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仮想通貨革命 の商品レビュー

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32件のお客様レビュー

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2017/06/24

DAC のことが実はよくわからないです。が、私もこのまま何も考えず、今の職場、会社で働き続けることは難しいのかな?と不安になりました。

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2017/05/13

仮想通過を含めたブロックチェーン技術の解説にとどまらず、現在の経済システム含めた社会基盤の抱える課題を踏まえたうえで、それに与える影響と、日本が進むべき方向が、コンパクトにまとめられている好著。

Posted byブクログ

2017/04/30

難しくて理解しきれていない部分も多々あるのだけど、ブロックチェーンはお金のやり取りだけでなく社会の仕組みそのものに大きな影響を与えうるものだ、ということは捉えられた、と思う。 ビットコインじゃないけど、ケニアのエムペサの話は印象に残っている。お金は銀行のATMで引き出すものだと...

難しくて理解しきれていない部分も多々あるのだけど、ブロックチェーンはお金のやり取りだけでなく社会の仕組みそのものに大きな影響を与えうるものだ、ということは捉えられた、と思う。 ビットコインじゃないけど、ケニアのエムペサの話は印象に残っている。お金は銀行のATMで引き出すものだと思っていたけど、ATMの普及よりも携帯の方が速かった、だからそこに送金のシステムを組み込んだ。 お金というものの概念、あるいはもっと広い視野でいうと取引記録や情報管理などの仕組みがどう変わるか、そしてそこに人間の理解と意識がどこまで追いつけるか…楽しみだなぁと思う。

Posted byブクログ

2017/04/14

新技術のどの要素が、これまでの通貨の使われ方を本質的に変える可能性があるのかを大枠で掴める。私には難しくて理解できない部分もあり。

Posted byブクログ

2016/12/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

 161012 日本経済新聞の記事で仮想通貨取得時に税金が適用されないことになった。(たしか次の日の一面を飾ったと思う)この記事で気になったビットコイン(仮想通貨)についての本を読みたいと思っていた。ちょうど良い本を得たと思った。  読了後、情報処理の知識が役に立った。正直もう一回読み返さないと内容をよく理解できないと思う。ただ新しい技術・概念が今後大きく影響をおよぼすことは分かった。現状では外国からの出稼ぎ労働者や、海外旅行で利用すると便利だと思った。 以下ライブ感想文。  情報処理の知識が無いと難しい本だと思う。ビットコインで友好的な国はベルリンのクロイツベルクとあった(P55)。Es ist interessant. Ich möchte gehen.  日本からの国際送金に関して、もはや仮想通貨での送金脳が有利だということがわかった。しかし外国為替証拠金取引(FX)などの取引は長期的に見てすぐに無くなることはないだろう。仮想通貨の現状では投機的に不安定で商品として成り立たない。また、発行金額が制限されているのが最大の特徴だと思う。(P164)・・・しかしこの本、読むのに骨が折れる。  AI、ES細胞・・・あと一つパラダイムシフトがあると感じていたが、これだったのかと思えてしまう。今は収縮期から脱出して拡大する途中の段階。これからがらがらと既成概念が崩れていきそうだ。まだ早いが収縮期前の価値観についてその本質を早めに考えていた方が流れに流されずいるポイントだと思う。(P185)・・・文章になってないorz...  大前提として、世界中のネット機能が維持されてこその仮想通貨なんだよね。そのリスクを考えたら・・・(P189)  新しいものが社会に浸透するまで時間がかかる。ではPCが浸透するにしたがって消えていった職業はなんだったのだろうか・・・すぐに思いつかない。(P204)  またジョウージ・オウエル!1984年だ。他にいい例の本はないのだろうか(P234)

Posted byブクログ

2016/07/12

20160712 ビットコインの仕組みやビットコインが金融機関に与える影響が分かりやすく書かれている。2014年に初版されて既に2年経つがまだまだ内容は色褪せてない。

Posted byブクログ

2016/06/08

まいど野口先生の情報収集と分析には脱帽です。2014年に仮想通貨について、これだけ幅広い情報を集め、システムの分析までされているとは。。。マウントゴックスは両替所の一つにすぎず、仮想通貨について日本は出遅れていること、お金は情報であることなど、独自の論理で展開されていて心地よい。

