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MM9 invasion の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2023/11/11

MM9シリーズの続きを久々に読みました。今回は長編で“気象庁特異生物対策部”略して”気特対“のお仕事よりも、なんだかラブコメがメインでした。 でも、怪獣バトルの首都破壊描写は迫力ありました。皇居東御苑……怪獣退治とはいえミサイル叩き込んで良いところなのかな? ヒメの(怪獣が凍って...

MM9シリーズの続きを久々に読みました。今回は長編で“気象庁特異生物対策部”略して”気特対“のお仕事よりも、なんだかラブコメがメインでした。 でも、怪獣バトルの首都破壊描写は迫力ありました。皇居東御苑……怪獣退治とはいえミサイル叩き込んで良いところなのかな? ヒメの(怪獣が凍って死ぬわけないじゃないですか)に、(シンゴジ〜!)と思ったり、ウルトラマンなところもありました。 「多重人間原理」はいまいちよくわからないけど、ビックバン宇宙と神話宇宙の違いと「神話宇宙にはわれわれの理論が通用しない」は面白い世界観でした。 「妖怪」の皆さんも、御星ひかるも気になります。

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2021/02/01

遠い宇宙から襲来する怪獣を、また別の怪獣に憑依されたヒメが、東京スカイツリーにて迎え撃つ。巨大少女好きにはたまらない描写の数々。

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2019/10/14

 山本弘さんの趣味が炸裂する、MM9の第二部となる作品です。  個人的なイメージでは前回は『ゴジラ』的な怪獣対策組織の活躍の物語だったと思うのですが、今回は『ウルトラマン』最近のアニメだと『グリッドマン』を思わせるような、怪獣対ヒーローの対決がメイン。それにボーイミーツガール的...

 山本弘さんの趣味が炸裂する、MM9の第二部となる作品です。  個人的なイメージでは前回は『ゴジラ』的な怪獣対策組織の活躍の物語だったと思うのですが、今回は『ウルトラマン』最近のアニメだと『グリッドマン』を思わせるような、怪獣対ヒーローの対決がメイン。それにボーイミーツガール的な要素が加わります。  ボーイミーツガール的な部分は、一昔前のラノベ的というか、どこか牧歌的な印象があります。この手の作品でお約束といえる要素もふんだんに取り込まれていて、ある意味吉本新喜劇を観てるような安心感(笑)  エンジンがかかってきたのは後半からかなあ。宇宙から怪獣が飛来し、スカイツリーに突っ込んでくるという状況に、怪獣災害の対策本部はパニックを起こしながらも大奮闘!  そしてクライマックスは怪獣VS巨大少女のバトル! 過去の山本弘さんの小説を読んでいると「これ100%趣味だな」という感じで、それはそれで面白い。もちろん格闘シーンも読み応えは十分あります!  あとがきを読むと、作品の作り込みと特撮への愛が伝わってきます。だからこそ、後半のシーンの読み応えはすごかったのだなあ、と納得しました。  本編とは関係ないですが、主人公がアキバで前回の内容を踏まえた同人誌が出ている、という話をしていてちょっと吹き出しました。確かにあれは恰好のネタだわなあ。

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2019/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作はウルトラQを彷彿とさせるような短編連作形式で、怪獣と人間の戦いを硬筆な文体で描くのが気に入ってあっという間に読んでしまったのだが、同様の作品を期待して読み始めたら、あまりにも内容が違うので驚いてしまった。怪獣ものであるということは変わらないのだが、本作は高校生が主役のボーイ・ミーツ・ガールもの。しかも、少年が出会うガール(少女)は実は怪獣・・・ときた。 あとがきを読むと、著者はこのボーイ・ミーツ・ガール部分を楽しく書いたということなのだが、読者のこちらはかなりの置いてけぼり感がある。アクション映画を見ようと男同士で映画館に入ったら、実は恋愛映画でした・・・というような感じの気まずさといえば通じるだろうか。とにかく、どうにも少年少女たちのデート(っぽい)部分を読み進むことが出来ず、数ヶ月間は放置してしまっていた。 気合いでそのシーンを乗り切ると、前作を超える怪獣同士の戦いが描かれていてとても面白く読むことが出来たのだが・・・。本作の感想はとにかく、「シリーズものはいきなりテイストが変わるから気をつけろ」。これ以外にない。 ちなみに本作の後日談(というよりも、最終編として)MM9 destructionが出ているが、これはinvasion(本作)の続き物ということで、安心して読むことが出来そうである。一回心構えができれば、どんなテイストがきても怖くない、はず。。。

