います。そんな蔵元が「日本酒」というビジネスを選択(せざるを得なかったが…)し、日本酒の存在を再び蘇らせたということに、日本人として何とも言えない嬉しさを感じます。 農協要らない。問屋要らない。 中抜き、中間搾取。ろくなもんじゃないね。

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2015/04/02

201503読了 山口の日本酒「獺祭」のノンフィクション。●そのときそのときのトラブルを打開しようとした結果、杜氏に頼らない酒造りだとか、卸問屋を経由せず直に店とつながるとか、変化を恐れずに突き進むことになった。「いままでこうだったから」と踏襲されてきたしきたりを覆してあの獺祭が...

201503読了 山口の日本酒「獺祭」のノンフィクション。●そのときそのときのトラブルを打開しようとした結果、杜氏に頼らない酒造りだとか、卸問屋を経由せず直に店とつながるとか、変化を恐れずに突き進むことになった。「いままでこうだったから」と踏襲されてきたしきたりを覆してあの獺祭が生み出されていたという歴史を知れて良かった!●海外進出、うまくいくといいですね。現地の好みにすり寄らず、そのまんま日本の味で勝負する心意気は素敵だが、どれくらい受け入れられるのかは未知数・・・。

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2015/01/14

勝谷さん本人も後書きで認めてましたが、獺祭の興隆に一役買った事を自慢にならないように、淡々と書こうとして、行間に気恥ずかしさが滲んでます。 内容は嫌いじゃないけど、こちらもなんとなく気恥ずかしくなったので、★減にしました。

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