地下の鳩 の商品レビュー

西加奈子(著者)

2018/07/24

夜の街で生活する人々の、仄暗いお話。ダメな部分を抱えながらも生きている、人間くさい人々が、描かれている。なんとも言えない、もやもやした読後感。

2018/05/16

2018/05/16
タイムカプセルがすごく良かった。
西加奈子はどうしていつもこんなにもリアルな小説が書けるんだろう。

2018/03/15

大阪。キャバレー、客引きの男とチーママの二人を描く『地下の鳩』。そしてその物語に出ていたおかまの男のお話『タイムカプセル』。出てくる職種の人に知り合いはいないので、本当っぽいとかわかりませんが、癖があって、人間臭さが出てて、正直に生きてて、楽しみながら読み進めることができた。『タイムカプセル』の方がいじめを題材にしている分、少々重い。今回もまた、不器用さとか人間の個性とか、素直に行きていこうと勇気をもらえる。

2017/11/11

個人的に西加奈子は当たり外れが激しい

自意識過剰のいい歳した40歳のおっさんと

天然と見せかけてあざとさ全開、女の敵29歳のチーママ

田舎を捨て、別人として行きてきたオカマ

全員特殊すぎてどこにも共感できなかった。話も突飛で入り込めず、ファンタジーと思うには妙にリアル寄り。

2017/10/08

どうも、退屈してしまって、、、、
おざなりな読書になってしまったな
共感も興味も何も浮かんでこなかったんだよね

2017/10/06

大阪の夜にむらがる、孤独な心。

孤独でいびつな心を、重ね合せる男と女。

1人では生きられないから
それぞれに闇を抱えながら、寄り添って今日も生きていく。

2017/08/10

西加奈子の作品ではかなり異色の作品だと思う。「地下の鳩」、「タイムカプセル」大阪のスナック、オカマバーを描く繋がったストーリー。だが、どちらの作品も主人公の人間味が溢れていた。

2017/05/10

小浜島旅行の、行きで読んだ。
きっとこの帰り道には、２人は恋人同士でははくなる。
共感しすぎて、涙こらえた。
依存はこわい。

2017/03/24

一話目のラストはよかった。ラストというか、一文が。しかし、二話目がきつかった。最近、西加奈子の当たりに会えない。残念

2017/03/13

　２つの短編、それぞれにラストがあまり好ましくないと感じる。解決はせず、勇気もわかず、未来への展望もなし、これが現実っていえば納得するが･･･西加奈子らしいといえば、らしいのかな、今まで読んできた作品もそういえば事実を受け入れるって話ばかりだった様な。