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2018/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

MM9に続編出てた!(しかも二部構成) うん。確かにこれは「映像化して欲しい」けど「映像化困難」って奴やね。 前作から引き続いての多元宇宙論をベースに、「宇宙怪獣」「宇宙怪獣を使役する宇宙人」を存在させることに成功! 前作同様におもしろかったのだが、青春で甘酸っぱいのは想定外だった(^^; さて、後編(MM9―destruction―)も買わなきゃ!

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2016/08/28

 映画『シン・ゴジラ』を観て読みたくなって積んでいたこの本を手に取る。  MM9シリーズの第2巻であり、新シリーズの前編ではあるが、この本の中でも一区切りは付いている。  某ウルトラマンを彷彿とさせるニヤリあり。  怪獣が自然災害として扱われる世界。  行動パターンや、その他の...

 映画『シン・ゴジラ』を観て読みたくなって積んでいたこの本を手に取る。  MM9シリーズの第2巻であり、新シリーズの前編ではあるが、この本の中でも一区切りは付いている。  某ウルトラマンを彷彿とさせるニヤリあり。  怪獣が自然災害として扱われる世界。  行動パターンや、その他の情報から、怪獣の性質弱点を推理してやっつける系の、濃い理論飛び交うハードSF。  今回の敵は、宇宙怪獣。  秋葉原のヲの字全開のシーンは、ライトノベルでやってほしかった気もする。  ノンケ(非ヲタの意)置いてけぼりの暴走。

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2016/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

手を付けていなかった前作を東京出張に持って出たけど、行きの新幹線の中でかなり読み進み、そのまま読み終えそうだったので、帰りの新幹線のために有楽町の三省堂で続編となるこの本を購入。今度の表紙はエレキングっぽい怪獣ね。 前作から6年が経過し、クリプトビオシス状態となってつくばから北海道へ運ばれることになったヒメを乗せたヘリに正体不明の火球が衝突し、いきなりヒメ対宇宙怪獣の闘いが繰り広げられる…、という幕開け。 ヒメには地球を守ろうとする宇宙人が憑依しており、一方で、宇宙怪獣を導き地球を脅かそうとする宇宙人&妖怪の存在も示唆される。 ここでもまた“多重人間原理”が語られ、ビッグバン宇宙と神話宇宙のせめぎ合いの中で、光より速く移動する宇宙人や推進エンジンを持たない飛行物体の存在も、神話世界からの飛来者として描かれる(総理大臣が、説明は分かりやすくってお願いしているのに、理系の人の説明はそれでもくどいなぁ)。 一騎とヒメのボーイミーツガールストーリーは少々恥ずかしいが、出来たばかりの東京スカイツリーやその周辺でのバトルの模様は壮絶で、そこを起点に皇居に向かって首都の街並みが次々と破壊されていく景観は小説ならではの壮観。 一喜一憂の闘いは、最後にはウルトラマンばりの変身を見せたヒメが、今度もビッグバン宇宙の住人を救うことになるが、敵を屠りさるラストウエポンがなかなかいい感じ。 得体の知れないエピローグが最終巻への期待を膨らます。

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2016/05/21

一騎君と亜紀子さん二人の間にヒメ(宇宙生命憑き)が加わって、青春だねぇウン。勿論怪獣もやって来る、何と宇宙から!! 心の動きが楽しい。怪獣とのバトルはテンポが有って面白い。あの塔を出来上がる前に壊しちゃうなんて‥‥あ~ぁ

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2015/07/22

怪獣小説という少ないだろうジャンル。でも面白いです。前作よりも展開が軽快になり読んでいてワクワクしました。ぜひ映像化してもらいたい作品ですね。

Posted byブクログ

2015/02/08

MM9シリーズ第2弾。今回は前作と違い、気特隊ではなく少年、少女と怪獣(?)が主役。細かいネタがちりばめられているところがGOOD。個人的にはコンダラネタが良かった。ラブコメ要素もあり。

Posted byブクログ