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〈運ぶヒト〉の人類学 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2014/10/23

運び方に傾向はあるようですが、結局・・原則はなかったような印象です。 それでも、色々な学びがありました。 アフリカの人が屈んで草取りをしているのを見ても、これからは「たいへんだなぁ」とは思いません。楽なんでしょうから。

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2014/10/20

「毎日新聞」(2014年10月19日付朝刊)で、 中村桂子先生が紹介しています。 (2014年10月19日)

Posted byブクログ

2014/10/05

川田先生の名前はレヴィ・ストロースの翻訳者として知ってはいたが、著書を読んだことがなかった。文化人類学関連の本もいくつか読んできたつもりだったが、今までと全く違う発想で、新鮮で興味深い内容だった。頭にのせて荷物を運ぶ姿はテレビなどでよく見かけるが、それが体格と関係しているというの...

川田先生の名前はレヴィ・ストロースの翻訳者として知ってはいたが、著書を読んだことがなかった。文化人類学関連の本もいくつか読んできたつもりだったが、今までと全く違う発想で、新鮮で興味深い内容だった。頭にのせて荷物を運ぶ姿はテレビなどでよく見かけるが、それが体格と関係しているというのは、言われてみればそうなのかも知れないが、考えたこともなかった。アフリカの人々が前屈している写真とか、足を放り出した姿勢がわれわれ日本人と違って楽であるとか、逆に、蹲踞の姿勢はわれわれの方が楽であるとか。履き物の形とか。赤ん坊の背負い方とか。人間の道具化とか、道具の人間化とか。とにかくどれもこれもおもしろい。どうして今まで、こういう発想に触れないままでいたのだろう。その方が不思議なくらいだ。図版が多く分かりやすい構成になっているが、馬が船を引くというのはどんなふうにするのか、それは映像で見てみたい。

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