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神様の御用人(2) の商品レビュー

3.7

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

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2024/08/25

天眼の穂乃香ちゃん。 人に見えないものが見えるのは 羨ましいと思う。 けれども見えているものについて 他の人と共感出来ないのは寂しい。 大国主神と須勢理毘売のパワフルさよ!!!

Posted byブクログ

2024/06/22

1巻を借りたあとすぐに2巻も借りていたのに、年単位で読んでいなくて、1巻を読んだあとかなり期間が空いてしまったため、最初はどんな話か覚えていなかった作品。 でも、読みながら「そうそう!こんな話だったわ」と思い出してきました。 まず、神様の出てくる話だったことすら忘れていた私...

1巻を借りたあとすぐに2巻も借りていたのに、年単位で読んでいなくて、1巻を読んだあとかなり期間が空いてしまったため、最初はどんな話か覚えていなかった作品。 でも、読みながら「そうそう!こんな話だったわ」と思い出してきました。 まず、神様の出てくる話だったことすら忘れていた私。 神様の御用聞きをする「御用人」の話だったのを1話目の途中まですっかり忘れていたため、最初ピンとこないで読んでました。 このお話は、4篇からなる短編集で、それぞれに神様が出てきます。 一寸法師や貧乏神、大国主など聞き覚えのあるメジャーな神様も出てきますが、1番気になったのは「3柱 彼女の涙」に出てくるの泣沢女神(なきさわめのかみ)。 人のこの悲しみを半分引き受けて、かわりに泣いてくれる神様だとか。 なんて役割の神様なんだ。 しかもここ1500年ほどは井戸の中で外に出ることもなく泣き続けているとは。 そんな彼女の御用は「外に出てみたい」。 そりゃあ聞いてあげるしかないでしょ、と一回の読者である私も思ったのです。 このお話だけでなく、この一冊の本には、信仰心を無くした人間のせいで、どんどん力が弱まってくる神様が出てくるんだけど、悲しいかな、現代ではたくさん起こっていることなんだろうなあと思いながら読んでました。 そして、身の回りにいろんな神様がいることを簡単に受け入れている私は、やはり日本人なんだなあと思ったのでした。(最近、キリスト教の話を聞いて一神教の考え方に全くピンとこなかったのが、このお話を読んで妙にしっくりきたのです)

Posted byブクログ

2024/06/09

神様と人間には違いはない… 三柱 彼女の涙 穂乃香ちゃんが泣沢女神と関わる中で 初めは冷たい印象だったけど だんだんと花の香りや色の描写があって 表情がみえてくる感じが好き!!

Posted byブクログ

2024/05/26

穂乃香ちゃんがよかった。 小説や漫画でも、よくヒロインが設定されるけどたまにどうしても好きになれない子がいる。 穂乃香はなぜだか、透明感があって好き。 泣沢女神、初めて知った。是非、参拝に行きたい。

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2023/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想 八百万の神と言われるだけあり、日本は多神を信じる。様々なものには神が宿るという考えは、忘れかけていることだが、自然に耐える日本人ならではの素晴らしい考え方だと感じた。 2巻からは穂乃香というヒロインが出てきて、言葉少なだが、良彦に心を開いていく。今後の関係の発展が楽しみ。 しかしながら、良彦はいつ働いているのだろう。 あらすじ 様々な神様の御用聞きをする良彦。今回は、少彦名神の温泉探し、貧乏神の家探し、井戸から出たい泣沢女神、大国主神とスセリビメの夫婦問題の解決。 今回から、良彦以外にも神々を見ることができる天眼を持つ神社の娘の穂乃香が登場する。

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2023/10/06

前作のファンタジー感に恐れをなしていたが、2作目で馴染んできたようだ。今作では神主の娘である穂乃香が、天眼と言って神様が見えることから、仲間になって御用を手伝い始めた事。将来的には御用人である良彦との恋愛にも発展しそうで楽しみになる。 今作でも温泉好きの神様に市販の温泉の元を提供...

