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夏のルール の商品レビュー

4.2

24件のお客様レビュー

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2024/05/07

ディストピア!?カラスがいつも見てるのが意味深。 文章と絵のギャップを楽しめばいいのか? よくわからないけど、夏の最後の一日を見逃すな、みたいなのがよかった。

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2024/03/31

夏休みといえば、少年たちの冒険…。 ファンタジックの文法だと、たしかにあらゆるルールがあるよな……。 後日譚だと思うと、確かにそうだ…。 ジュマンジ的な…。

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2023/07/26

「小さい人と 大きい人に」 「去年の夏、ぼくが学んだこと」 として、物語は始まります。 一つ一つ書き出されたルールは、単純なものやよく意味が分からないもの。 そこに描かれた絵は思いもよらない風景。 とても不思議な雰囲気の絵本です。 大人向けの絵本ですね。 正しく理解しようと思う...

「小さい人と 大きい人に」 「去年の夏、ぼくが学んだこと」 として、物語は始まります。 一つ一つ書き出されたルールは、単純なものやよく意味が分からないもの。 そこに描かれた絵は思いもよらない風景。 とても不思議な雰囲気の絵本です。 大人向けの絵本ですね。 正しく理解しようと思うと難解。 けれど難解ゆえに解釈は様々。 自由に読み解いて、あるいは読み解きもせず感じ取っていい絵本なんだと思います。 意味がわからなくても、この空気感、感じるところがあると思います。 より抽象的で哲学的な中高生は、さらに感じることができるのではないでしょうか。 兄弟で過ごす夏休み。 兄から与えられたルール。 それを破れば大変なことが起きるという。 弟は従順にそれを守ってきた。 けれど、ある日弟は反発する。 それは殴り合いの大喧嘩に。 当然ながら兄は勝利する。 しかし今回ばかりは弟は納得できない。 弟は意地を張り、兄のもとを去ろうとする。 うんと遠くまで。 もう帰れないくらい遠くまで。 兄は追いかける。 弟を必死に連れ戻す。 無事弟を連れ戻し、兄弟の関係は変化する。 これは、兄弟のひと夏の成長物語。

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2023/06/10

「夏のルール」子どもの頃に持っていた強い夏の陽射しの中に揺らめく蜃気楼のような世界。夏のルールはなぜか子供にとってとても大切だった決めごと。それが守れなかったことによる悪夢の世界

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2023/01/24

文章が好き 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 ◯

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2022/05/25

兎に角絵が素敵。 いろんなルールがあるなかで、 『いつでもボルトカッターを用意しておくこと』 の頁で、男の子が汽車を自転車で追いかけ、それを閉じ込められた子が車輛の中から見つめる絵がいい。仲直り出来る能力って大事。

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2021/07/31

様々なルールを守って夏の最後の日を楽しみましょう、という素敵な絵本でした。 挿絵がユニーク。 兄弟が夏のルールを守ったり守らなかったりしながら、夏の最後の1日を過ごしているところでおしまいです。

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2020/11/13

① この本を選んだ理由 ショーン・タン作品がとても気になります、一機に図書館で予約しました。 ②あらすじ  テーマのとおり、ある夏のルールのお話 ③感想 やはり、変わった世界観です。 絵については全くの素人ですが、本を見ていて、自分の中にある感性というようなものが、変わって...

① この本を選んだ理由 ショーン・タン作品がとても気になります、一機に図書館で予約しました。 ②あらすじ  テーマのとおり、ある夏のルールのお話 ③感想 やはり、変わった世界観です。 絵については全くの素人ですが、本を見ていて、自分の中にある感性というようなものが、変わっていく気がします。 この本を見た後に、空を見ていると、 違った見方があるのかな、、、と、 ふわっと、視野が変わった気になりました。 それから、毎回感じるのは、恐怖感。 普段、この何気なく見ている景色にも、そういった表情があるのかな?と、考えさせられました。 ④心に残ったこと 絵、なんだろうな…きっと。 ⑤登場人物 たぶん、兄弟

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2020/10/12

意地は張らない方が良いっていう話。 子供時代のとある共同体のとある時期にだけ存在する子供独特のルール達。 世界観が独特で、可愛らしくも怖い。

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2020/07/11

最初にページを開くと、おお、まさに夏の朝の風景。夏が始まる、というあのわくわく感がよみがえる。そしていきなり怖くなる。 「赤い靴下を片方だけ干しっぱなしにしないこと」「パーティで残った最後のオリーブに手を出さないこと」「カタツムリを踏んづけないこと」。意味がわからないルールは子ど...

最初にページを開くと、おお、まさに夏の朝の風景。夏が始まる、というあのわくわく感がよみがえる。そしていきなり怖くなる。 「赤い靴下を片方だけ干しっぱなしにしないこと」「パーティで残った最後のオリーブに手を出さないこと」「カタツムリを踏んづけないこと」。意味がわからないルールは子どもたちの考え出した遊びなのか、それとも世界の秘密を秘めてるのか。 楽しさと不安と恐怖が見え隠れしながら手招きする。夏はもうすぐ。

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