ナイトガーデン の商品レビュー
ふったらどしゃぶりがとても良かったので、そのスピンオフということで読んでみた。 和章に刺さったままの棘を柊が少しずつ溶かしていく姿に心奪われる。 和章の整に対する気持ちは読んでいて辛かったな。でも柊や先生と過ごすことで、少しずつ整への気持ちを整理して前に進んでいくところが良かっ...
ふったらどしゃぶりがとても良かったので、そのスピンオフということで読んでみた。 和章に刺さったままの棘を柊が少しずつ溶かしていく姿に心奪われる。 和章の整に対する気持ちは読んでいて辛かったな。でも柊や先生と過ごすことで、少しずつ整への気持ちを整理して前に進んでいくところが良かった。特に台風の日に柊を助けに行く前、「整。元気なのか、よかった〜俺のために、そう思う」の文章、本当に泣いた。 こんなことを思える人が不幸になるのは絶対に嫌だったので、最後はハッピーエンドで良かった。 一穂ミチさんの他の作品も読んでみたい。
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前作「ふったらどしゃぶり」の和章のスピンオフ作品。 終始暗いなあ〜、、という感じで自分には合わなかった。
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「ふったらどしゃぶり」のフラれた方の和彰のお話。これ単体でも問題なく楽しめますが、前作を読んでいた方がより和彰に感情移入して読めそうです。 山の、緑の描写が綺麗で素敵な世界観を楽しめました。
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「ふったらどしゃぶり」という本のスピンオフ作品です。一年ほど本棚に眠らせていた本でした。あらすじを読んでためらってしまって…。表紙の絵が素敵で、こんな可愛い子が片思いして悲しい思いするのか、と思うと、読めなかった(笑)ハッピーエンドなのは分かってるんだけど、その経過が可哀想なのは...
「ふったらどしゃぶり」という本のスピンオフ作品です。一年ほど本棚に眠らせていた本でした。あらすじを読んでためらってしまって…。表紙の絵が素敵で、こんな可愛い子が片思いして悲しい思いするのか、と思うと、読めなかった(笑)ハッピーエンドなのは分かってるんだけど、その経過が可哀想なのは嫌だなぁ、と。だって絵が好みだったから(笑) で、ある時旅行のお供に持っていくことにしました。何もない時に読むよりも、旅行の合間の移動時に読めばそんなに衝撃を受けないだろうと。…甘かった…。違う意味でめっちゃ衝撃を受けてしまいました!何で今まで読まなかったんだよーーーーって。柊はやっぱり激かわいいな…。って。そしてそもそも前作で出てきた和章も私嫌いじゃないよ、そうだよーって。旅行とかそれどころじゃない(笑)電車の移動時間が待ち遠しい!一穂さんの作品はいつもそうですよね。日常を薔薇色に変えちゃうの。つまらない移動時間が何よりも待ち遠しくなっちゃうの。 ということで、まんまとはまってしまいました。ちなみに京都植物園にも行きました(笑)聖地巡礼。とりあえず、心が洗われるというか、現実から少し解離させてくれる癒しの作品だった。テーマも作品の舞台も。植物園に行きたくなりますよ。
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ふったらどしゃぶりのスピンオフ、当て馬元彼(語弊あり)のその後的な…あのあとどうしてるのか気になってたから、読めてよかった。ただ、個人的にはカプがストライクゾーンから外れちゃったので萌えたかというとウーン?かも
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前作では不憫な役回りでしたが、 ようやく幸せをつかめたようでよかったです。 スランプだった仕事もきっと順調にこなすでしょうし ちょっと重いくらいの愛情を持っている和章だけれど 柊ならそれも受け止められる素敵なカップルだと思います。
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もう毎回一穂さんの作品を読むと同じことを書いている気がするのですが、毎回毎回こうも訴えかけてくるラブストーリー(男同士ですが)を書けるのかなぁと感心と感動させられます。 ゆっくりとじっくりと世界に入れる文章に、それぞれの人生にもがいて苦しむ柊と和章がほどけるように近づいていく姿に...
もう毎回一穂さんの作品を読むと同じことを書いている気がするのですが、毎回毎回こうも訴えかけてくるラブストーリー(男同士ですが)を書けるのかなぁと感心と感動させられます。 ゆっくりとじっくりと世界に入れる文章に、それぞれの人生にもがいて苦しむ柊と和章がほどけるように近づいていく姿に思わず切なくて嬉しくて涙してしまいました。 これは別作品「ふったらどしゃぶり」に登場していた藤澤和章と中卒で植物園でアルバイトをしている石蕗柊のお話です。 感情の見えない和章とはつらつとして真っ直ぐな柊。二人はタイプが全く違うんですが、柊の実直さが前作の整とのことで閉じこもっていた和章の殻をそっとめくっていく感じに切なくてときめきました。 それにしても和章は恋仲になると、あんなに優しくてデレデレになるんですね。思わぬギャップにこっちがどうにかなりそうでした。
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水の流れるような透明感と清冽な美しさ、穏やかさ溢れる文章。情景や想いの切り取り方、人物一人一人の心の切り取り方がとても綺麗でするすると物語に引き込まれます。 心の色の見えにくい和章の消えない痛みと喪失感、野生児のようにのびのびと明るく生きながら心を閉ざして狭い世界に自らを閉じ込め...
水の流れるような透明感と清冽な美しさ、穏やかさ溢れる文章。情景や想いの切り取り方、人物一人一人の心の切り取り方がとても綺麗でするすると物語に引き込まれます。 心の色の見えにくい和章の消えない痛みと喪失感、野生児のようにのびのびと明るく生きながら心を閉ざして狭い世界に自らを閉じ込めて生きる事を選んでいた柊。 互いに消えない痛みの中で時を止めて生きてきた二人がゆっくりと心を重ね合い、人肌の温もりと共にお互いの心をそっと預けあって前に進もうとする姿が丁寧に優しく描かれ、柔らかな思いにそっと包まれます。 喪失と再生というある種の王道でありながら、風景と人の想い、取り巻く世界の全てがとても丁寧に柔らかく、幾重にも折り重なるように描写されていく所に引き込まれました。 和章の心の中にあった情熱的な色がゆっくりと色づき、花を咲かせていくその様の美しさに、胸がいっぱいになりました。 人物の描写、心のうつろいようが本当にたおやかで美しい。 二人の視線が交差しながら、お互いが何を知り、どう向き合い、どんな風に気持ちを重ねていったのかが手に取るように伝わり、時にしんとしたり、ハラハラしたり。 それでも積み重ねた物語のその先で二人が前に進むことが出来て良かった、と瑞々しさに胸が詰まるようなお話でした。
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はー、やっぱり一穂さん好きだわ…。 前作ありきのスピンオフものだけど、前作とはまた違う雰囲気を醸し出しているのはさすがといったところ。 恋を失って傷ついた和章と、祖父と二人暮らしをする柊が出会い、惹かれあう。野生児のような柊と、人との関わりを嫌い都会で生きていた和章がどうやって恋...
はー、やっぱり一穂さん好きだわ…。 前作ありきのスピンオフものだけど、前作とはまた違う雰囲気を醸し出しているのはさすがといったところ。 恋を失って傷ついた和章と、祖父と二人暮らしをする柊が出会い、惹かれあう。野生児のような柊と、人との関わりを嫌い都会で生きていた和章がどうやって恋に落ちていくのか、そして何を知っていくのか。恋物語であると同時に喪失と再生の物語でもある稀有な作品。一穂さんを好きで良かったと実感できます。
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なんとも言えず、静かな気持ちになった。 幸せになってもいいのだと、傷が、満たされるような感じがした。
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