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MM9 invasion の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2015/01/23

続編になったら、ちょっとラノベのラブコメ要素が強くなって、1巻の世界観の説明や怪獣が存在する理由付けの辺りのSFらしいところが吹っ飛んだ気がする。 まあ、読み物としては面白いのですが、1巻ほどの感動はないかな? ウルトラマンが、実は少女で、思春期の悩みを抱えてるって言うパロデ...

続編になったら、ちょっとラノベのラブコメ要素が強くなって、1巻の世界観の説明や怪獣が存在する理由付けの辺りのSFらしいところが吹っ飛んだ気がする。 まあ、読み物としては面白いのですが、1巻ほどの感動はないかな? ウルトラマンが、実は少女で、思春期の悩みを抱えてるって言うパロディ小説になってます。 1巻のファンとしては残念。 小説としては面白いので満足。

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2014/07/24

いやぁ、おもしろかった。ヒメをこう使ってくるか! 怪獣が出現する理屈とか、光速を超えられる理屈とか、本当によく考えられていて、単なる怪獣特撮オマージュではないところがすごい。どっしりとした設定の上に、少しコミカルだけどしっかりと練られたストーリーが乗る。これは、おもしろいですよ。...

いやぁ、おもしろかった。ヒメをこう使ってくるか! 怪獣が出現する理屈とか、光速を超えられる理屈とか、本当によく考えられていて、単なる怪獣特撮オマージュではないところがすごい。どっしりとした設定の上に、少しコミカルだけどしっかりと練られたストーリーが乗る。これは、おもしろいですよ。 あとがきで触れられていましたが、アニメ化はぜひやって欲しいなぁ。

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2014/06/26

ウルトラマン世代ってどのくらいの幅があるのだろうか。Qを含むウルトラマン・シリーズへのオマージュ。舞台は2012年の日本のように見えるが文中で時折語られる歴史が一部改変されていることからここがパラレルワ―ルドであることが分る。自然災害の代りに怪獣災害が繰り返される世界を描いたシリ...

ウルトラマン世代ってどのくらいの幅があるのだろうか。Qを含むウルトラマン・シリーズへのオマージュ。舞台は2012年の日本のように見えるが文中で時折語られる歴史が一部改変されていることからここがパラレルワ―ルドであることが分る。自然災害の代りに怪獣災害が繰り返される世界を描いたシリーズ第二作。ウルトラマンの役を巨大怪獣少女が務めるという元祖オタク作家的展開。当初は激しく違和感を覚えるも知らぬ間に設定に馴染んでいる私がいた。お約束の三分間ネタも出てくる。見方を変えれば異類婚姻譚という伝統的物語世界とも言える。

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2014/06/25

怪獣SFシリーズ。今回は一話完結ではなくて長編でした。また、前作はハードに現実的にしようとしていたが、今回は少し漫画っぽい。でもそこが魅力。ラブコメ展開は個人的に好きでないけど、バトルシーンは最高でした。「3分間」の下りは笑ったー。

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2015/11/04

好きなジャンルであり、初作も楽しめたのでハードカバー版もすぐにでも読みたかったのだが文庫本をコレクションしている身としては 文庫版になるまで「じっと我慢の子」は長かったなぁ。 前作のコンセプトが、元々は特撮を用いた大人向けの怪奇ミステリーシリーズ『アンバランス』から派生した『ウル...

好きなジャンルであり、初作も楽しめたのでハードカバー版もすぐにでも読みたかったのだが文庫本をコレクションしている身としては 文庫版になるまで「じっと我慢の子」は長かったなぁ。 前作のコンセプトが、元々は特撮を用いた大人向けの怪奇ミステリーシリーズ『アンバランス』から派生した『ウルトラQ』の形態を踏まえており、大人でも楽しめる「気特対」の面々の視点でドラマが構成されて≪怪獣版・怪奇大作戦≫となっていたのに対し、第2部の本作は最初から少年向けの特撮冒険活劇として企画された『ウルトラマン』のド!ストレートなリスペクトであり、巨大ヒーローストーリーを照れることなく真摯に胸を張って挑んでいる所が気持ち良い。 『ウルトラマン』のメインシナリオライターを務めた故・金城哲夫の筆によるノベライズ作品『小説 ウルトラマン』に倣い少年冒険活劇を今風のボーイ・ミーツ・ガールをを絡めて描いているので、若い読者から見れば≪ライトノベル≫として読める事だろう。が、そこは大人の目で怪獣小説としてを読むか?はたまたテレビに噛り付いて30分という時間を夢中で過ごした「あの頃の自分」の目で読むのか?で印象がガラリと変わる作風を「演出」として得てして行っている所に作者の『御企み』を伺い知ることが出来る。 物語の中では古今東西のSF怪獣映画作品を多数「事例」としてとりあげ、その方面のマニアならばニヤリとさせられる「くすぐり」もサービスとして盛り込まれているのは前作から受け継いで健在。 今回のメインキャラクターとして 登場する人間側の味方である巨大ヒーロー(ヒロイン)はその設定こそ『ウルトラマン』のそれであるものの、容姿の設定は「映像化」が不可能であろう事を承知の上で描いており、今日の日本の特撮、映像の業界に対して「実写では描けないもの」を提言する作者のシニカルな面も見え隠れする。もっとも、今の邦画業界においては、こういうお話は充分な予算も与えられないし、安易に映像化などすると8割方失敗するから「読んでイマジネーションを膨らませて脳内演出する方が正しい楽しみ方である」と同時に活字の話を楽しむ「小説の強み」を作者自身が力強く語っているようにも視得る。 最終巻の「第三部」も非常に楽しみ。

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2014/06/03

MM9続編。 今度の主人公は、宇宙物理学者・案野悠里の息子の一騎。前作では小学生だったけど、あれから7年。健全な高校生。 一騎が主人公のせいか、少年漫画か!ってベタなラブコメみたいな展開もあるんだけど、読み終われば面白かった。 こういうエンターテインメント性の高いものも、...

MM9続編。 今度の主人公は、宇宙物理学者・案野悠里の息子の一騎。前作では小学生だったけど、あれから7年。健全な高校生。 一騎が主人公のせいか、少年漫画か!ってベタなラブコメみたいな展開もあるんだけど、読み終われば面白かった。 こういうエンターテインメント性の高いものも、たまに読みたくなる。無駄にだらだら冗長(重複w)してもいないし、流れも読みやすい。 この後読んだのがつまらなかったので、これを口直しに再読しようかと思ってるくらい…。 次作も文庫化待ってます。

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