自分でつくるセーフティネット の商品レビュー
理が勝って情がない世界で生き残っていけるのは猛獣だけ。外資系。(え、理性ってそんなにひどいものか?) 会社というセーフティネットがなくなった。昔は会社が仕事する場所だけじゃなくサークルの部室みたいな感じだった。安心感を生み出す村意識。 箱の中では本音をぶつけ合い、外には全て建前...
理が勝って情がない世界で生き残っていけるのは猛獣だけ。外資系。(え、理性ってそんなにひどいものか?) 会社というセーフティネットがなくなった。昔は会社が仕事する場所だけじゃなくサークルの部室みたいな感じだった。安心感を生み出す村意識。 箱の中では本音をぶつけ合い、外には全て建前で対応。江戸時代ぐらいから始まったらしい。 人間関係でつまづく不安を埋めたの創価学会。共産党。そして会社や組合が色んな不安をすくい上げる仕組みを作った。世界には会社と家庭の二つしかないというライフスタイル。 安定していたけど息苦しくもあったので脱出に憧れた。 今は自分を優しく包んでくれる故郷は不在。 新しい仕事についての情報は弱いつながりを伝って流れてくる。強いつながりからはあまりそういう情報は流れてこない。 うーん。フェイスブックで他人を簡単に信頼できる人はよくわからないが面白かった。むしろSNSは自分をよく見せるツールとしてプレッシャーを与えて実情はおかしいって人も結構いると思う。だからこそ距離が大事。
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情報社会を礼賛する中年世代。 いろいろな面で若者に嫌われないように立ち回らなければいけなくなった世の中に幻滅。
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会社中心のコミュニティからネットで媒介するsns弱いつながりが有利に働くことがある ネット上の信用は自分で作るものである
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前半の100ページくらいは、これまでの社会と今の社会の分析。後半の100ページくらいは、そこから導き出される、いまを生きる方策が述べられています。それは、細かな指導というものではなくて、やっぱり、基本となる指針(「軸」)なんですよね。各読者が生きていくためのベクトルを定めるため、...
前半の100ページくらいは、これまでの社会と今の社会の分析。後半の100ページくらいは、そこから導き出される、いまを生きる方策が述べられています。それは、細かな指導というものではなくて、やっぱり、基本となる指針(「軸」)なんですよね。各読者が生きていくためのベクトルを定めるため、情報を得るための本とも言えそうです。それにしても、ここまで簡素に現代の生活環境というか、共同体環境というかを分析してくれた本はありがたいですね。きっと、いろいろ考えてこんがらかりがちになっている頭にとっては、クリアさをもたらしてくれることでしょう。僕も少なからず、考えが整理された気がしてます。
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人生訓みたいのが多くて、佐々木さんの取材力を生かした本じゃなかったかな?豊富なデータの解説も無くて、佐々木さんの本としては、ちょっと残念に感じました。たださらっと読みやすいです。
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著者と生きてきた時代が同じということで、最初グイグイ引き込まれたが、何となく後半冗長と言うか、焦点がボケたと言うか。 プラス2マイナス1みたいな・・
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SNSは自分の価値をつくるということは同意だし、佐々木さんのTwitterは有益な情報が多いので好きだが、本になるとちょっとくどく感じてしまう のと、目新しい話がない
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生存戦略と題してるけど、戦略ではなく、考え方、価値観の話と感じた。 1.1人でロープを渡るのではなく、ロープを編んだネットの上を歩く。ネットは見えないだけでそれをある程度見える化したのがSNS。ネットには網目(隙間)がある。 2.見える化による弱いつながりの信頼強化によって、コン...
生存戦略と題してるけど、戦略ではなく、考え方、価値観の話と感じた。 1.1人でロープを渡るのではなく、ロープを編んだネットの上を歩く。ネットは見えないだけでそれをある程度見える化したのがSNS。ネットには網目(隙間)がある。 2.見える化による弱いつながりの信頼強化によって、コンテンツの部品化が進む。 3.ピュアな立ち位置を捨てて自分の人生・居場所を取り戻す
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人生の価値が多様化して、昭和のサラリーマン時代は終わった!それぞれが自分の価値観でゆるいつながりを構築する。 個人が露わになる時代だからこそ、切磋琢磨して、教養を備え、他人に寛容になり、善を尽くせ!
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改めて自分が子供の頃や、働き始めた頃から比べても、世間や会社の状況や認識はガラリと変わってるので、新たなゆるいつながりを模索するのって必要かも。しかしSNSなどでどのレベルまでオープンにするかは、いつまで経ってもなかなか難しい問題。
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