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2016/04/13

これは面白い。ブロックチェーンや現在の通貨制度がわかりやすく解説されている。岩村充先生の中央銀行が終わる日の後に読んだこともあり、理解度がさらに増した。

Posted byブクログ

2016/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

仮想通貨の可能性について書かれている書。 仮想通貨の最大のメリットは送金に手数料がほとんどかからないことである。 日本では銀行が発達していて送金手数料もまだ安いのだが海外では一般的に送金 手数料は高いので仮想通貨が代替手段として脚光を浴びている。クレジットカードの 場合は店舗側に手数料がかかってしまう。 現在全世界でビットコインを受け付ける店舗は約4000ある。内アメリカが1600ある。日本ではわずか26。 手数料は0.01BTC(5ドル程度)以上なら無料。それ以下では場合にもよるがおおよそ5円程度で済む。 ビットコインはきわめて理解しがたい仕組みで運用されている。 ①電子署名を用いてビットコインを送ること。 ②取引をP2Pネットワークで維持するブロックチェーンに記録すること。 ③改ざん防止のためプルーフオブワーク(POW)の計算を課すこと。 革命的なアイデアは③である。 電子マネーとは全く違う。 管理者がいない取引である。 ビットコイン以外にも多くの類似コインが存在する。 200を超えるものがある。 仕組みを少しずつ変えている。 なのでそれぞれに利点があり将来ビットコインが残るのかどうかはわからない。 現在ビットコインはPOWの計算に10分程度要するので手続き後確認がとれるまで 10分程度待たなければならないがそれを短時間ですましたものもある。 リップルというものは円で残高を持ちドルで送金するといったことを瞬時に 出来ることで注目されている。 ケニアなどの銀行が発達していない国では(銀行口座は10%以下の人しか持っていない)エムペザという携帯電話を介した送金システムが主流を占めている。 (携帯電話普及率は70%) 仮想通貨が発達すると最も影響を受けるのは金融機関。 なぜなら手数料収入で儲けていたから。 仮想通貨が発達すると小規模の店舗や個人が有利になる。 以上非常に将来性のある通貨である。 最後にしくみの基本的な原理を記載しておきます。 例えば花子と太郎が共通のパスワードを決めたいとする。 まずNとnという2つの整数を決めお互いに連絡する。 各自が秘密の数aを決めnをa乗しnで割った余りbを求め結果bを相手に伝える。 相手の答えbと自分の秘密の数aを用いてbをa乗しNで割った余りを求める。 すると結果は両者同じになるのである。 その数をパスワードにすればよい。 共通の数N,nと答えのbが誰かに知られても秘密の数aが知られないかぎり この方法は安全である。 簡単な数ならば逆計算(総当り攻撃で)可能だが桁が大きくなると逆計算は実質不可能となる。 これが基本原理です。 興味ある方は計算されてみてください。

Posted byブクログ

2016/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

仕事絡みの情報収集で読みました。 一定程度ビジネス書を読みなれていれば、そこまで詰まらずに読み進められるかと思います。技術面なら2章と補論、ビジネス面なら5章を読めばいいのではないかと。 情報収集手段としては良い本なのかなと思います。 ビットコインは、仮想通貨。 特徴的なところは発行者も管理者も存在しないこと。ブロックチェーンという、信頼できないメンバーとの共同作業を実現する技術を用いてそれを実現していること。 ビットコインの技術が何に役立つかと言うと… ・(国際)送金手段  →送金コストが安価になる=小規模事業に有利 ・過去ハイエクが主張していた「中央銀行の無い通貨制度/ひいては世界」の実現 ・ビットコインの技術が「ホワイトカラー業務の自動化」に繋がる(たとえば、雑誌制作にも) ちなみに、「日銀は預金も通貨の一種としている(=日銀の言う通貨量には入る)が、預金は『法定通貨』には入らない」というのはこの本を読んで初めて意識したことでした。。 現金通貨は80兆円流通、預金はその6倍。要は、ビットコイン等の仮想通貨の敵も現金通貨じゃないということ。

Posted byブクログ