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街場の憂国会議 日本はこれからどうなるのか の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2020/10/09

A政権から S政権へと替わって 数週間が過ぎている さまざまなことが 報道されて伝わってくる 見るにつけ 聞くにつけ 「あぁ やっぱり…」 「なにも変わることなく…」 と 思ってしまう そんな時だから もう一度 読み直してみたく 手に取った一冊 高橋源一郎さんの 「安倍さ...

A政権から S政権へと替わって 数週間が過ぎている さまざまなことが 報道されて伝わってくる 見るにつけ 聞くにつけ 「あぁ やっぱり…」 「なにも変わることなく…」 と 思ってしまう そんな時だから もう一度 読み直してみたく 手に取った一冊 高橋源一郎さんの 「安倍さん(とお友達)のことば」の章が そのまんまだな と 改めて思いました

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2019/03/26

安倍政権を批判する人たちの文章を集めている。成長戦略でなければ国民は不幸になるのか、右肩下がりの中でどうフォローしていくか、という内容。

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2018/07/15

安倍さんを憂う会。少し読むタイミング遅かったかな?だけど双方に変化なし。奈喜良産の自主規制の話、厚生省が出耒たいきさつは「知らなかった〜」

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2017/08/18

この後『日本の反知性主義』『転換期を生きるきみたちへ』という、ウチダ先生編の憂国コンピレーション本が続けて出版されることになりますが、その第1弾になります。内容は識者それぞれの視点から、2014年当時の日本の政治、民主主義の問題点が考察され、提言がなされています。視点は様々ですが...

この後『日本の反知性主義』『転換期を生きるきみたちへ』という、ウチダ先生編の憂国コンピレーション本が続けて出版されることになりますが、その第1弾になります。内容は識者それぞれの視点から、2014年当時の日本の政治、民主主義の問題点が考察され、提言がなされています。視点は様々ですが、安倍政権はこれまでの戦後政権とはまったく違う性質を持ち、まったく違うことをしようとしている。その危機感を本書からひしひしと感じてもらえれば。有事に驚かされないことは、逆説的ですがこまめに驚くこと、とはまえがきでのウチダ先生の言葉。

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2017/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新自由主義というのはつまり企業利益を最優先するようなシステムである。 自称「働かない働き蟻」の私としてはそんなモノには一切ノーサンキューであるが、そんな私と同じような種族の人までもが安倍ちゃんに賛同している理由が私はどうしても理解できない。 今後は景気が上向いても私達の暮らしが良くなることは絶対にありえない。 なのになぜ…??? 愛国主義を煽るのは、新自由主義の弊害を市民に見破られないようにするための隠れ蓑になるからである。 新自由主義とは企業利益を最優先するシステムであり、寧ろ労働者の自由を制限するものである。 これからは「連帯」による多様性のある活発な活動が、国家による政治に代わるものとなるのではだかろうか。(中島)。cf. オキュパイ運動 愛国主義は 民主制の良いところは「自責性」にある。つまり誰かに押し付けやお任せばかりはできない。 リスク回避(再発防止)には予防策を考えるだけではなく、(そうなった時にどう対応するかの)対症法も常に考えておく必要がある。(安全神話を信じる日本人の陥りやすい落とし穴)

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2016/02/26

個人的には、中島岳志「空気と忖度のポリティクス」に心打たれた。現在の日本の政治状況が抱える問題を、「自分の問題」として受け取らねばならないという主張である。 自分も「水を差す人」となれるようにしたい。

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2015/08/26

小選挙区制は、得票における少数派を議席における多数派にすり替える魔法の装置。金融資本を中心とした企業利益の最優先化と、それを可能にするための国家権力の強大化と私物化が同時進行的になされたサッチャー政権がお手本とは…

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2015/06/17

本書が出版されて1年以上が経ち、当時とはまた状況が変わってきてはいるものの、一読の価値はあるはず。小田嶋さん、高橋源さんは相変わらず笑わせてくれる。気の滅入るような状況下にあってもユーモアは必要ですね。。

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2015/05/22

いい本です。現首相は右翼でもナショナリストでもなく、哲学も持たない凡庸な人間あることがよくわかりました。

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2015/04/02

内田樹を筆頭に左寄りの著者達の安倍政権に対する論考。 どの著者のものも鋭い分析に唸らされる。 想田監督いわく、安倍政権の動きを戦前回帰ではなく、グローバル企業優先のものだと解釈すると政権の不可解な動きも納得しやすい。 中島岳志いわく、個々人の忖度、空気を読みすぎる気分がタブーを産...

内田樹を筆頭に左寄りの著者達の安倍政権に対する論考。 どの著者のものも鋭い分析に唸らされる。 想田監督いわく、安倍政権の動きを戦前回帰ではなく、グローバル企業優先のものだと解釈すると政権の不可解な動きも納得しやすい。 中島岳志いわく、個々人の忖度、空気を読みすぎる気分がタブーを産み出し言論が萎縮していく。 高橋源一郎はとても皮肉が効いていて、安部首相やその周辺をチクリチクリと論理的に批判していて出色の論考であった。 鷲田清一は正確な問題分析とともに、この憂国の時代に対する処方箋として、庶民のあり方、フォロワーシップを提言している。リーダーのみに頼るのではなく、フォロワーがその状況に応じてタスクをこなせるような心の準備をしておくことが肝要だと述べている。 問題分析だけでは暗い話題になりがちの昨今だが、その世相に対する処方箋を提示してくれた鷲田清一の論考が良かった。

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