100%得をするふるさと納税生活 完全ガイド の商品レビュー
カネの亡者かつ快楽主義者による、ふるさと納税の解説本。 大雑把に言って、ふるさと納税は、実質的に毎年2000円負担するだけで、納税したお金の一部が返礼品として入手できる制度です。 たとえば、10万円のふるさと納税をすると、10万円の30%相当の返礼品を入手できます。 そして、9...
カネの亡者かつ快楽主義者による、ふるさと納税の解説本。 大雑把に言って、ふるさと納税は、実質的に毎年2000円負担するだけで、納税したお金の一部が返礼品として入手できる制度です。 たとえば、10万円のふるさと納税をすると、10万円の30%相当の返礼品を入手できます。 そして、9万8000円(10万円から2000円を引いた金額)だけ、翌年の税額が少なくなります。 つまり、この場合だと、実質的な負担額としては2000円で、3万円相当の返礼品を入手できることになります。 というわけで、一定金額以上を納税している人にとって、ふるさと納税は、とってもお得な制度、といえます。 しかし、得をする人がいる一方で、損をする側もいます。 それは、ふるさと納税をした人が住んでいる自治体。 ふるさと納税で潤う自治体(主に地方の自治体)や、ふるさと納税の利用者(主に都市部の人)が存在する裏には、損をする自治体(主に都市部の自治体)が存在するわけです。 そして、これらの損得の総和は「損」です。 このため、ふるさと納税は、拡大すればするほど、総和としての「損」も大きくなります。 というわけで、トータルで考えると、ふるさと納税は、ちっともよくない制度なのですが、この制度を利用して潤っている自治体や個人、そして、制度を支えることで潤っている企業は、ふるさと納税のメリットだけを強調することで、ふるさと納税をさらに推進しようとしています。 本書の著者も、そういう個人の一人。 ふるさと納税が生む「損」は、自治体ががんばって黙々と吸収しているため、国民には見えにくい一方、ふるさと納税のメリットは、個人が享受できるため、とってもわかりやすい。 この非対称性が、ちっともよくない制度であるふるさと納税の推進力になっている気がしてなりません。
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2014年4月初版なので、情報は古いけれど、基礎的なことは勉強になった。確定申告の記載例もあって、こんな感じなんだぁってなんとなくわかった。実際始める前に最新の情報をアップデートする必要はあるが参考になった。
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ふるさと納税の仕組みと具体的なおすすめ納税先 税金の控除は以下の通り 1.所得税については所得金額の40%を限度に、(寄付金−2000円)を所得控除 したがって(寄付金−2000円)*所得税率の所得税額が少なくなる 2.個人住民税については(寄付金−2000円)*10%を税額控...
ふるさと納税の仕組みと具体的なおすすめ納税先 税金の控除は以下の通り 1.所得税については所得金額の40%を限度に、(寄付金−2000円)を所得控除 したがって(寄付金−2000円)*所得税率の所得税額が少なくなる 2.個人住民税については(寄付金−2000円)*10%を税額控除 3.1,2により個人住民税所得割額から控除できなかった部分を、特例分により全額控除 特例分=(寄付金−2000円)*(100%-10%-所得税率) (*但し個人住民税所得割額の1割を限度) 1〜3の合計により税額控除は(寄付金−2000円)*100%となる。 具体的な納税先としては、まず米をもらえるところ、肉・魚・野菜・果物など 納税のタイミングや量には見極めが必要となる
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もともとこの方が事業主というところは参考には出来ないが、まずはサラリーマンとして寄付金の上限額を算定するというところが始まりだと思った。今年は経験の為にもやってみようと思う。
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「ふるさと納税制度とは」を知りたくて手に取ったけど、死ぬほどどうでもいい著者の自分語りから始まるので興味が萎えた。 こんなにお得だよ!色々もらえるよ!やったほうがいいよ!という内容っぽい。 みごとなまでにノブレスオブリージュが欠如した成金発想で書き方に品がない。 私は制度につい...
