ひとなつの。 の商品レビュー
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読み終わりました! この本の物語のなかでも 「郵便少年」「フィルムの外」好きだな。。 ドキドキしたりワクワクしたり 切ないの甘酸っぱいのもあって、もう青春ですね! 青春がいっぱい詰め込まれた小説でした! 最初は色んなことが起こるけど どの話も、この話の終わりの続きが気になりました(笑) 「三泊四日のサマーツアー」は最初はどうなることかと思ったけど このツアーに参加しなかったら出会わなかった人たちがいる・・・ これはもう一期一会ですね(〃ω〃) 「真夏の動物園」… 人間関係が絡み。。色々と複雑で…… 班分けのときの複雑な辛い気持ち。。共感できたなぁ でも最後は良い終わり方で救われた。:゚(。ノω\。)゚・。 「ささくれ紀行」も最後良かった。。 あの少女は何者だったんでしょうね! どのお話も色んなことが共感できた 作品ばかりでした。。どこか懐かしさもありました…! 旅のお話は自分も行った気分になれるからいいですね♪
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森見さん目当てで購入しましたが大島さんの「フィルムの外」が五篇の中で一番好き。 フィルムの外の由奈の台詞は、どこか心当たりのあるものが幾つかありました。 学生時代は友人が思っている自分と、自分で理解してる自分の乖離はあったなー、なんて懐かしい。どっちも自分だから悩まなくても良いじ...
森見さん目当てで購入しましたが大島さんの「フィルムの外」が五篇の中で一番好き。 フィルムの外の由奈の台詞は、どこか心当たりのあるものが幾つかありました。 学生時代は友人が思っている自分と、自分で理解してる自分の乖離はあったなー、なんて懐かしい。どっちも自分だから悩まなくても良いじゃんと開き直ったのは、社会人になってからなんですが、これって思春期特有の悩みなのかな? 「三泊四日の~」は島民との一期一会の出会いなのだが、ビッグスリーの性格の悪さに辟易。いるいるこういうイタズラとイジメの境界線のない人なんて。 作中では中学二年生ですが大人でもいるので、ついつい半目に。世に言う「男はいつになっても子供」てやつなのでしょうか。 まあ女性にもこの手の人はいるんですけどね。 決して明るい話ばかりじゃないんですが、夏の不思議なところはそれすらもキラキラとした思い出に昇華させてしまうところじゃないでしょうか。
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【カドフェス】今年のカドフェス作品で、装丁買いしたものである。どの話も比較的さらっと読めてしまった。その中で良かった作品は森見登美彦さん「郵便少年」、椰月美智子さん「三泊四日のサマーツアー」、切なさを感じた作品は藤谷治さん「ささくれ紀行」である。「郵便少年」は、ヒサコさんの優しい...
【カドフェス】今年のカドフェス作品で、装丁買いしたものである。どの話も比較的さらっと読めてしまった。その中で良かった作品は森見登美彦さん「郵便少年」、椰月美智子さん「三泊四日のサマーツアー」、切なさを感じた作品は藤谷治さん「ささくれ紀行」である。「郵便少年」は、ヒサコさんの優しい性格が滲み出ていて、少年とのやり取りが微笑ましい。郵便局員を目指そうとする姿がなんとも良い味を出している。「三泊四日のサマーツアー」は少年らが島で過ごし、島民との一期一会の出会い、ひとなつの思い出に刻み込まれるだろうと感じる。
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日曜日の朝早く、町の探検に出かけた小三のアオヤマ君は赤いポストに心ひかれ、手紙がどこまででも届くことに感動します。歯科医で出会った不思議なおばあさん、ヒサコさんとの郵便を通したやりとりに涙がこぼれるやさしい夏のお話『郵便少年』ほか5編。
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ペンギンハイウェイのアオヤマ少年の話が読みたくて手にとった。 どれも夏らしいお話だけど、爽やかなだけじゃない。人生に行き詰まった浪人生や夢を遙か昔に捨てた教師の話はなかなか暗い。 大島さんは相変わらずの透明感のある少し不思議で綺麗な世界観を魅せていた(フィルムの外) 椰月美智...
ペンギンハイウェイのアオヤマ少年の話が読みたくて手にとった。 どれも夏らしいお話だけど、爽やかなだけじゃない。人生に行き詰まった浪人生や夢を遙か昔に捨てた教師の話はなかなか暗い。 大島さんは相変わらずの透明感のある少し不思議で綺麗な世界観を魅せていた(フィルムの外) 椰月美智子は初めて読んだかな?3泊4日のサマーツアーはこのアンソロの中では思いがけない収穫だった。 中学生たちの交流っていいね。
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森見先生の「郵便少年」しか読んでないのでその感想。 「ペンギン・ハイウェイ」の1年前の話ということで、またアオヤマくんに会える幸せ。1年前の彼も相変わらずのアオヤマくんだった。ペンギン程ではないがいろいろな人との出会いを重ねてまた一つ大人になっていく。読んだあとにほっこりする作品...
森見先生の「郵便少年」しか読んでないのでその感想。 「ペンギン・ハイウェイ」の1年前の話ということで、またアオヤマくんに会える幸せ。1年前の彼も相変わらずのアオヤマくんだった。ペンギン程ではないがいろいろな人との出会いを重ねてまた一つ大人になっていく。読んだあとにほっこりする作品でした。
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郵便少年は聡い男の子が郵便に興味を持ち、そこからいろんな人と出会って関わり、少し成長する話。私がこのころこんなにもしっかりした受け答えは全くできておらず、むしろ今も怪しいくらいなので尊敬します。 フィルムの外は最後映画を見てる時のシーンで一緒に想像してしまうくらいぶわっときました...
郵便少年は聡い男の子が郵便に興味を持ち、そこからいろんな人と出会って関わり、少し成長する話。私がこのころこんなにもしっかりした受け答えは全くできておらず、むしろ今も怪しいくらいなので尊敬します。 フィルムの外は最後映画を見てる時のシーンで一緒に想像してしまうくらいぶわっときました。 三泊四日~は、こういう自然のままのところに旅行に行きたくなる話でした。貝とか持って帰っちゃいそうです。
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ペンギンハイウェイのアオヤマ少年のその後を知りたくて、森見さん目当てで読みました。でもアオヤマ少年のもっと幼い頃の話でした。 どの話も夏らしく爽やかで面白かった。特に「フィルムの外」と「ささくれ紀行」が好きかな。「ささくれ紀行」はちょっと暗め。
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モリミーと藤谷治さんのが読みたくて手に取った。夏はとっくに終わっているんだけど。 モリミーも藤谷さんも、ぐっとその世界に引き込んでいく引力がある。うっすら予想していたとおり、楽しんで読めたのはやはりそのお二人だけで、他はあんまり…。説明的で、厚みに乏しいような気がしてしまうなあ...
モリミーと藤谷治さんのが読みたくて手に取った。夏はとっくに終わっているんだけど。 モリミーも藤谷さんも、ぐっとその世界に引き込んでいく引力がある。うっすら予想していたとおり、楽しんで読めたのはやはりそのお二人だけで、他はあんまり…。説明的で、厚みに乏しいような気がしてしまうなあ。
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モリミーのほっと文庫版が読める(入手できなかった(T-T))という事で読みたかった本!図書館にあってラッキー♪どの話もサクサク読めて良かったけれど、少し物足りない気も…(^^;)夏は新しい冒険の季節だなぁ(*´ω`*)と改めて思った(^^)
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