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犯罪心理捜査官セバスチャン(下) の商品レビュー

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32件のお客様レビュー

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    10

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

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2022/09/23

少年が心臓をえぐり取られ殺害された事件を追う。 セバスチャンは自身の秘密を追うために昔一時期所属したことのあるチームに強引に復帰し、皆から疎まれる… 人の心を読み解く技術に長ける主人公。 普段は技術を女性を口説くためにフル活用する…(心の傷、欠落してるのはわかるが…コイツサイテ...

少年が心臓をえぐり取られ殺害された事件を追う。 セバスチャンは自身の秘密を追うために昔一時期所属したことのあるチームに強引に復帰し、皆から疎まれる… 人の心を読み解く技術に長ける主人公。 普段は技術を女性を口説くためにフル活用する…(心の傷、欠落してるのはわかるが…コイツサイテーだな) 事件自体も、登場人物のほとんどが抱える様々な秘密も最後まで二転三転読めない展開で読ませる。 すぐ続編読みたい…(入手困難)

Posted byブクログ

2022/04/18

殺された少年は以前に通っていた学校でいじめられ、転校していた。母親、友人、担任と証言を得るうちに変化していく少年の印象。一方、トラブルメーカーのセバスチャンが加わったことで、殺人捜査特別班には波紋が広がっていた。被害者も証人も捜査陣もみな秘密をかかえるなか、セバスチャン自身もある...

殺された少年は以前に通っていた学校でいじめられ、転校していた。母親、友人、担任と証言を得るうちに変化していく少年の印象。一方、トラブルメーカーのセバスチャンが加わったことで、殺人捜査特別班には波紋が広がっていた。被害者も証人も捜査陣もみな秘密をかかえるなか、セバスチャン自身もある事情を隠して捜査に加わっていた。 もっと早く読めばよかった。この後三作が翻訳されているようだ。

Posted byブクログ

2022/02/23

今まで読んだスウェーデンミステリーの大半と同様に最高点をつけてもいい。 ごく私的な目的からリーダーのトルケルを脅迫するようにして捜査班に加わったセバスチャンが、その目的を果たしてしまうのは不正が行われるということであり、それはなんとも後味が悪い。かといって、シリーズ第2作以降も...

今まで読んだスウェーデンミステリーの大半と同様に最高点をつけてもいい。 ごく私的な目的からリーダーのトルケルを脅迫するようにして捜査班に加わったセバスチャンが、その目的を果たしてしまうのは不正が行われるということであり、それはなんとも後味が悪い。かといって、シリーズ第2作以降もその問題が引きずられるのはうっとうしいと思っていたところ、終盤にするっと解決。ビリーの粋な計らい。そして、それが第2作以降につながりそうな結末に。 すぐにシリーズ第2作『模倣犯』を読んでどうなっていくのかを今すぐ確かめたい。

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2021/10/08

なんかセバスチャンだけなく、みんながSEXに囚われてるような。まあそれにしてもええかげんな男やなー。 最後はシリーズとして続きが読みたくなる終わり方。 このシリーズ追いかけようと思うが新品が入手できないよー。

Posted byブクログ

2020/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(下巻より) 確かに身近にいたらセバスチャンにはイライラするかもしれないが、 女性に振り回されたり、人間関係にうじうじする他の刑事や捜査官に比べたら、 一晩限りで関係を終わらす態度や捜査方針にはっきり意見を言うのが、 むしろすがすがしいくらい。 そして面白かった。 事件の展開もだが、 捜査班内の人間関係が(最後の衝撃的な展開まで) バランス良く入っていることや、 なんといっても、 貧乏くじばかり引いている地元の警部の存在が面白かった。 セバスチャンが、嘘をついていた少女に 親やマスコミに言い訳できるように救いの手を差し伸べるところが、 例え彼に腹黒い気持ちがあったとしても、 かっこよかった。

Posted byブクログ

2020/05/24

ミステリーは2度目が面白い。華々しく内容を忘れていたが登場人物についてはすでになじみなのでぐいぐい読めた。星5つに昇格。

Posted byブクログ

2020/02/19

スウェーデンのベストセラーシリーズ。web本の雑誌で杉江氏が最新刊を推奨されてたので第一作を読んでみた。北欧にしては明るく読みやすい警察官の群像物。主人公は警官ではなく、心理学者の立場(プロファイラー?)で捜査協力し、過去には大きな成果を挙げた男セバスチャン。太めで独身、毒舌でセ...

