すべての神様の十月 の商品レビュー
死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神と6つの神様が登場。 なかでも九十九神に会いたいなぁ。 ということは、ものを大切に大切に使い続けないといけないというわけだな。 安いものを使い捨てするのではなく、いいものをながーく使いたいものです。 うちにそんなものあったか? マイカ...
死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神と6つの神様が登場。 なかでも九十九神に会いたいなぁ。 ということは、ものを大切に大切に使い続けないといけないというわけだな。 安いものを使い捨てするのではなく、いいものをながーく使いたいものです。 うちにそんなものあったか? マイカーが20年超えだな……。 しかし、100年は持たないや。
Posted by
Posted by
死神や貧乏神、疫病神、九十九神などいろいろな神様のお話。 人間くさく、思わずクスッとなるところも。自分の周りでもいろいろな神様たちがそれぞれ仕事をしていると思うとほっこりする。貧乏神や疫病神が取り憑く理由にもほっこり。 「幸せな死神」「疫病神が微笑む」が特に好き。
Posted by
+++ 榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も「幸せ」を感じたことがないらしい。なぜなら「幸せ」を感じた瞬間、死神は…(幸せな死神)。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたの...
+++ 榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も「幸せ」を感じたことがないらしい。なぜなら「幸せ」を感じた瞬間、死神は…(幸せな死神)。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら「小吉人生」と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ…(貧乏神の災難)ほか、4篇。神様たちの意外な目的が胸を打つ短篇集。 +++ 「幸せな死神」 「貧乏神の災難」 「疫病神が微笑む」 「動かない道祖神」 「ひとりの九十九神」 「福の神の幸せ」 +++ 出雲のお話しかと思ったらそういうわけではなかったが、さまざまな神様が主人公の緩い連作物語である。神様にも役割分担があって、それぞれの領分を犯すことはできないが、横のつながりが全くないわけでもなく、人間っぽかったりするのがちょっと可笑しい。そして、一般的なイメージと違って、人情味豊かであり、人の味方のような存在でもあるようなのだ。神様の主人公も、人間の主人公も、それぞれ愛すべき人たちで、読後にとても優しい気持ちになる一冊である。
Posted by
死神の話だったら伊坂幸太郎に勝てる訳がない。 とは言うものの、これはこれで楽しかった。 死神だけじゃなくて、すべての神様だから・・・
Posted by
Posted by
神様をキーワードにした連作集です。色んな神様いますね…(笑)。読んでいるとついニヤリとしてしまいます。心が疲れている人にお勧めします。
Posted by
死に神や貧乏神、福の神といった日本の神様がテーマの連作短編6編。どのお話も著者らしい優しさで心がほっこりします。
Posted by
タイトルの通り、神様たちのお話。 あさのあつこさんの『神々の午睡』に近いかな。 あちらはどちらかというと、神様の世界のお話だけど、 こちらは神様が人と関わる時のお話だな。 6編ある中では、『幸せな死神』『貧乏神の災難』『ひとりの九十九神』が 好きだったな。残りの半分も勿論良いで...
タイトルの通り、神様たちのお話。 あさのあつこさんの『神々の午睡』に近いかな。 あちらはどちらかというと、神様の世界のお話だけど、 こちらは神様が人と関わる時のお話だな。 6編ある中では、『幸せな死神』『貧乏神の災難』『ひとりの九十九神』が 好きだったな。残りの半分も勿論良いですよ。 小路さんの優しいテイストがこの物語の雰囲気にとっても合っていて 個人的には最近の小路作品の中ではかなりのヒット! 皆々様もぜひ神様たちのお話にふれてみてくださいな。
Posted by