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新世代努力論 の商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2020/10/20

努力すれば報われる、は幻想。 「セカイラボ」にアウトソーシングする。 『21世紀の歴史』下層ノマドが登場する。 雇用の総量の減るスピードが速すぎる。創造的な仕事、または肉体労働だけが残る。 やっても駄目だったとき、だれに責任が擦り付けられるのか。努力すれば報われる、は傲慢な考...

努力すれば報われる、は幻想。 「セカイラボ」にアウトソーシングする。 『21世紀の歴史』下層ノマドが登場する。 雇用の総量の減るスピードが速すぎる。創造的な仕事、または肉体労働だけが残る。 やっても駄目だったとき、だれに責任が擦り付けられるのか。努力すれば報われる、は傲慢な考え方。 「リブセンス」の村上社長。普段のお金は使わない、からこそかっこいいと感じる。 ブロガーはノマド化できる。ツイッターやFacebookは情報収集の道具としてだけ使う。 そもそも人間は平等ではない。みんな一緒ではない以上、努力だけで結果は決まらない。 「ハームリダクション」より危険性の少ないドラッグを与える=努力不足を責めない。炊き出しと同じ。努力は客観的に見ることは不可能、という前提に立っている。 他者からの影響を受ける。 ダメなのは自分がダメ、だからではなく環境がたまたま悪かったから。 努力すれば叶う、は嘘だが、夢をかなえたければ努力するしかない、は本当。 競争に勝つこと、は困難。競争から降りること。 努力すると自分に言い訳ができる=結果に対して甘くなる。半面で他人に厳しくなる=結果が出ないのは努力が足りないから。 努力して向かわれるとは限らないが、努力を何気なくしましょう。没頭することは努力にはならないはず。

Posted byブクログ

2020/02/15
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イケダハヤト君の本。若いのになかなか的確に世の中を見ていると思う。 努力すれば報われる。頑張れば夢は叶う。そんな甘い考えが許されるほど日本は豊かではない。でも努力しなければ成功することもない。犠牲を強いる努力ではなく、純粋に没頭できることをやるべき。 個人的にちょっと感心したのが、馬鹿な写真をTwitterとかにアップして炎上させた若者についての筆者の考え。→責任の所在を当事者に押しつけるのは分かりやすい話だが、結局それでは社会が前進しない。こういった学生やその予備軍を支援して同じような被害が出ないような仕組み作りをしないといけない。ってあたり。

Posted byブクログ

2019/09/15
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夢を叶えたければ、努力しなければいけないという当たり前のようなことをしきりに繰り返し書いている。 しかし、努力すれば報われるという慣習は間違っていると意義を唱える。 今の時代、このような価値観の違いを認めていこうという

Posted byブクログ

2019/02/05

イケダハヤトの考え方が個人的にとても好きなので面白かった。時代の変化を分かりやすく噛み砕きながら、今後の生きるすべを教えてくれる良書だった。

Posted byブクログ

2018/05/26
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著者の考えに共感するところが多々あった。 やさしさを根源にしているのが良かったです。 ■メモしたいと思ったところ ・努力はスキル ・努力できない人がいたら手を差し伸べてみる。自分が努力できないとしたら自分を責めるのではなく環境の問題だと考えてみる。「やさしい努力論」 ・誰かが失敗しているのを見たとき、自分が失敗したとき「単に運が悪かっただけ」と考えてみる。他人にも自分にも優しくなれる考え方。 ・苦痛や犠牲を伴う努力はやめるべき、性格が歪む。すればするほど、自分に甘くなり、他人に厳しくなる。=>「没頭」するような努力をすべき。 ・「努力すれば夢は叶う」という標語は嘘だが、「夢を叶えたければ努力しなければならない」は99%真実。(努力は十分条件ではなく必要条件)

Posted byブクログ

2017/01/09

ブログの読者ではないし、努力が報われないということに新しさを感じたわけではないけれど(認識済み)、イケダハヤトさんの本を読んでみたく手に取った。収入と生活、働き方の関係という点については、共感する部分が多く、いくつかヒントをもらったのでメモしておく。 ・この国で働くことが辛くな...

ブログの読者ではないし、努力が報われないということに新しさを感じたわけではないけれど(認識済み)、イケダハヤトさんの本を読んでみたく手に取った。収入と生活、働き方の関係という点については、共感する部分が多く、いくつかヒントをもらったのでメモしておく。 ・この国で働くことが辛くなったら、生活のハードルが低い新興国に移住するのもあり(←私とパートナーにとっては、割と現実的に考え得る話し) ・ノマドの働き方に関して、出勤しなくても働けるのに満員電車にのることに理不尽さを感じる、という点に共感(←感じるポイントに共感。たいがいPCがあればどこでも仕事ができる。ここ数年、自分もそんな働き方) ・教育についてもコストは着々と下がっている(→確かに!出てくるSkype英会話やMOOCs、ドットインストール、チェックしてみよう) この本を読んで... 自分にとって幸せとは何か。 そのために、どんな努力ができるか。 改めて考え始めている。 (一番に浮かんだのは、家族が笑顔で、その人にあったペースでのびのび生きていることだった。私はそのために何ができるか。度々、時間をおいて考えてみよう)

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2016/02/29

久しぶりに書店で衝動買いしてしまった。 著者は30歳の文筆家。若い。 特に20代の若い方が読むにはもってこいの本だと思う。 相対的に20年前と違い今は頑張っても報われない社会になっている。日本の経済成長が現状維持すらままならないからだ。ネットの恩恵で世界はボーダレスになり、日本...

久しぶりに書店で衝動買いしてしまった。 著者は30歳の文筆家。若い。 特に20代の若い方が読むにはもってこいの本だと思う。 相対的に20年前と違い今は頑張っても報われない社会になっている。日本の経済成長が現状維持すらままならないからだ。ネットの恩恵で世界はボーダレスになり、日本人というだけで高給が貰える時代は終わった。中国人やインド人のほうがマンパワーもさることながら、優秀な人材が多い。らしい。日本人ピンチ。 個人的にグッときた内容↓ ●努力はすればするほど性格がゆがむ。 ●競争から降りる ●時間を忘れて没頭できること。それがヒント。 ●視覚優位、聴覚優位 ●自分にとっての成功を探す 身の丈に合った幸福論を持つべく。 僕も頑張ろう。

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2016/03/12

既存の価値観を改めて考えさせられる一冊。 冒頭で「努力すれば報われる、頑張れば夢は叶う」という考えをばっさり否定。 不純な努力論、自己責任論を否定する。特に努力に関する記述は一読の価値ありです。環境、働き方について考えさせられる。自分より上の世代に不満をもっている人、現在の2、3...

既存の価値観を改めて考えさせられる一冊。 冒頭で「努力すれば報われる、頑張れば夢は叶う」という考えをばっさり否定。 不純な努力論、自己責任論を否定する。特に努力に関する記述は一読の価値ありです。環境、働き方について考えさせられる。自分より上の世代に不満をもっている人、現在の2、30代にはしっくりくる考え方だと思います。

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2015/05/26

この世は非意味だ。意味ではない!努力で何かを犠牲にしてると性格が悪くなるので、辛い努力より楽しい没頭だ。なるほど、そうか〜。

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2014/12/20

1980年代生まれの世代が既存システムのなかでは努力しても報われないことはよくわかっているが、著者の意見の展開は世代論努力論としては裏付けが弱すぎる。80年代生まれの僕が日常生活で感じていることという読み物として読むべきかな。

Posted byブクログ