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サヴァイヴ の商品レビュー

4

114件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

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2014/08/12

名作『サクリファイス』シリーズの短編集。 『エデン』を飛ばしてしまった・・・ 個人的には、石尾と赤城の初期の関係を描いた 「プロトンの中の孤独」と「レミング」が好き。 レース×ミステリーの要素が、 このシリーズの醍醐味だなって思う。 一方で、後ろの2つは 物足りなさを感じたり...

名作『サクリファイス』シリーズの短編集。 『エデン』を飛ばしてしまった・・・ 個人的には、石尾と赤城の初期の関係を描いた 「プロトンの中の孤独」と「レミング」が好き。 レース×ミステリーの要素が、 このシリーズの醍醐味だなって思う。 一方で、後ろの2つは 物足りなさを感じたりもしたけど、 まっ、短編集だしそんなもんか・・・

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2014/08/09

【サクリファイス】、【エデン】に続く、ロードレースシリーズ第3弾です。 全く知らなかったロードレースの世界ですが、とても面白い。 知らず知らず引き込まれてしまいます。

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2014/08/02

3作目、読了。前2作を補うような、短編集。色んな登場人物を主人公にしているのでアナザーストーリー的な感じかな。 短編集なのでそれぞれエピソード的な感じだけど、読んでいると前作を再読したくなる。 それにしてもロードレースは過酷…。

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2014/07/31

自転車のロードレースに掛ける青年たちを描くこのシリーズの3作目です。いつもは白石誓という一人の男性の視点から見たロードレースの行方でしたが、今回は視点を変えてこれまで登場した他の競技選手の目で見た物語になっています。また時間軸も交差しているので、以前の内容を思い出すことも必要なと...

自転車のロードレースに掛ける青年たちを描くこのシリーズの3作目です。いつもは白石誓という一人の男性の視点から見たロードレースの行方でしたが、今回は視点を変えてこれまで登場した他の競技選手の目で見た物語になっています。また時間軸も交差しているので、以前の内容を思い出すことも必要なところです。 この作品群はロードレースに参戦する競技者の人間模様だけでなくちょっとしたミステリーの要素を取り上げているところに意外性の面白さがあります。 プロ選手ともなれば常に心身を強靭に保たなければ、生き抜いて行くことは難しい、そこでレースに掛ける各々の心の内が明かされます。いくつかの短編の中でも今回は、ベテラン選手の赤城と次期のエースと目される石尾とのやりとりや、レースでの戦略がやはり読みごたえがありました。

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2014/07/29

作品としては普通です。 でも、サクリファイスやエデンを読んだ人は、必ず読んで下さい。 赤城と石尾がいいです♬

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2014/07/13

団体戦略が勝敗を決する自転車ロードレースにおいて、協調性ゼロの天才ルーキー石尾。ベテラン赤城は彼の才能に嫉妬しながらも、一度は諦めたヨーロッパ進出の夢を彼に託した。その時、石尾が漕ぎ出した前代未聞の戦略とは-(「プロトンの中の孤独」)。エースの孤独、アシストの犠牲、ドーピングと故...

団体戦略が勝敗を決する自転車ロードレースにおいて、協調性ゼロの天才ルーキー石尾。ベテラン赤城は彼の才能に嫉妬しながらも、一度は諦めたヨーロッパ進出の夢を彼に託した。その時、石尾が漕ぎ出した前代未聞の戦略とは-(「プロトンの中の孤独」)。エースの孤独、アシストの犠牲、ドーピングと故障への恐怖。「サクリファイス」シリーズに秘められた感涙必至の全六編。

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2014/07/12

近藤史恵さんの「サヴァイヴ」読了。ロードレースを題材にしたシリーズ三作目。前作で起きた出来事がたまに登場しますが、あまり影響なく読めます。全6章「チーム・オッジ」のメンバーが主人公になり、過酷なロードレース生活をいかに「生き抜く」かを描いた作品。協調性ゼロの天才ルーキー石尾、ベテ...

近藤史恵さんの「サヴァイヴ」読了。ロードレースを題材にしたシリーズ三作目。前作で起きた出来事がたまに登場しますが、あまり影響なく読めます。全6章「チーム・オッジ」のメンバーが主人公になり、過酷なロードレース生活をいかに「生き抜く」かを描いた作品。協調性ゼロの天才ルーキー石尾、ベテラン赤城、ヨーロッパで戦う白石など、それぞれの思惑を胸にレースに臨む。相変わらず、読みやすくロードレース初心者にも分かりやすく書かれています。この本を読んでロードレースが団体競技ということを知りました。興味のある方は是非♪

Posted byブクログ

2014/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。『サクリファイス』『エデン』のスピンオフというべき短編集。チカ、伊庭、赤城、石尾、それぞれの自転車に対する生き様が対比的に描かれている。”北の地獄”パリ・ルーベの石畳の悪路、世界選手権のゴール前の狂気のスプリント、北海道ステージレースのまさかのアシスト戦略、沖縄ツアーのまたもやまさかのアシスト戦略、そういったレースの描写がますます競技の面白さを教えてくれる。マジでチカの続編お願いします。

Posted byブクログ

2014/07/10

出張のお供に購入。 往復の飛行機の中で1日で読破。 これまでの2冊とは違って、今回のは短編集。主人公チカとは違う人にスポットを当てていて面白かった。 このシリーズには外れがないな。

Posted byブクログ

2014/07/06

自転車競技の醍醐味や選手の心情および駆け引きが、見事に描かれていて、話の世界にどんどん引き込まれて一日でよんでしまった。 残念なのは、新潮文庫からすでに出版されている短編アンソロジー集"story seller"等の収録作品と重複しているのが残念だ。

Posted byブクログ