蟲の神 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
行方不明になった五歳の女の子の身になにが起こったのか ナニーは正気を失い、家族と警察官の必死の捜査も実を結ばない ○蟲の祝祭 ○女の子に突然降りかかった不幸 ○英文、超訳、巻末に訳
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子どもの頃に読んでいたら軽いトラウマになりそう。虫はなんとなく根源的な怖さがあって、ゴーリーの世界観にしっくりくる。
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いつものゴーリー。そして、いつもの柴田翻訳。図書館では児童室にはないだろうし、買う人はある程度ゴーリーのことを知っているだろうから、間違って子どもに読む人はいないだろうけれども、念のため子ども向けではないと言っておきたい。
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銅版画のように見えるモノクロの線描、非常に味わい深い。小さい子が馬車で誘拐されてつれていかれたところ、蟲の王たちがいてべとべとにされる。うーん、気持ち悪いというか怖いよ。
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あぁ、ミリセント…… 本作は特に陰惨さがすごかった気がします。なんの謂われもない幼い子が酷い目に遭うお話。教訓の域を超えてもうトラウマにさせに来てる(笑) 蟲なんだけど、蟲だとしても奇怪で薄気味悪い。そんな蟲を人間だと捉えるのはやっぱり妥当な解釈だと思いますが、自分は蟲に誘拐され...
あぁ、ミリセント…… 本作は特に陰惨さがすごかった気がします。なんの謂われもない幼い子が酷い目に遭うお話。教訓の域を超えてもうトラウマにさせに来てる(笑) 蟲なんだけど、蟲だとしても奇怪で薄気味悪い。そんな蟲を人間だと捉えるのはやっぱり妥当な解釈だと思いますが、自分は蟲に誘拐された少女の物語として読んでいました。(どちらにせよ怖かったです)
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私もゴーリーに魅了された人間の一人。 絵本は様々な見方ができると思う。 それは人によって違う。 絵本はもちろん素晴らしいと思うが、何より訳者のあとがきも楽しみの一つである
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人の世の地獄を結構ストレートに描いた作品……だと思う。 子どもが辛い目にあう話は後味良くなりようもないが、現実にたしかに存在する。 ゴーリーはもちろんとして、訳がとても良い。
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ゴーリーの新刊ということで飛びついてしまったのですが、虫が苦手な私は、途中で物語の状況描写に耐え切れず泣きそうになりました。ゴーリーらしい理不尽な可哀想な子供のお話ですが、とにかくこれはそういうわけで今まで読んだゴーリー本の中で一番しんどかったです。…まあ題名と表紙絵見た時点でや...
ゴーリーの新刊ということで飛びついてしまったのですが、虫が苦手な私は、途中で物語の状況描写に耐え切れず泣きそうになりました。ゴーリーらしい理不尽な可哀想な子供のお話ですが、とにかくこれはそういうわけで今まで読んだゴーリー本の中で一番しんどかったです。…まあ題名と表紙絵見た時点でやめとくべきだったということなんですが。(表紙絵がなんだか変だと思ったら、虫のくせに足の数が!)七五調の訳は相変わらず素晴らしいです。散文訳もあとがきに載っていますし、虫が大丈夫な方は是非ゴーリーらしい世界を楽しんでください。
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初エドワードゴーリー。 子供がひどい目にあうのがゴーリーワールドなのか。 分からないなりに原文読んで、訳読むのが楽しい。 新しい世界を覗いた気分。 原文も普通に読めるようになりたいな。 他作も気になる。
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