スウェーデンのベストセラーシリーズ。web本の雑誌で杉江氏が最新刊を推奨されてたので第一作を読んでみた。北欧にしては明るく読みやすい警察官の群像物。主人公は警官ではなく、心理学者の立場(プロファイラー?)で捜査協力し、過去には大きな成果を挙げた男セバスチャン。太めで独身、毒舌でセックス依存症。捜査会議での空気を読まない、人を馬鹿にする発言の破壊力は満点。ただしプーケットの津波で家族を亡くしていたり、いろいろと影の部分も興味深い。 事件解決後に起こるサプライズな結末も破壊力あり。シリーズ自作が気になる終わり方も上手。3.9 セバスチャンが仕留めた女性についての表現がまたいやらしい。 ・彼女は”成長株”どころではなかった。それ以上の存在だったのだ。

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2019/12/06

うーん。円グラフでみると、全てが10点中4点って感じかなあ。全てにおいて物足りない。「これから面白くなってゆくのだろう、事件も人間関係も」ならんかった。ただ性格の悪い登場人物達にイライラしただけだった。事件もなあー、普通に普通のあんをかけてみました。なーんにも、新しさも面白さもな...

うーん。円グラフでみると、全てが10点中4点って感じかなあ。全てにおいて物足りない。「これから面白くなってゆくのだろう、事件も人間関係も」ならんかった。ただ性格の悪い登場人物達にイライラしただけだった。事件もなあー、普通に普通のあんをかけてみました。なーんにも、新しさも面白さもなかった。これは、今年のワーストファイブに間違いなく入る!無駄に登場人物多いのは、今後のシリーズの展開を見据えてなんだろうが、一冊の本の出来としてはさいあくだ!

Posted byブクログ

2019/03/30

いろんな伏線があり、読みながらこちらも推理してましたが、かなり揺さぶられました。 そして一番驚いたのが最後の事件には関係ない事実です。 続編が出ているので、その事実がどう動くのかを知りたいと思います。 とても面白かった。

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2019/02/13

心臓をえぐり出された少年の死体が、スウェーデンの地方都市ヴェステロースで見つかったことを皮切りに、関係者が次々と殺害されていきます。ハラハラドキドキするようなお話ではないですが、じっくりと腰を据えて読むのに適したミステリーです。 著者の2人はいずれも元脚本家だそうですが、そのせい...

心臓をえぐり出された少年の死体が、スウェーデンの地方都市ヴェステロースで見つかったことを皮切りに、関係者が次々と殺害されていきます。ハラハラドキドキするようなお話ではないですが、じっくりと腰を据えて読むのに適したミステリーです。 著者の2人はいずれも元脚本家だそうですが、そのせいか物語の展開が、まるでテレビドラマのようです。事件の詳細や捜査の進展を語るのと同じくらいのページ数を割いて、登場人物の内面や、プライベートな生活が描かれています。そのことで、ドラマに厚みが増しているといえるでしょう。自信家で自尊心が強く、放漫不遜、傍若無人な主人公も、ただそれだけの人ではないということがよくわかります。人は見た目だけではわかりません。胸の奥底に秘めたものを、みんな持っているのです。それを理解しようとか、理解してもらいたいとか思うのは、所詮無理なことなんじゃないでしょうか。そんなことを、この小説は語っているような気がします。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

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