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ソロモンの偽証(4) の商品レビュー

4.1

151件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

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弁護人

「学校内裁判」の開廷へと、着々と準備は進んで行きます。検事側、弁護人側双方が関係者にアプローチして、また新たな事実の発見もあったりしてワクワクして来ます。特に弁護人の二人はいい。ホントいいコンビです。神原和彦に対する野田健一の心遣いが優しい。そしてこの巻ではとうとう被告人大出俊次...

「学校内裁判」の開廷へと、着々と準備は進んで行きます。検事側、弁護人側双方が関係者にアプローチして、また新たな事実の発見もあったりしてワクワクして来ます。特に弁護人の二人はいい。ホントいいコンビです。神原和彦に対する野田健一の心遣いが優しい。そしてこの巻ではとうとう被告人大出俊次が、心底から二人の弁護人に自分の身の潔白を証明して欲しいと、涙ながらに懇願します。良いシーンです。闘いへの決意表明です。

ミルク

2023/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

急展開が多くて読んでいて楽しかった。ページを捲る手が止まらない。3巻あたりから神原が怪しいなと思っていたけど、今回で確信に変わった。普段は憮然とした態度なのに健一の柏木に対する何気ない一言で動揺しまくったり、血相を変えるのは少しわかりやすすぎではないかと思った。 柏木が何度もかけた公衆電話は、神原なのではないかなと考えた。神原と柏木は実は結構仲が良かったという線もなきにしもあらず、だと思った。 裁判が気になる。

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2023/12/13

面白いは面白いがなっっっがい笑 宮部みゆき作品ではさもありなん。検事や判事、高校生だったら理解できるが弁護人の大人びた描写や倫理観や中学生としては厳しいかなと。あと弁護人の少年の動機が荒唐無稽過ぎて違和感あるなー。

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2023/11/14

シリーズ4作目。第二部の下巻。 涼子や神原たちが色々な人たちに話を聞いたりしながら学校内裁判の準備をしていく様子。 具体的かつ現実的で、実際にそばにいて一緒に体験しているような気持ちになった。 神原の過去に何か隠されているものがありそうで怖い。でもとっても次が気になる。

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2023/10/07

健一と和彦のやりとりは面白いですね。和彦が何か隠してる感じが今後どう回収されていくのか楽しみです。 ようやく、学校内裁判が始まるので楽しみです

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2023/05/31

1部事件、2部決意(上巻)を読み終えて、いよいよクライマックス序章を迎えるであろう期待感でページを開いた。 藤野涼子は検事としてどんな証明をするのか?動機、機会(アリバイ)、方法を立証できるのか?一方、神原和彦と野田健一は弁護側として、推定無罪ではなく無罪を証明できるのだろうか...

1部事件、2部決意(上巻)を読み終えて、いよいよクライマックス序章を迎えるであろう期待感でページを開いた。 藤野涼子は検事としてどんな証明をするのか?動機、機会(アリバイ)、方法を立証できるのか?一方、神原和彦と野田健一は弁護側として、推定無罪ではなく無罪を証明できるのだろうか?柏木卓也の遺体を前に出会った2人が弁護人というのも疑問は残っているが、なぜこうした構成にしたのかも気になっている。 特に神原和彦はなぜ他校のしかも大出の弁護人になったのか?私も推理してはいるが、宮部みゆきさんのことだ、おそらく驚く結末が用意されているのだろう。第3部法廷が益々楽しみになってきた。

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2023/04/23

 裁判は陪審制裁判。検察官ぎ決まらないが、弁護人役が現れ主人公が検察がわに。  同時に告発を行った少女の動向もすすみ、いよいよ物語は学校内裁判に向けて動きだす。  中学内に介在していたあらゆる問題が社会を巻き込み展開していくが、だんだんと裁判以外の部分で新しい疑問が生まれてくる。...

 裁判は陪審制裁判。検察官ぎ決まらないが、弁護人役が現れ主人公が検察がわに。  同時に告発を行った少女の動向もすすみ、いよいよ物語は学校内裁判に向けて動きだす。  中学内に介在していたあらゆる問題が社会を巻き込み展開していくが、だんだんと裁判以外の部分で新しい疑問が生まれてくる。  後々、僕は特殊な推理を想像してしまい(最終巻で述べるが)この頃から世界観からはみ出た見方をしてしまった(笑)

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2023/04/16

警察、学校、マスコミによって翻弄される中学生たちは自分達で真相解明しようと決意をする。 その方法が学校裁判で、検事と弁護人に分かれて自分たちで事実を積み上げていく。 裁判官、弁護官、検事、陪審員、廷吏を決めて本格的な裁判の様相。中学生なのに賢すぎる!

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2023/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弁護側、検事側にとって、どの証言がどのように作用していくのか一読して完璧に理解できない自分に落胆したが、とにかく飽きさせない展開と、次の5巻へと意識を向けさせられる最後の数ページにより読むことを止められない。声が戻って.....さてどうなるのだろう。

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2023/02/04

「学校内裁判」開廷に向けて、関係者に聴取に走る検事藤野涼子達と弁護士榊原和彦達。被告人大出と被害者であろう柏木の、素顔と当日の行動を探し出す。 判事も陪審員も決まり、判決はどこに向かうんでしょう。真実は、見えてきそうですが、見ただけではダメなんでしょうね。 大出家 放火で全焼。...

「学校内裁判」開廷に向けて、関係者に聴取に走る検事藤野涼子達と弁護士榊原和彦達。被告人大出と被害者であろう柏木の、素顔と当日の行動を探し出す。 判事も陪審員も決まり、判決はどこに向かうんでしょう。真実は、見えてきそうですが、見ただけではダメなんでしょうね。 大出家 放火で全焼。祖母亡くなる。 森内先生 自宅アパート階段で突き落とされ大怪我 増井望 城東中 大出達の被害者 大怪我 滝沢塾 柏木と榊原の共通点

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