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死ぬってどういうことですか? の商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

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2015/06/14

こちらに書いてます。 http://blog.livedoor.jp/awaday/archives/1030837500.html

Posted byブクログ

2015/06/09

思いがけず面白かった。ホリエモンが瀬戸内寂聴にいろいろ聞く本だと思ったら、ちゃんと対談になっていた。 ホリエモンはすべてをコストとプロフィットで考える。原発は経済的だから賛成、戦争は割が合わないから起こらないという。家を持つのはナンセンスで、家族や愛国心もよくわからない。単純で...

思いがけず面白かった。ホリエモンが瀬戸内寂聴にいろいろ聞く本だと思ったら、ちゃんと対談になっていた。 ホリエモンはすべてをコストとプロフィットで考える。原発は経済的だから賛成、戦争は割が合わないから起こらないという。家を持つのはナンセンスで、家族や愛国心もよくわからない。単純でシンプルだ。この人、損なこと、つまらないことはしないんだろうな。 一方の瀬戸内寂聴は経済がわからない。経験や心情から、戦争と原発に反対し、冤罪事件の支援者となる。話の主語はあくまで人で、里見弴や遠藤周作や市川房枝が出てくる。 一見対照的な二人だが、二人ともこだわらず、どこか浮世離れして、ドライで、自由なところがよく似ている。瀬戸内寂聴もホリエモンもあまり興味がなかったが、書いたものを少し読んでみようかな、という気になった。

Posted byブクログ

2015/06/08

文芸の生き字引である寂聴の交遊録はハンパなく、実体験でモノを語る。他方、ホリエモンは相変わらずの合理主義的価値観。だから話はあまりかみ合ってない。人間が合理的ならホリエモンの論理も正しいのだが、殆どの人間は合理的じゃないからね。頭のいい人間はここで失敗する。全体的にはあまり中身が...

文芸の生き字引である寂聴の交遊録はハンパなく、実体験でモノを語る。他方、ホリエモンは相変わらずの合理主義的価値観。だから話はあまりかみ合ってない。人間が合理的ならホリエモンの論理も正しいのだが、殆どの人間は合理的じゃないからね。頭のいい人間はここで失敗する。全体的にはあまり中身がない。対談本だから仕方ないけど。寂聴の「人間は健康かカネで自殺する。それ以外では殆ど死なない」というのは印象的。

Posted byブクログ

2015/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お互い言いたいことを正直に言っているのが好印象。 戦争や原発など意見が食い違っている所ほど現実的な問題点が良く見えて考えさせられる。 先進国は人間コストが高いので戦争はしたがらないという堀江氏の説は結構納得できる。 実際地球上で争いのため多くの人が死んでいる国では人命が二束三文に扱われている。 原発に関しては意見は全く違うが二人とも技術者が減っていることを危惧している。 どっちにしても耐用年数の来た原発は廃炉にしなければいけないので、その技術を高めることは一番重要な事だと思う。

Posted byブクログ

2015/02/24

もともとホリエモンは好きなのですが、50歳の年の差を感じさせないホリエモンと寂聴さんの対談、面白かったです。どちらも知的で好奇心にあふれ、アタマが柔軟だからでしょうか。

Posted byブクログ

2015/02/23

対談ではなく対論だそうだが、面白く、対座する二人のそばで聞いているような臨場感あり、サクサクと読み終えた。 ホリエモンの舌鋒に、寂聴さんが押されているように見える。しかし、実際は、寂聴三蔵法師の手のひらで踊らされているホリエモン孫悟空だったりして!

Posted byブクログ

2015/01/26

ホリエモンも寂聴さんもあくが強くて癖があって反発を覚えることも少なくないけれど、やはり気になる存在。 そのお二人の対論(対談ではないらしい)というからには是非とも読んでみないと! うん、とっても面白かった。 堀江さんは当然と言えば当然であるが非常に頭にいい人である。しかしながら...

ホリエモンも寂聴さんもあくが強くて癖があって反発を覚えることも少なくないけれど、やはり気になる存在。 そのお二人の対論(対談ではないらしい)というからには是非とも読んでみないと! うん、とっても面白かった。 堀江さんは当然と言えば当然であるが非常に頭にいい人である。しかしながら小難しいことを言わないのがいい。 漫画からの知識を平然と披露したり、案外と素直に相手の言う事を認めたり。 それと寂聴さん、とっても御歳90歳を超えているとは思えない! 記憶力の素晴らしさはさることながら、幅広い知識と新しい物事を取り入れようとする柔軟性に驚かされる。 それに、90歳を超えた人が京都―東京間を日帰り往復ってあり得ないよね・・・。 一番印象に残ったのは寂聴さんが繰り返し述べた戦争の怖さについてのこと。 今の日本はどうも戦争に向かおうとしているということを堀江さんに説き、どんな些細なことも注意を払わなければならないとおっしゃったこと。 堀江さんは終戦はついこないだのことなのに、と言っていたがこれもアラフォー世代までなのかなと。 それ以下の世代になると終戦なんて遠い過去なんだろうな。 戦争の怖さを伝えることが昭和生まれ世代に残された使命なのかもしれない。 タイトルは「死ぬってどういうことですか?」だけれども、死生観にかぎらず子育て、仕事、政治、原発など多岐に渡るトピックについて討論されていて楽しめた。 読んで損はない。

Posted byブクログ

2015/01/19

所在:展示架 請求番号:914.6/Se93 資料ID:11405886 瀬戸内寂聴と堀江貴文という驚く組み合わせ! 一見何のかかわりもない二人が”生と死”を元に現代を見つめなおします。 波乱万丈な人生を歩んできた二人の対談は必読です。 選書担当:木村

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2015/10/31

瀬戸内寂聴と堀江貴文の対談もの。ちょうど50歳離れた二人は、年齢以前に、興味の対象も思想も驚くほどの違いがある。読んでいてもかみ合ってない場面が多々ある。にもかかわらず対談が成立しているのは、お互いの違いや生き様を尊重し論破しようとしていないからだ。すがすがしい。

Posted byブクログ

2015/01/04

本書は堀江氏と瀬戸内氏の異色の対談内容。 本のタイトルに、”死”とあるが、中身は死とは違った方面の対談が主のような気がする。 戦争や子育て、経済などいわゆる世間一般の意見とは真逆の視点から切り込んでいて、ちょっと、堀江氏と私の意見で合致する点が、ちょこちょこありました。

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