前作のファンタジー感に恐れをなしていたが、2作目で馴染んできたようだ。今作では神主の娘である穂乃香が、天眼と言って神様が見えることから、仲間になって御用を手伝い始めた事。将来的には御用人である良彦との恋愛にも発展しそうで楽しみになる。 今作でも温泉好きの神様に市販の温泉の元を提供したり、貧乏神に取り憑く家探しを手伝ったり、出雲大社の夫婦神の離婚騒動を鎮めたり、あまりにも無茶苦茶な御用ばかり。 唯一、穂乃香も以前から知っていた泣神様の御用だけは、御用人と二人の距離が縮まった解決となり安心する。

Posted byブクログ

2023/01/23

個性豊かな神様たち。有名な神様たちをこんなキャラにしてしまうのかと感心してしまいます。面白かったりホロッとしたり。優しい気持ちになれた気がしました。

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2022/10/27

フリーターの良彦と神名検索機ことモフモフ狐の黄金の名コンビによる、御用人シリーズ第二弾。 今回から新たに神様の姿を見ることができる「天眼」を持つ女子高生、穂乃香が登場します。 今巻で出てくるどの神様もやっぱりとても人間味があり、依頼内容もどこか神様らしくないものばかり。 偉大...

フリーターの良彦と神名検索機ことモフモフ狐の黄金の名コンビによる、御用人シリーズ第二弾。 今回から新たに神様の姿を見ることができる「天眼」を持つ女子高生、穂乃香が登場します。 今巻で出てくるどの神様もやっぱりとても人間味があり、依頼内容もどこか神様らしくないものばかり。 偉大な神様でも悩みはちっぽけなんだなぁで片付けることもできるけれど、傍から見たら小さな悩みに見えても本人にとっては大きなことだったりしますもんね。 このあたりも人間臭くて面白い。 神様のキャラ設定って、古事記なんかに残された逸話から作ってるんだろうなぁ。古事記に精通してたら絶対にもっともっと楽しめただろうに…! でも読んだそばから忘れていく残念な私の脳みそじゃどだい無理な話なんですけどね〜。ぐすん。 三柱の『彼女の涙』がいちばん好きだったかな。 自分の内側にあった醜い心に気づいてショックを受ける穂乃香に、良彦がかける言葉が綺麗事じゃないのがよかった。 野球という夢が断たれたことで一時期自暴自棄になって、大切な友人にすら嫉妬してしまった良彦。そんな自分を自覚して向き合った良彦だからこそ、言える言葉だなと思いました。

Posted byブクログ

2022/08/17

'22年8月17日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ2作目。 今作は、第一作よりも好きです。より、楽しみました。「貧乏神の憂鬱」と「彼女の涙」が、特に好きです。 「ナキサワメ」って、どんな字を書くの? 人の悲しみを半分背負い、井戸の中で一人涙...

'22年8月17日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ2作目。 今作は、第一作よりも好きです。より、楽しみました。「貧乏神の憂鬱」と「彼女の涙」が、特に好きです。 「ナキサワメ」って、どんな字を書くの? 人の悲しみを半分背負い、井戸の中で一人涙を流す女神、って…なんだか可愛くって、そして可哀想。でも、神様なんですよね??巻末の「ワンポイント神様講座」によると、実際に信仰の対象として存在しているらしく、著者の創造物ではないのですね…神様の「多様性」に、ビックリしてしまいました。 あと、聴いていると…「モフモフギツネ」さんが、どうにも「おとうさん犬」とダブってしまって…どうしても笑えてしまいます。 幸せな気分に、させてもらえました…⊂(•‿•⊂ )*.✧

Posted byブクログ

2022/07/10

神様が見える目を生まれつき持つ女の子が加わって、二人+1柱で賑やかになって楽しい。 浮気症の夫の浮気癖を治してほしいという女神の御用が面白い。

Posted byブクログ