魔術師の視線 の商品レビュー
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最初の視覚障害云々が大筋には特別関係なかったのが衝撃でした。タイトルからして関係してくるかと…。確かに鋭い観察眼=視線はわかるけど、魔術師の部分はどこにかかるんだろう。結局、核心の部分が超能力?!っていう。猫は礼が殺したくなるほどの何をしたのか…?? 首を傾げたくなるし、腹をくくった?主人公も、まあ死んでもいいかなーみたいな腹のくくり方なの??と、読後感はたいそう悪い。 未婚女性に対しての書き方ももやもやする。 本多さんの著作はだいたい好きなんですが、これはあわなかった。
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タイトルはなんかカッコいいな。でも中身がグダグダだな。 本多さんはいったい何を書きたかったんだろう?「人を信じるということ」について書きたかったのかな?まるでわからなかった。中盤までは繊細な描写が楽しくて、それなりに面白く読んでいたのに、政治ネタがからんできたあたりからあまりとい...
タイトルはなんかカッコいいな。でも中身がグダグダだな。 本多さんはいったい何を書きたかったんだろう?「人を信じるということ」について書きたかったのかな?まるでわからなかった。中盤までは繊細な描写が楽しくて、それなりに面白く読んでいたのに、政治ネタがからんできたあたりからあまりといえばあまりのご都合主義が始まり、そりゃ誰にもわからんよ・・・という説得力ゼロのこじつけ謎解きに終始してしまうことになる。そして極め付けは引っ張りに引っ張った礼ちゃんの神秘のベールがはがされるネタばらし。 え。。。。。。。と言葉を失うこと間違いなし。 がっかり率100%でした。
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気持ち悪くなる話しだった でもそこが本多さんらしいかな 正義のミカタのあたりの気持ち悪さ 綺麗事ばかりじゃなくてたまには気持ち悪いのも読みたいよ 綺麗事はどんな作家も似たようなものになるけど気持ち悪いのや汚いのには個性が出る 本多さんの個性は嫌いじゃない
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小説新潮で連載されていて断片的にしか読んでなかったので単行本の方も読みました。つまらなくはなかったけど、登場人物の設定がちょっと腑に落ちなかったです。
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え、結局、礼ちゃんは… そんなの、アリですかー?プレステージって映画を思い出した。 紙の犬が歩いたのもトリックではなかったって事ですか… なんか、すっきりしないなあ、の読後感。
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愛らしくて超能力をもつ少女、礼とジャーナリストの薫の話 どんどん繋がっていくのが楽しかった 礼は賢くて魅力的だった 薫と礼が信頼を深めていって礼の力とうまく付き合っていけたらいいな。
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読み終わった後の感想としては面白かったです。でもその面白さは後半に集約していて前半はなんとなく謎ばかりが先行してちょっともどかしかった。それでも他の作品も読んでみようかなという気になる作家さんでした。
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ビデオジャーナリスト楠瀬薫のまえに、かつて自分の取材対象であった「超能力少女」諏訪礼がストーカーから匿ってくれとやって来る。政治家を巻き込んだ陰謀の展開は・・・ なんとも言えない未来を暗示するような終り方は、映画「オーメン」の最後を思い出した。 初めて読んだ作家だったが、最後まで...
ビデオジャーナリスト楠瀬薫のまえに、かつて自分の取材対象であった「超能力少女」諏訪礼がストーカーから匿ってくれとやって来る。政治家を巻き込んだ陰謀の展開は・・・ なんとも言えない未来を暗示するような終り方は、映画「オーメン」の最後を思い出した。 初めて読んだ作家だったが、最後まで読者を物語世界に引き込むストリー構成の巧みさと文章力は、将来の大物の器を感じさせる。
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久々の本多孝好。『ストレーヤーズクロニクル』でもういいや、と思ったのだが、これは良かった。後半まで、息もつかせず、読み進む。で、ラスト。そうくるかあ、という感想。☆ひとつマイナスです。
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久しぶりの本多孝好。 ビデオジャーナリストの薫と 超能力少女と騒がれた礼を中心に進んでいく。 心理の盲点を描き抜く驚愕のサスペンス。
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