1,800円以上の注文で送料無料

脳科学は人格を変えられるか? の商品レビュー

4.2

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2020/03/04

名著!参考文献の量も多く、心理学、神経科学、遺伝学の論文を沢山知ることができました。 自分自身をコントロールする、それが大事なことだと読んでいて感じました。 ますますスポーツをやってきたことが、他でも通用するのだと(スポーツマンガ楽観主義が多いのも納得)、感じました。

Posted byブクログ

2019/12/20

数年前に読んで、やっと読書メモを書けた、幸福に生きるための学びの本。 ふわふわ引き寄せの人たちへの違和感を、あれはポジティブ思考カルト、とズバッと一刀両断。楽観的なリアリストとの対比をわかりやすく説明してくれて、めちゃくちゃスッキリしました。 何を感じるかではなく、何を行うか。 ...

数年前に読んで、やっと読書メモを書けた、幸福に生きるための学びの本。 ふわふわ引き寄せの人たちへの違和感を、あれはポジティブ思考カルト、とズバッと一刀両断。楽観的なリアリストとの対比をわかりやすく説明してくれて、めちゃくちゃスッキリしました。 何を感じるかではなく、何を行うか。 マインドフルネス、ポジティブとネガティブの黄金比、人生の舵を自分が握っていること、錯誤相関など、科学で人の幸福度を高める研究はもっと進められていいし、知られていいと思いました。 でも、ふわふわしたのの方が売れるんですよね。 こんなに面白いのに!

Posted byブクログ

2019/07/23

エピジェネティクスの話が特に面白かった! 自分の子供や孫のためにもよりよい経験をし、良くない遺伝子の発現を抑制しようと思った

Posted byブクログ

2017/09/03

楽観的な考え方をサニーブレイン、悲観的な考え方をレイニーブレインと呼び、その違いについて論じている。進化の過程ではレイニーブレインが役に立ったが現代社会ではサニーブレインが有利だ。たくさんある「意識高い」系の本とは異なり、本書は脳科学の立場から、判定方法、薬や訓練でサニーブレイン...

楽観的な考え方をサニーブレイン、悲観的な考え方をレイニーブレインと呼び、その違いについて論じている。進化の過程ではレイニーブレインが役に立ったが現代社会ではサニーブレインが有利だ。たくさんある「意識高い」系の本とは異なり、本書は脳科学の立場から、判定方法、薬や訓練でサニーブレインとレイニーブレインをチェンジする方法について述べている。

Posted byブクログ

2017/02/01

脳は鍛えられる、今までの常識を覆す内容。脳の衰えを感じるようになった年代としては嬉しい内容。頑張ろうと思ったのも事実。

Posted byブクログ

2016/04/23

結論として、変えられる、ということで。 どれくらい楽観的かを調べるテストがおもしろかった。私は明らかに努力してきた楽観主義で、実際にはネガティブなのではないかとひそかに恐れていました。 が、この本によれば、楽観的であろうとする思考の努力は、実際に脳神経のつながりを変えていくのだ、...

結論として、変えられる、ということで。 どれくらい楽観的かを調べるテストがおもしろかった。私は明らかに努力してきた楽観主義で、実際にはネガティブなのではないかとひそかに恐れていました。 が、この本によれば、楽観的であろうとする思考の努力は、実際に脳神経のつながりを変えていくのだ、ということでした。これを知っただけでもこの本を読んだ価値があったなと。

Posted byブクログ

2016/03/06

白熱教室と重なる部分多い。 カバーの文言が本文に比して意図的すぎるかんじ。まあ本文にも書いてあるんだけど、母親の愛情とか言われてもな…。

Posted byブクログ

2015/12/01

自分の性格を変えたいと思った経験は多くの人が持っているのではないか。遺伝子の中の前向きと後ろ向きの回路のどちらが強くなるかは生きていくうちに出会う経験が関係してくるのだという。つまり本気で変わりたいと思ったら自分を変えることも可能なのだ。

Posted byブクログ

2015/11/21

ネガティヴシンキングを司るレイニーブレイン(脳の右半分)とポジティブシンキングを司るサニーブレイン(脳の左半分) これらは遺伝子、経験そして何より大きいのはその経験をどう解釈したかにより、育まれていく。 筋肉と一緒で鍛えれば回路が太くなり、リハビリやトレーニングで、サニーブレ...

ネガティヴシンキングを司るレイニーブレイン(脳の右半分)とポジティブシンキングを司るサニーブレイン(脳の左半分) これらは遺伝子、経験そして何より大きいのはその経験をどう解釈したかにより、育まれていく。 筋肉と一緒で鍛えれば回路が太くなり、リハビリやトレーニングで、サニーブレインに近づける。 しかしながら、筆者が言うにはサニーブレイン=幸福ではない。 悲しい出来事や嫌な事はゼロにはならないわけなのだから、サニーとレイニーのバランスを保つ事が大切であると語っている。 より多くの経験を積んだ人はポジティブシンキングになりやすいんだとか。 そういう意味で、読書は大切だ。

Posted byブクログ

2015/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NHK Eテレの白熱教室が面白かったので。 とても興味深く読みました。 本に載っているテストでは、あ〜やっぱり私は悲観主義者だわ…と再確認。 笑ってしまうくらいのレイニーブレインの持ち主です。 楽観主義と聞くと何だか無責任で能天気な印象を持ってしまうけど、 楽観主義と能天気は全く別なんですね。混同してました。 「悲観主義者は、問題は個人の力ではどうしようもない。 けっして消えてなくなることはないと信じている」 との記述にはドキリとしました。 思い当たります、この考え方。 専門的で難しく感じる部分のありましたが、 楽観的になりたいだとか、 悲観的に考えすぎだなと思いながら日々を過ごしているので、 割と納得しながら読めました。 脳のメカニズムはわからないけど、何だか腑に落ちる感じです。 「人生の舵は自分が握っているという感覚が重要」 今までの自分にはない考え方だったので、衝撃を受けました。

Posted byブクログ