コインロッカー・ベイビーズ(上) の商品レビュー
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ねえ、二人しかいないんだよ。他のみんなは死んだんだ、コインロッカーで生き返ったのは、君と、僕の二人だけなんだよ。 生まれて間もなくコインロッカーに捨てられた二人の少年の話。センセーショナルな生い立ちと、人体のような東京の街が、狂気を生む。下巻もきっと、一気読み必至である。
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いまさらながら読んでいる。 でも、時代を感じさせない(古さを感じない)。 少しもユルくない、ヒリヒリしている。 一文の無駄もない。 詩的なのに、かっこいい。
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二十歳を少し過ぎた頃にこの本に出会って、多分道を間違えました…。 それ以来、二十歳前後の多感な子に出会う度、道を迷わそうとこれの文庫を進呈してしまいます。
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うーん。 この強烈な世界観に入り込めない…。重い。 自分にとってこれは苦手要素の集大成。 ハード過ぎて、気持ちがどんどん暗くなってしまった。 文章がとにかく読みづらい。
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普段こういう文学的な物を読まないので、読み終えるのに時間がかかった。評価は高い作品だけど、僕には難しくてよく分からない…
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第三者が客観的にストーリーを進めていくような小説。キクとハシの成長が興味をひかれる。ただ難解な漢字が多く、読みやすいとは言えない。ストーリーは一級品。
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エウレカセブンのアネモネの元ネタだと知り読んでみた 文が綺麗なのに読んでてずっと気持ち悪い でも止まらない もうちょっと年取ったらもう1回読みたい
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作品の、というよりは著者の特徴なのかもしれないが、 描写が過激で登場人物の行動が一線を画している。 そんな点に、グロテスクで受け付けられない一面と、 非日常的な爽快感がありストレス解消になる一面を感じた。 常に動き続ける主人公。本書のテーマのひとつは「旅」に違いない。 本書を読む...
作品の、というよりは著者の特徴なのかもしれないが、 描写が過激で登場人物の行動が一線を画している。 そんな点に、グロテスクで受け付けられない一面と、 非日常的な爽快感がありストレス解消になる一面を感じた。 常に動き続ける主人公。本書のテーマのひとつは「旅」に違いない。 本書を読むことで世の中に対する価値観が少なからず変わった気がする。 いい意味で子供には読ませたくない本だと思う。
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過去に読了。『限りなく透明に近いブルー』の後ちょっと低迷があって,その後に出た作品だったと思う。題名つけるのが巧い人,龍さんは。ロッカーに遺棄された二人の子ども。破壊的な話。野間文芸新人賞作。
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これは素晴らしい!! 短文が連なる形でストーリーが展開され、 全力で走っていくスピード感、力強さが感じられる。 棒高跳びのシーンでは、自分が選手になったかのような気分だ。 環境を憎むのではなく、批判するのではなく 受け入れるだけでもなく、 力強く生き抜くことの素晴らしさが見...
これは素晴らしい!! 短文が連なる形でストーリーが展開され、 全力で走っていくスピード感、力強さが感じられる。 棒高跳びのシーンでは、自分が選手になったかのような気分だ。 環境を憎むのではなく、批判するのではなく 受け入れるだけでもなく、 力強く生き抜くことの素晴らしさが見えてくる。 人に薦められる一冊だし、 何より村上龍が好きになる1冊。 読んで正解。
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