罪と罰 の商品レビュー
自分自身もほとんど文無しに近い状況なのに 目の前の娼婦一家にあり金全て差し出すロジオン、 あれこそが真の利他だ。 見返りを決して求めない、そうした一種の思いがけなさの中にある、一切の利己を含有せぬ利他。 彼の正義には、正義と言い切れぬエゴイズムのようなものが存在する。 しかし...
自分自身もほとんど文無しに近い状況なのに 目の前の娼婦一家にあり金全て差し出すロジオン、 あれこそが真の利他だ。 見返りを決して求めない、そうした一種の思いがけなさの中にある、一切の利己を含有せぬ利他。 彼の正義には、正義と言い切れぬエゴイズムのようなものが存在する。 しかしそうであったとしても、私は彼を真っ向から完全に否定することはできない。 彼の様な信念の一貫さはまだなく、未熟な青二才である。 長い、長いと言われるが 必要な長さだ。 ドストエフスキーが口述で記しながら書いた事を思うと、妥当な表現の長さであろう。 個人的にはお母さんからの手紙とかも、 本当にロジャーの事を想っている感じが伝わってきて好き。 あの文章は人生の中でそうしたやりとりをしてきた人間じゃなきゃ書けない様な気がした。
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長くて飽きてしまった。名作と言われている意味が分かるようになる日が来るといいが、それにはもう少し読書の経験を積む必要がありそうだ。
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