「ふるさと納税制度とは」を知りたくて手に取ったけど、死ぬほどどうでもいい著者の自分語りから始まるので興味が萎えた。 こんなにお得だよ!色々もらえるよ!やったほうがいいよ!という内容っぽい。 みごとなまでにノブレスオブリージュが欠如した成金発想で書き方に品がない。 私は制度について知りたいだけで、著者の納税額やグルメガイドには興味がない。 こういう方面の関心しか持たれないなら、ふるさと納税の意義ってなんなのかな。 とりあえず金持ちほど得をする制度だってことはわかった。
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ふるさと納税のことはよく分かるように記述してあるが、お金持ちの人向け。元々ふるさと納税のシステム自体が節税なので致し方ない部分ではあるが、お金持ちはお金持ちでいかにお金を生かして使うかを手間暇かけて考えているんだなと感心させられた。
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初めてふるさと納税についての本を読んだ。 具体例があり、入り口にはよい本に思う。 以下、メモ。 ・所得税:所得金額の40%を限度に、寄付金ー2K\を所得控除=(寄付金-2K\)×所得税率の所得税額が少なくなる ・住民税:(寄付金-2K\)×10%を税額控除 ・自分の課税所得を知...
初めてふるさと納税についての本を読んだ。 具体例があり、入り口にはよい本に思う。 以下、メモ。 ・所得税:所得金額の40%を限度に、寄付金ー2K\を所得控除=(寄付金-2K\)×所得税率の所得税額が少なくなる ・住民税:(寄付金-2K\)×10%を税額控除 ・自分の課税所得を知ることがポイント ・源泉徴収票から確定申告書への金額転記の具体例あり (記載例は松山市ウェブページにあったりする) ・寄付金の振込領収書があれば自治体からの受領証明書の代わりにできる ・人気のある自治体は早く申し込まないと受付終了することあり(自治体ウェブサイト、「ふるさとチョイス」で確認)
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ふるさと納税が10%と思っていたが、税額の額では、20%まで、使えるなど、また、実際の応募の仕方、それぞれの自治体の特性による注意点が書かれていることは良かったが、この筆者の学歴自慢、港区在住自慢、お金持ち自慢、家族自慢、上から見下ろしたような見方には、不快感を持ちます。いやみな...
ふるさと納税が10%と思っていたが、税額の額では、20%まで、使えるなど、また、実際の応募の仕方、それぞれの自治体の特性による注意点が書かれていることは良かったが、この筆者の学歴自慢、港区在住自慢、お金持ち自慢、家族自慢、上から見下ろしたような見方には、不快感を持ちます。いやみな性格が見えてきます。金持ちは、このようなおごった考えを持っているかとわかりました。後の筆者の同様なふるさと納税では、非難が出たのか、改めたのか、評判がいいみたいですが、一度、あまり、お金がない状態になれば、他の人の気持ちが分るのでと思いました。それから、本を書き直しても、いいのではと思った。
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お取り寄せの感覚でふるさと納税してみたいなー、どんなものなのかなーと思って手に取ったけど、私の頭が悪すぎるのか計算式は意味わからないし、著者がやたら上から目線で他者への敬意がないというか、エピソードがとにかくいちいち偉そうに思えて鼻につき、イライラしました。 もっと別の本を探しま...
お取り寄せの感覚でふるさと納税してみたいなー、どんなものなのかなーと思って手に取ったけど、私の頭が悪すぎるのか計算式は意味わからないし、著者がやたら上から目線で他者への敬意がないというか、エピソードがとにかくいちいち偉そうに思えて鼻につき、イライラしました。 もっと別の本を探します。 ……ただの僻みですかね?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ふるさと納税」という制度は、耳にしていても活用しているという人はどれぐらいいるのだろう? そんな漠然とした気持ちでいたら、身の回りにも何人か、実施した人がいたことに驚き、急いで調べたくなって、この書を手に取りました。 完全ガイドという通り、控除金額により、何が良いのか、という具体的すぎるアドバイスも。 2000円の負担で何件でも出来るし、選べる商品はたくさんあり、控除金額の違いがわかり、ふるさと納税だけで、生活するような人までいると教えて頂き、驚きました。
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