ローマ亡き後の地中海世界(1) の商品レビュー
ローマ帝国による平和が崩壊した後の地中海世界。 イスラムの海賊に蹂躙された正に暗黒の中世です。同時に一神教の衝突の根の深さも感じます。 とりあえずこの時代に生まれなくてヨカッタ;。
Posted by
2014 8/17読了。京都のジュンク堂書店で購入。 なんか小説じゃない(なんとなくためになりそうな)本で、そこそこ面白くて、まるで自分の仕事に関係がないわけじゃない(図書館史だし)けどメモを取るほどじゃない本が読みたいなあ・・・というニーズにジャストフィットした本。 ローマ帝国...
2014 8/17読了。京都のジュンク堂書店で購入。 なんか小説じゃない(なんとなくためになりそうな)本で、そこそこ面白くて、まるで自分の仕事に関係がないわけじゃない(図書館史だし)けどメモを取るほどじゃない本が読みたいなあ・・・というニーズにジャストフィットした本。 ローマ帝国なき後、イスラム帝国支配下になった北アフリカと、対岸のキリスト教世界であるイタリア、その間に入るシチリアはじめ各島の、攻防・・・というほど攻防にもなっていない、イスラムにキリスト教世界がボコボコにされる話。ビザンチンとかもズタボロ。
Posted by
ローマ帝国が去り、イスラムがやってきた時代。暗黒の中世において、アフリカを根拠地にしたイスラムが席巻する地中海について。興味がないと知り得ない、時代と時期のお話。 やはり史料はイスラム側がメインかと思っていましたが、意外とイタリア側にも。しかしまぁキリスト教国の体たらくといった...
ローマ帝国が去り、イスラムがやってきた時代。暗黒の中世において、アフリカを根拠地にしたイスラムが席巻する地中海について。興味がないと知り得ない、時代と時期のお話。 やはり史料はイスラム側がメインかと思っていましたが、意外とイタリア側にも。しかしまぁキリスト教国の体たらくといったら…。 シチリア行きたーい。
Posted by
ちょうどローマ人の物語を読み終わったところに、文庫化されたので、さっそく購入。 なるほど、ここですでにフリードリヒ2世が出てくるわけですね。並行して、ヴェネツィア共和国を読み終わる頃に、また文庫化されるとよいなあ。
Posted by
ローマが滅んだ後のイタリア周辺域の話。 しかし、ローマ時代の統治が行き届いた各地も、イスタンブールのビザンチン帝国からの統治ではとてもイスラムの海賊にはかなわない。 またフランス、イタリア北部の蛮族からの王族も内部抗争でマット買うらちがあかない。十字軍の起こるまでは本当にヨーロッ...
ローマが滅んだ後のイタリア周辺域の話。 しかし、ローマ時代の統治が行き届いた各地も、イスタンブールのビザンチン帝国からの統治ではとてもイスラムの海賊にはかなわない。 またフランス、イタリア北部の蛮族からの王族も内部抗争でマット買うらちがあかない。十字軍の起こるまでは本当にヨーロッパの国々は暗黒の時代であったようだ。 2巻目になるとようやくイタリア4大海洋都市国家が動き出してくるようだ。 その前のイタリアはサラセン灯台のように襲撃に対して万全の体制で迎え撃てれば良いのだが、内部での抗争がひどくて、全く役に立たなかった。 本当にひどい時代であった。
Posted by
これまでの「ローマ史」に比べると面白さががくんと落ちる。仕方ないんだよね、活きのいい資料が少ないから。 人間自体の知力も創造性も衰えて時代を記録する人さえもいなかった、それが中世ってことか。 海賊被害の描写よりも、その記録が乏しいってことが時代の悲惨さを物語っていると思う。
Posted by
相変わらず面白い。 イスラムのジハードの意味やローマという偉大な 帝国崩壊後の社会崩壊後のパラダイムシフト。 今は昔の延長ではないということだね。
Posted by