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あらしのよるに の商品レビュー

4.3

33件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

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2024/03/20

あらしのよるに、たったひとり、みしらぬところでだれかにであえたら、ほっとしますよね。でも、そのだれかさんが、こわーいあいてだったら……。きみならどうするかな? ヤギとオオカミのおはなしは以下続編として『あるはれたひに』『くものきれまに』『きりのなかで』『どしゃぶりのひに』と刊行...

あらしのよるに、たったひとり、みしらぬところでだれかにであえたら、ほっとしますよね。でも、そのだれかさんが、こわーいあいてだったら……。きみならどうするかな? ヤギとオオカミのおはなしは以下続編として『あるはれたひに』『くものきれまに』『きりのなかで』『どしゃぶりのひに』と刊行されています。 産経児童出版文化賞JR賞/講談社出版文化賞絵本賞 ・自己犠牲の愛という展開かと思ったら意外な終わり方だったのでよかった。展開が面白かった、ちょっと途中で様々な愛のカタチ、そのメッセージ性に、お腹いっぱい。でも思ったよりもさわやかで、読みやすく、ハッピーエンドだったので読んでよかったなと思った。

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2023/01/15

あさぎーにょが読んでいるのを見て 子どもの頃に読んだ記憶が曖昧だっただめ再読。 (図書館で借りた) 涙こそ流れなかったが 心温まるハートフルな物語。 私の好きなハッピーエンドで○

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2022/11/16

メイとガブの関係はいろいろなものに置き換えられるなぁ、と思いながら読んだ。 恋愛する2人や宗教の信仰の違う2人、戦争の敵味方、事件の被害者家族と加害者家族、、、。 ほんのひとつボタンを掛け違えたら、憎しみ合う者同士になる2人だけど、お互いを尊重するって大切だな、と改めて思った。 ...

メイとガブの関係はいろいろなものに置き換えられるなぁ、と思いながら読んだ。 恋愛する2人や宗教の信仰の違う2人、戦争の敵味方、事件の被害者家族と加害者家族、、、。 ほんのひとつボタンを掛け違えたら、憎しみ合う者同士になる2人だけど、お互いを尊重するって大切だな、と改めて思った。 それと同時に、暗闇の中では肌の色の違いや人種なんて大したことじゃないのに、差別をしてしまう人間って、、、なんてことも考えさせられた。 作者たちはもっといろんなことを感じてほしいと思っているに違いないので、たくさん再読していろんなことを感じたい一冊。 図書館で借りた本だけど、手元に置きたい・絵本でも揃えてみたいシリーズ。 少し大きくなって、世界を広げたい広げている子供(大人にも)に読んでほしい。

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2022/10/19

公文推薦図書 小一夏休み。こんなに分厚い本を手に取るのは初めてでしたが、面白いと言って一気に読んでいました。

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2022/04/04

笑いあり、涙あり、感動ありの素晴らしい作品です。朗読に最適です。 7歳と4歳の息子達に毎晩1章ずつ読み聞かせました。 子供達も私も直ぐに物語に引き込まれ、次はどうなるのだろうとワクワクしながら頁をめくりました。 愛と葛藤、無償の愛、命の儚さ、深い作品だと思います。 子どもも楽しめ...

笑いあり、涙あり、感動ありの素晴らしい作品です。朗読に最適です。 7歳と4歳の息子達に毎晩1章ずつ読み聞かせました。 子供達も私も直ぐに物語に引き込まれ、次はどうなるのだろうとワクワクしながら頁をめくりました。 愛と葛藤、無償の愛、命の儚さ、深い作品だと思います。 子どもも楽しめていたようですが、大人の方が泣きます。 何度か間を空けて読むと、また違った視点で読めるのではと思いますので、また繰り返し読みたいと思います。

