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ランペドゥーザ全小説 の商品レビュー

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2014/08/11

イタリア文学史上の傑作、『山猫』と、短編集、そして『スタンダール論』を収録したランペドゥーザの全集。本邦では小説よりヴィスコンティの映画の方が有名かもしれない。 『山猫』は岩波文庫だったか、河出文庫だったか、兎に角、文庫で読んではいるのだが、短編集は初めて読んだ。 作風として共通...

イタリア文学史上の傑作、『山猫』と、短編集、そして『スタンダール論』を収録したランペドゥーザの全集。本邦では小説よりヴィスコンティの映画の方が有名かもしれない。 『山猫』は岩波文庫だったか、河出文庫だったか、兎に角、文庫で読んではいるのだが、短編集は初めて読んだ。 作風として共通しているのは、『諦念』だろうか。『山猫』にしろ、短編集の収録作にしろ、ランペドゥーザを読んでいると思い出すのが、高校時代に暗記させられたアレ、『祇園精舎の鐘の声……』。 しかし、久々に再読してみると、ゴンチャロフの『オブローモフ』とちょっと似てるかもしれない、とも思った。

Posted byブクログ