1,800円以上の注文で送料無料

の商品レビュー

3.3

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2014/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・自分のことを最も深く理解してくれる人間の死は、自分の死と限りなく近い ・誰だって真実の人生を見つけることができると思ってる。真実の人生を手に入れさえすれば、こんな嘘だらけの人生ときれいさっぱり縁を切ることができるんだ ・人間は智慧や理性では絶対に行動しないからね。例外なく感情のままに行動する ・この人が運命の相手だと決断することだ ・愛し合うことがすべてなのだと ・死とは記憶の消滅 ・私たち自身が愛の物語であり、永遠の記憶なのだと ・私は私を最も深く理解してくれる人を失くしたのではなかった。私はこの世界で最も深く愛してくれた人を失くしたのだ。これこそが、私自身の消滅、生きながらの死ではないのか。 →この後は生きていけないのではないか。ただそれだけの相手を見つけられることが幸せなのだろう。

Posted byブクログ

2014/12/25

序盤からやけに辛気くせー話だなと思って、そういう系苦手なんで読むのやめようかと思った。が、中盤徐々に興味が湧いて読むのが止まらなくなる。 結局最後まで辛気臭い感じで終わるがつまらなくはない。登場人物全員に腹が立ち、また同情できる。 ところで最後に作品解説してる梅原さん、職業から...

序盤からやけに辛気くせー話だなと思って、そういう系苦手なんで読むのやめようかと思った。が、中盤徐々に興味が湧いて読むのが止まらなくなる。 結局最後まで辛気臭い感じで終わるがつまらなくはない。登場人物全員に腹が立ち、また同情できる。 ところで最後に作品解説してる梅原さん、職業からして一般人のようだが作者とはどういう関係なの?? 『「私と白石さん」的なヌルい散文でお茶を濁すような事(解説)はしたくない!』と豪語されていたが、むしろそっちの方が気になるので解説してほしいんだが…。

Posted byブクログ

2014/12/21

妊娠のハナシを大っぴらにすることにたいして、生理のハナシを大っぴらにするのと同じような嫌悪感。まじわかる。 まじわかるからこそ全体的に違和感。

Posted byブクログ

2014/12/17

それぞれの生い立ちや人格はなかなか興味深い。が、少し散らかり過ぎて各々の本質が見つけにくい。なるほど、そこは読み手が膨らませないといけないのかなー。ドロドロな純愛←読了後の感想。

Posted byブクログ

2014/12/01

「僕たちの人生は誰かを不幸にしないためにあるわけじゃないよ。愛する人を幸せにするためにあるのだし、そして、何よりも自分自身が幸福になるためにあるんだ」この言葉を深く深く考えた。

Posted byブクログ

2014/11/19

-2014/11/18 白石一文ファンなら堪らないのだろうけど、ちょっと嗜好が違う。直木賞作家だと比較的読みやすいと考えていたが、予想に反した作品である。

Posted byブクログ

2014/11/13

白石作品の中では好きな方かな。 主人公は田宮里江子。浜松に本社を置くメーカーの課長代理。東京のクリニックで偶然に10年ぶりに長谷川岳志と再会する。 恋愛や結婚、それ以上の運命。人生をどう生きるかなど哲学的で少し悲観的で、強引なところもあったけど、個人的には面白かった。

Posted byブクログ

2014/11/05

読み終わった直後の感想は☆2つ。でも後から色々思い出して考えさせられそうな内容。 私的には、私の両親、姉夫婦、私達夫婦みんな同い年夫婦なので、同い年夫婦がよくない的な部分がかなりしっくり来なかった(笑)。 うーんなんか、哲学なんだろうけど、色々難しく考えすぎてるだけみたいな感じも...

読み終わった直後の感想は☆2つ。でも後から色々思い出して考えさせられそうな内容。 私的には、私の両親、姉夫婦、私達夫婦みんな同い年夫婦なので、同い年夫婦がよくない的な部分がかなりしっくり来なかった(笑)。 うーんなんか、哲学なんだろうけど、色々難しく考えすぎてるだけみたいな感じもしたかなぁ。

Posted byブクログ

2014/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たまたま本屋で見つけて、そういえば白石さんのこの作品まだ読んでなかったなーと思い購入。 恋愛小説かと思いきや、そうではない。哲学的といえばそうやけども、それだけでもない。白石作品らしい!という感じ。 主人公がロイホでワインをオーダーするシーンはどっかで読んだなあ・・・と思って本棚探したら、『幻影の星』だったと気づいた。白石さんの好みなのか?笑 主人公と岳志の関係、朝子と伸也の関係、城山と坂巻の関係など、色んな人物がからみあって展開されるストーリー。キーワードは「運命」「翼」かな。 岳志が最後に言った、「僕たちの人生は他人を不幸にしないためにためにあるわけじゃないよ。愛する人を幸せにするためにあるのだし、何よりも自分自身が幸福になるためにあるんだ」というセリフが最も印象的。そのとおり。自分中心に生きればいいけど、他人様に迷惑をかけるのはよくない。

Posted byブクログ

2014/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ストーリー展開はとても面白かったのです どうなっていくの? この人たちの関係性はどうなの? どうしてこうなっていったの?と たくさんの疑問の中を読み進めていって 少しずつわかってくると どうして?と納得できない。 死生観も恋愛観も色々だろうけど 結局どうしようもなく無責任な人間と 自分の気持ちに不誠実で常識に囚われた人間 なんだか極端すぎない?と反発 こういう終わりなのかと、最後は脱力 前半、面白く読んでいたので残念です

Posted byブクログ