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思考のトラップ の商品レビュー

3.8

20件のお客様レビュー

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2019/09/05

人間の直感は事実とかけ離れていることが様々な例から明らかにされていて面白い. ただ,この手の話が好きな人にとってはすでに知っている内容も多いかもしれない.

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2018/06/11

学術的裏付けがやや弱い気もしたが、傍観者効果や好みの理由づけなど、漠然と思っていたことが実証されていると知れるのは面白かった。

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2017/08/10

普段から思っている「自分も含めて、人って、本当にあてにならないなー」の理由が書かれていた本です。 気が楽になります。もっともらしいことを言ったり書いたりしていても、大抵の人は、この本に書いてあるような様々なバイアスを自覚しないで話をしたり文章を書いてるんだろうなぁ、って思えるの...

普段から思っている「自分も含めて、人って、本当にあてにならないなー」の理由が書かれていた本です。 気が楽になります。もっともらしいことを言ったり書いたりしていても、大抵の人は、この本に書いてあるような様々なバイアスを自覚しないで話をしたり文章を書いてるんだろうなぁ、って思えるので。 逆に自分はきをつけよう、と構えられるのですが、はたしてどこまで抵抗出来ることやら。

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2017/06/26

認知心理学をわかりやすく解説してて楽しめる。自分の見えているものは、存在する全てではない事を再認識させられる。ホタテの目が、ホタテ自身が処理できる数を大幅に超えているのを思い出した。

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2016/07/09

なんとなく頭ではわかっていても、認めることはしづらい事実が文書化されていました。 これを受け入れ生活していけば少しかわるれるかも。

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2016/02/02

著者は大学で心理学を専攻していたジャーナリスト。認知バイアスのたとえや説明がかなり的確で,入門者にはカタい教科書よりこっちの方が断然いいかも。ただ,専門用語の訳がちょいちょい違うので,自学で読むだけならいいけど,ほかの教科書や論文も読む人(心理学専攻の学生とか)がこの違いによる誤...

著者は大学で心理学を専攻していたジャーナリスト。認知バイアスのたとえや説明がかなり的確で,入門者にはカタい教科書よりこっちの方が断然いいかも。ただ,専門用語の訳がちょいちょい違うので,自学で読むだけならいいけど,ほかの教科書や論文も読む人(心理学専攻の学生とか)がこの違いによる誤解というか混乱を生じそうなのはちょっと心配(というか厄介)かも。

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2015/11/23

この本との出会いは今はなき、池袋のリブロで平積みされていた1つでした。 (置かれていたのはビジネス書のコーナーじゃなくて、心理学のコーナーだったかな) 「おや?」と思いパラパラとめくってみて、その内容に「ハッ!?」っとしたのを覚えている。 簡単に言うと 人が考えるときの癖みた...

この本との出会いは今はなき、池袋のリブロで平積みされていた1つでした。 (置かれていたのはビジネス書のコーナーじゃなくて、心理学のコーナーだったかな) 「おや?」と思いパラパラとめくってみて、その内容に「ハッ!?」っとしたのを覚えている。 簡単に言うと 人が考えるときの癖みたいなもののよくある説明は、本当はこういうことだからね。っていう内容。 人は勘違いがあるから成り立っているって感じた。 定期的に見て内容を忘れないようにしたい一冊だ。 ※こういう偶然の出会いが多いリブロの本の配置が好きだったなぁ。

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2015/08/27

実に有用で危険な本である。認知バイアス、論理的誤謬の例を網羅し、この中から適当に当てはめればどんな主張も「それは○○バイアスだね」と否定できる。今後、「知識人」を自称する人々の格好の武器になるだろう。餌食にならないよう、自衛すべし。

Posted byブクログ

2015/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本は私たちが常識や正しいと思っている事にはじつは裏があって、そちらの方が真実ですよとそっと教えてくれる。たとえば、「議論するとき、人は事実を重視する」と思っているかもしれませんが、ホントは「どんな議論でも、腹が立ってくると相手の立場をねじ曲げたくなる」んではありませんか。そうでしょ、そういう行動をしていませんか? また、「人生というゲームに負けるのは、負けて当然のことをしているからだ」と思っていませんか。でも、ホントの事を申し上げれば「幸運に恵まれるのは、その人にその資格があるかどうかにはたいてい関係がない。また、悪人が罰も受けずのうのうと生きている例も多い」と著者はいう。 どんなことがあっても最後には悪人が負けて正義が勝つのだというありもしないことを多くの人は信じている。この結果、会社が倒産したりして社会的な事情でホームレスになっても「自業自得」だと本人の責任だと思い込む。また、いじめられている人がいたら、いじめている加害者だけでなく、いじめらている被害者に対してもいじめられる理由があると厳しい目で見る。 今まで思い込んできた48もの常識がホントはこうですよと教えてくれる本です。

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2015/01/12

毎月読んでいる雑誌、クーリエジャポンで紹介されていまして気になって購入。 人間って思っていた以上に賢くないんだなっていうことがわかって 楽になるのと同時に こんなもんだったんだな…と思いました(笑)。 48の事象について、心理学実験に基づいた考察が書かれています。 一見堅苦し...

毎月読んでいる雑誌、クーリエジャポンで紹介されていまして気になって購入。 人間って思っていた以上に賢くないんだなっていうことがわかって 楽になるのと同時に こんなもんだったんだな…と思いました(笑)。 48の事象について、心理学実験に基づいた考察が書かれています。 一見堅苦しそうに見えますが、読みやすいです。 何度でも読み返したいなと思っています。

Posted byブクログ