母がしんどい コミックエッセイ の商品レビュー
精神科や生活保護の現場にはこの本に出てくる母のような人はそこそこ見かけるので、そこは別に違和感がなかった。むしろ、家族親族がバッファーになることでこの人はそれらの支援を借りずに生きていけるわけで、著者をはじめ周りの苦労と我慢にはただただ頭の下がる思い。 まぁこのお母さんもお母さん...
精神科や生活保護の現場にはこの本に出てくる母のような人はそこそこ見かけるので、そこは別に違和感がなかった。むしろ、家族親族がバッファーになることでこの人はそれらの支援を借りずに生きていけるわけで、著者をはじめ周りの苦労と我慢にはただただ頭の下がる思い。 まぁこのお母さんもお母さんなりに頑張って生きてるんだけど、子どもにそれを言わせてはダメよね。 後半の精神科医とのやりとりが秀逸なので、そこだけでも読む価値あり。
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すごくしんどかったです。 全部ではありませんが似たような親なので読んでいてすごく息苦しかったです。 どこで怒りのスイッチが入るかわからない。 とにかく何でも自分の想い通り言う通りにならないと怒る。 自分の思っている以外の返事が返ってくると怒る。 という感じで自分の気が済むまで...
すごくしんどかったです。 全部ではありませんが似たような親なので読んでいてすごく息苦しかったです。 どこで怒りのスイッチが入るかわからない。 とにかく何でも自分の想い通り言う通りにならないと怒る。 自分の思っている以外の返事が返ってくると怒る。 という感じで自分の気が済むまで叫ぶ怒る。 この本に書いてあるように母も「心の弱い人」なのかもしれません。 私も取っ組み合いのけんかで階段から落とされそうになって「待って!」って言って柱を掴んで止めたり店先に置いてあるテスターで店員に見られながらフルメイクされたり散々な目にあいました。 父親と一緒になってギャンギャン怒り殴る蹴るは当たり前でした。 事あるごとに「お前は頭おかしい。キチガイだ。」とも言われ続けました。 だから頭が悪くてトロい上に親孝行も葬式もしようと思えない私がおかしいんだと思っていました。 だからこの本を読んでちょっと救われました。
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とんでもない毒親で、ここまでひどい親もなかなかいない。絵がギャグタッチなのに笑いながら暴言を吐いていたりして、それが余計恐怖を煽りました。読み終わったらどっと疲れた気がする。 これ、実話だとおもうけどそうだとしたら著者が本当に気の毒すぎる。
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上司に勧められた本 いないようでいる親かな 無条件で愛される喜びを知ることができたなら幸せ 親を嫌いになって良いんだと思った一冊
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超過干渉の母を持つ女性の幼少期~青年期~そして母からの自立までを描いたコミックエッセイ。 ここ数年のうちに「毒親」という単語をよく耳にするようになりましたが、なるほどこうゆう親を指すのかと。読み手ですらまさに“しんどい”気持ちになります。母親の過剰なコントロール欲と、父親の無関...
超過干渉の母を持つ女性の幼少期~青年期~そして母からの自立までを描いたコミックエッセイ。 ここ数年のうちに「毒親」という単語をよく耳にするようになりましたが、なるほどこうゆう親を指すのかと。読み手ですらまさに“しんどい”気持ちになります。母親の過剰なコントロール欲と、父親の無関心および言葉による束縛。このツートップの板挟みだけでもとんでもない状況だと思うのですが、さらにモラハラ彼氏が登場した時には今後どうなるのかとハラハラしました。 最終的には母からの自立という一旦のハッピーエンドを迎えますが、ああ良かったの一言では済ませられない現状にも触れています。親子関係が切れるわけではないし、幼い頃から刻み込まれた縛りを解くのはとても困難な作業です。今まさに親との関係に悩んでいる人も多くいるはず。著者と同じような境遇にある方にはぜひ本を手に取ってもらい、現状から脱却できる後押しとなりますように。
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他の人のレビューに「本当にこんな母親いるの?」とあったり、著者もインターネットで相談した際に「親を大切に」など見当違いなことを言われたりしているのを見ると、こういうエッセイの必要性が分かる。 親を嫌うのは何も不思議なことではない。だって毒親から逃げないと、自分が潰れてしまうのだか...
他の人のレビューに「本当にこんな母親いるの?」とあったり、著者もインターネットで相談した際に「親を大切に」など見当違いなことを言われたりしているのを見ると、こういうエッセイの必要性が分かる。 親を嫌うのは何も不思議なことではない。だって毒親から逃げないと、自分が潰れてしまうのだから。そう分からせてくれる。
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家族の形の移り変わりが自分の家にやけに似ててびっくりした。 昔はキレて暴れてた父が一軒家に越してから突然優しくなる、とか。 この母親は私の母にも私にも似てるなー。 だからこのお母さんも昔家族と上手くいってなかったのかな、と思ってしまう。 主人公は私より妹に似てる。 あからさまに...
家族の形の移り変わりが自分の家にやけに似ててびっくりした。 昔はキレて暴れてた父が一軒家に越してから突然優しくなる、とか。 この母親は私の母にも私にも似てるなー。 だからこのお母さんも昔家族と上手くいってなかったのかな、と思ってしまう。 主人公は私より妹に似てる。 あからさまにめんどくさそうに「あーわかりました、そうですね」って言うところとか。 これってよく考えたら折れてるように見せかけて不本意アピールだし、自分の方が大人アピールでもあるし、でも議論からは逃げ出してるしで、結果相手の怒りを静めることはできない、子供っぽい対応だよね。 客観的に見て気づいた。 主人公には今までいなかった、自分を肯定してくれる自分が現れたらしい。 これは私にとって新しい発見でした。 確かに、自分の肯定って世の中の人はみんなできてる。 自分の肯定は他人に求める物じゃなかったんだ。 自分が肯定してくれればこの先無敵ですね。 私も頑張ろうと思います。
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うちって「普通」なのに、なんだか「普通」じゃない。お母さんが、重苦しい…。娘を支配し、娘を通して第二の人生を生きようとする母親との戦いと決別、そして自立に至るまでを漫画で描く。 苦しいね。
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著者の毒親について書かれた本。 正直こういう親を持ったこともないし、聞いたこともないので、本当にこんなのいるのと思ってしまう。 読んでいて楽しい本では無いし、著者の他の本を読みたいとも思えない。
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漫画でわかりやすいですが、私自身が毒親をもつ子供でもないのに、読んでいる時はしんどかったです。毒親のもとに生まれるということは、敏感な子供時代を閉鎖的な環境で過ごすという状態なんだということがよくわかるものでした。 経験者が読むとつらいかもしれないなと思いました。でも、最終章では...
漫画でわかりやすいですが、私自身が毒親をもつ子供でもないのに、読んでいる時はしんどかったです。毒親のもとに生まれるということは、敏感な子供時代を閉鎖的な環境で過ごすという状態なんだということがよくわかるものでした。 経験者が読むとつらいかもしれないなと思いました。でも、最終章では、克服しつつある経緯なども描いていらっしゃるので、参考になると思います。
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