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2022/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ①あらしのよるに(1994)②あるはれたひに(1996)③くものきれまに(1997)④きりのなかで(1999)⑤どしゃぶりのひに(2000)⑥ふぶきのあした(2002)⑦まんげつのよるに(2005)。きむらゆういち・作&あべ弘士・絵「完全版 あらしのよるに」、2014.9発行、248頁。山羊のメイ「言ってたじゃないですか。ヤギの肉が大好きだって。」 狼のガブ「お、おいら、いまは、ヤギの肉じゃなくて・・・。ヤギが・・・好きなんす。」

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2022/01/14

率直に評価すると上記。もはや中年の今の目から見て、物語として楽しめる絵本となると、やっぱり稀有なんじゃないか、と。子どもと一緒に数多の物語に触れるけど、だんだんとそんな心境に至ってきた。ヨシタケ絵本みたく、大人の心情にも訴えかけるものか、絵が素晴らしくていつまでも見ていたくなるよ...

率直に評価すると上記。もはや中年の今の目から見て、物語として楽しめる絵本となると、やっぱり稀有なんじゃないか、と。子どもと一緒に数多の物語に触れるけど、だんだんとそんな心境に至ってきた。ヨシタケ絵本みたく、大人の心情にも訴えかけるものか、絵が素晴らしくていつまでも見ていたくなるようなものか、そのあたりが満たされないと、児童書はちょっと物足りないな、と。そういう観点で、個人的には上記のいずれも満たさない本作は、どうしても自分の評価としては辛め。

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2021/08/23

オオカミとヤギの友情を描いたお話。7冊ある絵本が1冊にまとまった完全版。 タイトル自体はよく聞くように思うけれど、実際に読んだことがあっただろうか、と思い手に取った。 まさかこんなにも深い話だったとは…。 物語の後半からとてもシリアスになっていく。2人の関係が周囲にバレたあた...

オオカミとヤギの友情を描いたお話。7冊ある絵本が1冊にまとまった完全版。 タイトル自体はよく聞くように思うけれど、実際に読んだことがあっただろうか、と思い手に取った。 まさかこんなにも深い話だったとは…。 物語の後半からとてもシリアスになっていく。2人の関係が周囲にバレたあたりから、ずっと胸が苦しかった。 次から次へと困難に見舞われ、それでも相手を思いやり、信じ続ける2匹の関係性を、正しく何と言えばいいのだろう。友情だけれど、それだけでは表しきれない尊さがある。 最終章の最後から2行、「のぼってきたまんげつに〜」がたまらない。人によって、年代によって、捉え方が変わるのだろうな。 図書館で借りた本だったけれど、ちゃんと買いたい。この本と一緒に老いていきたい。

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2023/12/14

初めての出会いは小学生の時見た人形劇だった気がする。 それから絵本で読んで全部読んでなかったのをこの本で思い出した。 こんなに最高なラストが待っていたなんて。 特に「どしゃぶりのひに」からの「ふぶきのあした」はドキドキが最高潮だった。 子どもの頃に感じた展開へのハラハラドキドキ...

初めての出会いは小学生の時見た人形劇だった気がする。 それから絵本で読んで全部読んでなかったのをこの本で思い出した。 こんなに最高なラストが待っていたなんて。 特に「どしゃぶりのひに」からの「ふぶきのあした」はドキドキが最高潮だった。 子どもの頃に感じた展開へのハラハラドキドキとはちょっと違って、2匹の幸せを願う祈りのようなドキドキだった。 いろんな見方ができるから、考察をしながら何回読んでも楽しめそうだけど、今はこの2つの生き物の最高の友情を純粋にただ噛み締めたい。 文の始まりと終わりの風景描写と白黒ならではの迫り来る絵とお互いの関係性の全てが萌え。 ユーモアも哲学も全てがある。 私の中のロミオとジュリエットはこのふたつのいきものでいい。 死んでもいいと思えるものに出会えてないからまだ死ねない。

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2021/02/21

第1巻を読んだら続きが読みたくなります。ただ、第1巻の次を想像して楽しむのも、この物語を堪能する正しいやり方の一つですね。巻ごとにテーマが異なって、絵本ながらも哲学的な難しい選択を迫られます。挿絵と一緒に物語を楽しめる素晴らしい作品でした。

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