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ZERO to ONE 君はゼロから何を生み出せるか の商品レビュー

3.9

309件のお客様レビュー

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2025/02/09

1をNにする既存のアイデアの延長はレッドオーシャンであり、激しい競争にさらされる。 起業家は0→1のアイデアを生み出して新しい市場を創造し、独占することを目指すべきで、そのためには「まだ世の中に知られていない隠れた真実」を見つけ、それを基に事業を立ち上げる。 起業家も発明家(研究...

1をNにする既存のアイデアの延長はレッドオーシャンであり、激しい競争にさらされる。 起業家は0→1のアイデアを生み出して新しい市場を創造し、独占することを目指すべきで、そのためには「まだ世の中に知られていない隠れた真実」を見つけ、それを基に事業を立ち上げる。 起業家も発明家(研究者や科学者)も世の中をアップデートする人たちは皆、時代が違えど本質は同じなのかなと思い知り、感銘を受けた。

Posted byブクログ

2025/02/09

目的:新規事業開拓の視点を得る 結論: 『Zero to One』は、キャピタリストや起業家にとって重要な視点を提供している。特に、従来の競争優位性を否定し、「独占」を目指すべきだと強調している点が特徴的である。 ただし、本書が示す「成功」とは、単に小規模なサービスや事業を数億円...

目的:新規事業開拓の視点を得る 結論: 『Zero to One』は、キャピタリストや起業家にとって重要な視点を提供している。特に、従来の競争優位性を否定し、「独占」を目指すべきだと強調している点が特徴的である。 ただし、本書が示す「成功」とは、単に小規模なサービスや事業を数億円で売却することではなく、社会を大きく変革するレベルのものを指している点に留意したい。 感想としては、多くの"中小企業"にとっても独占は理想ではあるが、完全な独占を継続するのは現実的に困難である。そのため、本書の視点を参考にしつつ、リタ・マグレイスの理論(競争優位性を一時的なものと捉え、変化に適応し続けるアプローチ)と組み合わせると、より実践的な戦略が立てられるのではないかと感じた。 学び ① 競争優位性の持続性に関する視点 ・従来の「競争で勝つ」という発想ではなく、「競争せずに独占を築く」ことが重要。 ② バックキャスティング的思考 ・ 「独占的な未来」を描いた上で、そこに至る戦略を逆算して考える。 ③ その他、今後意識したい点 ・既存市場の破壊を目的としない 新規事業を考える際、つい「既存市場を壊すこと」に意識が向きがちだが、本質は破壊ではなく、新たな価値創造にある。理想は、既存市場も含めた全体の発展。 ・「タイムマシン経営」のリスク これも案として思い付きがちであるが、他国・他市場の成功モデルを持ち込むビジネスは、一見新規性があるように見えても、大企業が本気になれば模倣可能であり、持続的な競争優位を築くのは難しい ⭐︎ベンチャー企業を就職先、転職先の候補に入れている場合には、本書の投資家目線を自分ごととして取り込むことで、良い企業を選ぶきっかけになりそう

Posted byブクログ

2025/01/29

保険をかけるな ゼロから一を生み出すのがイノベーション それを横展開するのがグローバライゼーション 自分だけが信じる隠れた真実はなにか

Posted byブクログ

2025/01/01

伝説の起業家・投資家のピーター・ティールが、ゼロから新たな価値を創造するポイントを独自の視点で語っています。逆張り屋と言われるが、その鋭い視点は見えていなかったコトを気にするきっかけになりました。

Posted byブクログ

2024/12/18

ピーターティール、初めて読みました。 広い知識を持った起業家であり投資家のピーターティールだからこそ、説得力のある内容だったと思います。 最後のパートでのグリーンビジネスへの期待と批判。曖昧な楽観主義者である投資家によって創出されたバブル。自分はどうか? どんな視点で未来を捉える...

ピーターティール、初めて読みました。 広い知識を持った起業家であり投資家のピーターティールだからこそ、説得力のある内容だったと思います。 最後のパートでのグリーンビジネスへの期待と批判。曖昧な楽観主義者である投資家によって創出されたバブル。自分はどうか? どんな視点で未来を捉えるべきかを考えました。 なりたい自分は明確な悲観主義者なんだろうなと。

Posted byブクログ

2024/12/01

ファーストムーバー・アドバンテージ 先手必勝  市場に最初に参入すれば、ライバルのいない隙に大きな市場シェアを握れる、でも、先手を打つのは手段であって目的ではない。最初の参入者になっても、ライバルがやってきてその座を奪われたら目的(競争が回避された独占)を達成できない。 ラストム...

ファーストムーバー・アドバンテージ 先手必勝  市場に最初に参入すれば、ライバルのいない隙に大きな市場シェアを握れる、でも、先手を打つのは手段であって目的ではない。最初の参入者になっても、ライバルがやってきてその座を奪われたら目的(競争が回避された独占)を達成できない。 ラストムーバーアドバンテージ 最後の参入者になる方がはるかにいい、特定の市場でいちばん最後に大きく発展して、その後何年、何十年と独占利益を享受する方がいい。 そのためには、 小さなニッチを支配し、そこから大胆な長期目標に向けて規模を拡大 しなければならない。ビジネスはチェスに似ている。チェスのグランド・マスター、ホセ・ラウル・カパプランカはこう言った。勝ちたければ「何よりも先に終盤を学べ」。

Posted byブクログ

2024/11/13

起業家についての話 主にアメリカ圏の企業においての話だが 起業家以外も同じように考えられる ゼロからイチをつくることが イノベーションとして大事であり 一から百にするのは誰でもできる など 過去のバブルがどう起こったのかもわかるし 大体、起業家は変

Posted byブクログ

2024/09/08

企業は人々が創業者を必要としていることを自覚しなければならない。 訓練されたプロフェッショナルが運営する個性のない官僚組織は目先のことしか見えていない。 新しいものを生み出すという難事業に投資しなければ企業に未来はない。 ↑ これが今の日本では賛成する人がほとんどいない、大...

企業は人々が創業者を必要としていることを自覚しなければならない。 訓練されたプロフェッショナルが運営する個性のない官僚組織は目先のことしか見えていない。 新しいものを生み出すという難事業に投資しなければ企業に未来はない。 ↑ これが今の日本では賛成する人がほとんどいない、大切な真実かもしれない。 より良い未来をつくるために、第一歩を踏み出そう。まずは自分のアタマで考えるところから。

Posted byブクログ

2024/09/08

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう」 自分を信じ切れる知識、思考、経験、スキルとそれを裏付ける努力。色んなものを疑い、その先を信じることがZERO to ONEに不可欠と学んだ。クリティカルに見ていくことから始めたい。

Posted byブクログ

2024/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結局は企業が大きくなるためには【独占】市場にチャレンジできているかどうかということ。 どんなに市場規模が小さくても、独占できた暁には巨大な利益が待っている可能性がある。 【世の中の人は真だと思っていないが自分は真だと思っていることは何か】という問いにまだ答えられていないので、一日中考えてみようと思う。

Posted byブクログ