花ならば赤く の商品レビュー
1961年、有吉佐和子が30歳の時に「週刊明星」に連載された小説が30年後に文庫に収められた。解説は娘の有吉玉青。
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まぁ普通かなという感じですが、この作品が世に出た時には違った意味合いがあったのかなという気がしなくもなく。あくまで想像ですけれども。 女性の立場の変遷史という観点で参考になる作品かなぁと思いますが、先の筋の見立てが簡単につくこと含めてまぁ普通という感想です。
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時代の違いはあるだろうけど、何かを開発する現場というのはさほど変わらないのかもしれない。何がヒントになるか、わからないもんだなぁ。何事にも興味を持っておくということかしら?
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春子の若さゆえの危なっかしさがおっさんにはたまらないんだろうな、、 近づいてくるおっさんたちにイライラしたわあ。 口紅会社っていう設定がおもしろくて好きだった。 虹色の紅、つけてみたい。
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恐らく天性の小悪魔なのだろう小河内晴子。思いの外すっきり読めました。 近くにいたらイライラしそうだけど、ヒロミさんみたいに面白がれる気もします。ここまであっけらかんとしていられたらいちいち気に病む方が馬鹿らしくなるかも。言い寄られまくってるけど私はモテる!みたいな変なところも無い...
恐らく天性の小悪魔なのだろう小河内晴子。思いの外すっきり読めました。 近くにいたらイライラしそうだけど、ヒロミさんみたいに面白がれる気もします。ここまであっけらかんとしていられたらいちいち気に病む方が馬鹿らしくなるかも。言い寄られまくってるけど私はモテる!みたいな変なところも無いし。 山野も住谷も既婚者なのにいけしゃあしゃあと…ってそっちのほうに苛々してしまいました。晴子に振り回されていい気味です。 室中さんとくっついてほっとしました。 虹色の紅…オパールみたいな唇になるのかな。ちょっと想像つかないです。
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有吉佐和子さん(1931~1984)30歳の時に発表した単行本未収録(「週刊明星」に連載された小説)の恋愛小説ということで、読み始めました。「花ならば赤く」、1961年初出、2014.7文庫。テンポがゆるやかで、100頁前で失速しました。
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たまたま手に取って、登録したら、あった(^^)/~~~ 前回は積読だったが、今回は読み切った♪ 時代を感じる言葉。描写。思い返せばそんなだったなぁ。。。。
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短大卒業後口紅の会社に就職した晴子の、虹色の口紅の開発に纏わる生き生きとしてどこか奔放な日々。一九六一年に発表された作品らしく、中学卒業生の白い三角巾を被った女子工員さんたちや口紅の値段等、そこかしこに時代が出ていて興味深い。晴子は男性たちとも対等のように堂々とした若さで不思議と...
短大卒業後口紅の会社に就職した晴子の、虹色の口紅の開発に纏わる生き生きとしてどこか奔放な日々。一九六一年に発表された作品らしく、中学卒業生の白い三角巾を被った女子工員さんたちや口紅の値段等、そこかしこに時代が出ていて興味深い。晴子は男性たちとも対等のように堂々とした若さで不思議と古臭さはなかった。
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大好きな有吉作品。 半世紀前に描かれた小説だということにビックリ。 時代は感じますが、古さはそれほど気にならず。 口紅会社に勤める晴子。 少女から大人の女性へと少しずつ変化していく。 晴子が変にベタベタしておらず、好感を抱く。 そう言えば私、口紅って数えるくらいしか塗った事な...
大好きな有吉作品。 半世紀前に描かれた小説だということにビックリ。 時代は感じますが、古さはそれほど気にならず。 口紅会社に勤める晴子。 少女から大人の女性へと少しずつ変化していく。 晴子が変にベタベタしておらず、好感を抱く。 そう言えば私、口紅って数えるくらいしか塗った事ないなぁ。 何だか無性に口紅が欲しくなりました。 作中で、一度口紅を付けてしまうと女の人は変わる (付けずにはいられなくなる)と書いてあり、 何だか堪らなく口紅が魅力的に思えてしまった。 今までは興味なかったくせにー!
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口紅会社という面白い設定。 晴子は若く初めて勤めたのに なんて奔放で大人の男達を振り回しているのだろう 扱い方も知らないはずなのに 発言も行動も大胆。 男達はみんななんだか優しいが、女達はなんとなくみんな気が強くて冷たい人達ばかり。 女の職場より男性の職場の方が居心地がいい...
口紅会社という面白い設定。 晴子は若く初めて勤めたのに なんて奔放で大人の男達を振り回しているのだろう 扱い方も知らないはずなのに 発言も行動も大胆。 男達はみんななんだか優しいが、女達はなんとなくみんな気が強くて冷たい人達ばかり。 女の職場より男性の職場の方が居心地がいいと思ってしまう 展開も面白かった 「花」がキーワード
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